言語化を鍛えたい人注目! 語彙力・イメージ化・伝達能力〈語彙力とイメージ化編〉
ご無沙汰しております。
アドバイザーのこうたです。
ありがたいことに、未だにフォロワー様が増えていることに気づきまして、占い師の記事に書こうと思った内容を投稿することにしました。
1.言語化能力とは
言語化というワードは、あらゆる技術の大枠のジャンル名みたいなもの、とご認識ください。
語彙力語彙力とよく耳にすると思いますが、言語化の中に語彙力というジャなるがある、ということです。
言語化にあたって、重要な要素は無数にあります。
全部挙げたらキリがないので、本題では3つに絞りました。
なので言語化能力を鍛えるということは、この3つを鍛えることで磨かれるとご認識ください。
2.語彙力
語彙力の定義を聞かれた時、皆さんは即答できますか?
ググった結果が↑
うーん、分かりにくい笑
上記の説明で「なるほど!」と思ったのであれば、小学生にも分かる説明に書き換えてみてください。
はい、結論をお伝えすると、『相手の理解度に合わせて調整する、表現の幅』です。
まあ↑の3行半を要約したもんだと認識してもらえれば大丈夫です。
上司、部下、同僚、子どもに対して、等しい表現で説明することは不可能だと思います。
子どもが極端な要素だと思うかもしれませんが、人の知能レベルはピンキリです。
偏差値70の学生と40の学生とでは、理解力が異なるのは分かりますよね?
社会人はこれらが混在しているのですから、極論、子どもにも説明できる解説力がないと、多くの人に伝えることはできないのです。
じゃあこの『表現の幅』がなんなのかですが…………
「分かりました」という単語を例に出してみましょう。
子どもが言ったことに対して、「分かった!」と言えば、自分が子どもの言ったことを理解したと子どもに伝わります。
友人であれば、「了解!」と伝えることが多いですよね?
では上司やクライアントに指示された時、正しい返しはなんでしょうか?
「分かりました」や「了解しました」だと不足しているのはご存知かと思います。
答えは、「承知しました」「かしこまりました」です。
または上司のお子さんに対して、「聡明なお子様ですね」と言うことはあっても、子どもに直接「君は聡明な子だね」とは言いません。
「君は賢い!」と表現を変えるはずです。
相手に合わせて表現の幅を変えていますよね?
単語だけだと敬語の勉強範囲に収まってしまうので、先ほどググった文章を子ども(小学校低学年)に対して説明する内容に書き換えてみましょう。
↓
この内容で反論したいことは分かります。
2つの問題がありますね。
一つは、語彙力の意味が変わってない? です。
楽しいお喋りも間違ってはいないけど、メインは円滑なコミュニケーションであり、状況に応じた言葉選びだと今まで説明していたじゃんと。
じゃあ逆に聞きますが、小学校低学年でそのスキルを使わなければならない場面、ありますか?
そもそもその前提が無意味なため、子どもの世界観に合わせて簡略化することに問題はありません。
相手の状況に合わせて変えることも、言語化能力を磨くのに必須の技術です。
2つ目が、それでもこの内容は伝わらなくね? ですね。
大半には伝わらないと思います。
つまり何が言いたいのかと言うと、語彙力だけを極限に磨いたところで、伝えるのには限界があるということです。
3.イメージ化
先ほどの問題を解消するのに役に立つのが、今回のお題。
人は話す時に、頭の中である程度イメージしています。
シチュエーションだったり、記憶の映像だったり。
それを言語化して、相手にも同じイメージをしてもらうことで、より鮮明に内容が伝わるようになるのです。
※1に注目してください。
「相手や状況に合わせて使い分ける能力」って、つまりどういうこと? と子どもに説明するのであれば、私ならこう伝えます。
こんな感じに、例えを出すのがイメージ化です。
まあ上記は別のテクニックも使っているし、これを理解したところで『語彙力』の100%の理解に繋がるわけでもありません。
しかし子どもにはこういう違いがあると分かるだけで、充分な語彙力の説明になります(この前提も大事)。
子どもの場合、例えをメインに伝えたほうが分かりやすいですしね。
私の記事ではイメージ化がよく使われています。
だから分かりやすいんです笑
イメージ化とは、相手がイメージできるように具体性を高めること。
そしてそのためには、自身でも映像化できている必要があります。
そしてイメージ化にもいくつかコツがあって、一番大事なのが、相手のイメージの範囲を最初から強制的に狭めることです。
先ほどの子どもの例で言うと、「大人には『おはようございます』って言うでしょ?」と伝えていない点です。
あえて「先生」を使ったのは、親や近所のおじさんには気軽に挨拶をしている可能性があるから。
だから最も「おはようございます」を使っているであろう先生に、焦点を絞ったわけです。
これとは別に、私はよく会話で、「うーん、伝えるのが難しいんだけど」と前置きをすることがあります。
これは難しいという前提を先に伝えることで、なんとなく理解できればいいやという、理解のハードルを下げるためです。
100理解しようとすれば躓きますが、50でも分かれば充分だと認識していれば、それなりに理解することができるからです。
4.語彙力を増やすコツ
まずよく耳にする、『読書』はオススメしません。
読書は取っ掛かりとしては悪くないのですが、インプットだけでは人は身につかないからです。
それに本を読むと、どうしても内容の理解に意識が集中してしまい、表現や単語を覚えることは二の次になってしまいます。
それこそ、メモをしながら読むことまでしないとなかなか身につきません。
最も重要なのがアウトプット。
そしてアウトプットに適しているのが、文章を書くことです。
小説でもnoteの記事でも構いません。
そして常に、『類語・対義語』をググることが肝要です。
(ちなみに「肝要」とは、「最も重要」の類義語です。あまり目にしないですよね?)
小説のキャラクターなら、真面目なキャラであれば難しい単語に変換する必要があるし、楽観的なら軽いワードが求められます。
noteでも内容の真面目さやターゲット層によって使い分ける必要が出てくるでしょう。
それに実際に使用すれば、嫌でも記憶されます。
人は連想記憶が最も覚えやすいのです。
そしてこれらができるようになると何が身につくかというと、相手の目線に立って考える(理解する)ことができるようになります。
これはコミュニケーションにおいて、言語化においても究極の境地です。
5.終わり
いかがでしたか?
言語化とは、語彙力とは、イメージ化とはと、これらを説明できるようになるのが言語化能力です。
まずは自分の得意分野からでも構いません。
自分の知識を無知な相手に伝える技術を磨いてください。
そしてそのために最も重要なのが、次章で説明する3つ目の要素の『伝達能力』です。
実はこの記事ですでに、伝達能力の技術を披露しています。
お楽しみに〜
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