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青春生き残りゲーム(5)
僕には人並みに感情の機微を読み取る力はありません。ましてや、少年時代は尚更でした。
その頃は、人がどのような感情や背景をもってそういった発言をするのか、立体的にわからなかったのです。
そのくせ、自分に非難や注意が来ると酷く落ち込んだり、癇癪を起こしたりたりします。そして、2,3日その事で頭がいっぱいになってしまいます。ふとしたきっかけで、言われたことがフラッシュバックされ突然気持ちが落ち
僕がやっていきたいこと
昔から、変なやつだとか、喋らないほうがいいのに…とかよく言われてきた。
多分、考え方が他よりも大きく違うのだと思う。
それ故に、空気を読んで発言した“つもり”であっても場にそぐわなかったり、面白いと思って発した冗談を理解されず場が白けたり…幾度となくあった。
空気を読むのが疲れる。
そもそも、考え方が人と大きく違っているのだから、無理もないと思う。
だから、どうしたのか…
そう、空気を
僕らは出会った人たちでできている
僕は、今までの人生を振り返ってみると、
『いろいろな人の影響を受けてここまで形作られてきたんだなぁ。』
とつくづく思います。
30年近く生きていると、ああすれば良かったとか、こうすれば良かったとか、選択して後悔することが山のように積もっていくわけなのですね。
これは、単に僕の性格に因るものかもしれませんが、少なからずとも皆さんにも思い当たる節があると思うんです。
しかし、良く考えて
初めての投稿なので、ほどほどに自己紹介してみる(8)
うなぎ少年も小学校を卒業し、中学生になりました。中学生になると、様々な環境や心身の変化が起こりますね。うなぎ少年も例に漏れなく良くも悪くも変わっていきました。
今回から、中学生編を書いていきます。
まず、家庭環境が変わりました。
うなぎ少年の祖母が自律神経失調症になりました。70代半ばに差し掛かり、子育てを蔑ろにするほどだった仕事人間は、日に日に衰えていく自分に嫌気が差してきたものが
初めての投稿なので、ほどほどに自己紹介してみる(7)
空気を読めない、人の顔色も窺えなかったウナギ少年は、学校では言いたいことを言うくせして、人に指摘されると3日先まで気にするような繊細なところがありました。また、授業外の人前では目立ちたくないところがあるのですが、乗せられるとすぐに調子良くなって、ウケを狙いにいくような単純なところも持ち合わせていたのです。
俗に言うところの“めんどくさい人種”だったわけです。尤も、今もそうかもしれません
初めての投稿なので、ほどほどに自己紹介してみる(6)
母親の歪んだ愛に触れていくうちに、人と少しだけ違う認知特性をもつウナギ少年の心は、少しずつ歪んでいき、二面性がすくすくと育っていきました。
学年が上がるにつれて、学校で失禁した事実は徐々に少年も周囲も気にならなくなっていったようでした。そのおかげで、仲の良い友達が増えていきました。インキャの分類ではあるものの明るいほうで、よく他のクラスに行ってはゲームの話をする。水泳と持久走以外の運動は