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上のステージで活躍する選手をたくさん出したい

こんばんは!


今回は前回の記事(上のリンク)の最後に書きました、上のステージで活躍する選手をたくさん出したい理由について書きたいと思います。

わかる人にはわかると思いますが、私の3番目に投稿した「上のステージで活躍する選手をたくさん出したい」を加筆修正して再投稿しています
この記事を含め最初に投稿した4記事(私が一番伝えたい記事)を加筆修正して再投稿していく予定です。


単刀直入にいうと私みたいな競技人生を歩んで欲しくないからです。
私自身競技者としては全くと言っていいほど上手く走れず、悔しい思いしかできませんでした。
特に高校生のときは怪我が多くて、3年間のうち約1年間は怪我で走れてません。
※詳しくは下記リンクのマガジンを見てください。


その怪我はだいたい身体をしっかり強化できていれば防げた怪我だったのでその時間が非常にもったいないなと今でも思ってしまいます。
高校1年生の頃から今の知識があれば、高校生のうちから活躍出来て色んな大学から誘いが来るほどの選手になれたかもしれませんし、大学でも活躍して自分の行きたかった実業団に行って、今でも現役で活躍出来たかもしれません。
もしかしたら東京オリンピックの日本代表選手にもなれたかもしれません笑
なので、選手には競技で出来る限りいい思いをしてもらいたいので、故障を防ぐための身体強化や正しい体重管理など必要なことは全て伝えています。間違えた知識でボロボロになってほしくないので私が出来る事はしっかりとやっていきたいと思います。

ただ私ではどうしようもないことがあります。
クラブの練習は土日しか出来ないので、基本的に平日は学校で練習をすることになるのですが、特に駅伝シーズンになると各学校そこまでやる必要がないのに気合が入りすぎているのか中学生ではあり得ないほど練習をしている学校がたくさんあります。


選手から平日どんな練習をしているか書いてもらったりしていますので具体的な情報は選手の学校しかわかりませんが、聞いた情報だと茨城県の県北地区のほとんどの学校がただ走らせればいいという考えが広まっているみたいです。
というか茨城県の強化指定選手の練習会の練習がそんな感じなので、茨城のトップがこんな感じになっているので、もはや茨城県全体の問題なのかもしれません。
見習ったり参考にしなければいけない県の強化指定選手の為の練習会がそんな感じになっているので、それを知識の無い先生方が真似をすればそうなってしまいますよね笑
ひどいところだと1日20km以上走っているとか、ほぼ毎日インターバルなどの負荷の強い練習をしている中学校もあるみたいで、正直そこにいる子供たちが心配になってしまいます。

身体を強くするために走ること以外に必要なことを教えていればいいのですが、そんなことをしている茨城の中学校(特に県北地区)はほとんどありません。
むしろ量を走るよりも身体を強くするために必要なことをしっかりやったほうが勝手に速く走れるようになるのですが‥‥‥
それが影響しているせいなのか強くなる選手より潰れてしまう選手の方が圧倒的に多いのが現状です。
潰れていった選手の中には素質の高い選手もいました。

それに聞いてびっくりしたことが、詳細の練習メニューが当日にならないとわからない学校が殆どなんですよ。
普通なら大体次の試合までの練習メニューなら出してあって、指導者も選手もやることがわかっていて、もし指導者と選手のやりたいことや考えが違えば選手側から意見が出てよりいい練習メニューになっていくのが普通なのですが、練習メニューがわからなければ意見を出すことすら出来ません。
完全に先生の言われるがままになってしまうので自分で考える選手が育たなくなってしまいます。
そうすれば考えて競技に取り組める選手が必然と少なくなるので、上のステージで活躍する選手が減ってしまいます。
本来は全ての練習に意味があって必要だから練習をするのですが、練習の意味も考えられないと上では通用しません。

それに本来試合があれば、その試合で結果を出すためにトラック種目であれば1ヶ月前ぐらいから逆算して、どういう練習をしなければならないかとか、どのタイミングで負荷を掛けたり回復させたりとか、考えて考え抜いてメニューを組まなければ試合で結果を出すためのピークを試合に持って行くことはほぼ不可能なのに、当日行き当たりばったりでメニューを組んでいる先生方が多いみたいです。
実際自分がやらせたメニューを書いてみれば練習量が多いことに気がつくかもしれません笑
そんな感じだから練習量が多くなったり練習で走れるのに試合で走れないといったことが起きるのかもしれません。
それか試合に向けてのメニューを1ヶ月ぐらいのスパンで考えているのに、自分の教え子にメニューを公開してしてないだけなのかもしれませんが、それはそれで大きな問題ですよね。
何故ならいつ力をいれて、いつリラックスすればいいかわからないので、そんな状態が続けばいつも緊張状態になってしまうので、もし仮に軽い練習だとしても上手く疲れがとれない可能性があります。
結果試合前に必要以上に疲れてしまうので肝心の本番で上手く走れなくなってしまう可能性があるんですよね。


これらをどうにかしたいという気持ちはもちろんありますが、どうしようもないのが現状です。

少し気になるのですが、こんな感じであり得ないほど練習する学校ばかりなのは茨城県だけなのでしょうか?
もし他の県の指導者の方や陸上関係者がいたらコメントしてくれると助かります。

ちなみに上記リンク2つに中学の中長距離選手向けに練習量について書いてある記事がありますので良かったら見てください。


この練習超過を解決方法する方法はいくつか考えていますが、どれも時間がかかるのは間違いないです。次回はその解決策の案を書いてみようかなと思います。

では今回はこの辺で。

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