マガジンのカバー画像

北関東の旅

21
たびてくの旅、北関東編 群馬県、栃木県、茨城県の旅編
運営しているクリエイター

記事一覧

なぜ、群馬県はまんじゅうの種類が多いのか?

なぜ、群馬県はまんじゅうの種類が多いのか?

結論小麦の生産が盛んだったから

かかあ天下と呼ばれるほど、農業、養蚕業で女性が働き、忙しいため、カンタンにつくれる

群馬県には、味噌まんじゅう、温泉まんじゅう

4月19日は、「まんじゅう祭」毎年4月19日は、奈良市の林神社で、まんじゅう祭が行われます。

7世紀、中国では、シルクロードを通じて石臼による製粉技術が伝わりました。その結果、小麦粉を使った料理が発達し、まんじゅう、餃子が登場しまし

もっとみる
水戸駅で降りて茨城県のローカルチェーン店巡りをしてきた【ほぼ日記】

水戸駅で降りて茨城県のローカルチェーン店巡りをしてきた【ほぼ日記】

要約茨城県には、料理が登場するまでの待ち時間も楽しめるレストランがあった。

茨城県行きつけのローカルチェーンのカフェでnoteのネタ作りのための深堀りをした。

納豆館で納豆について学び、お土産として納豆を買った。

2024年、3月23日。青春18きっぷを片手に水戸へ行きました。今回訪れた目的は、茨城県のローカルチェーン店に行くためです。気になっていたけど、できなかった

茨城県のローカルチェ

もっとみる
日光と久能山を結ぶ徳川家康とイチゴ

日光と久能山を結ぶ徳川家康とイチゴ

結論:徳川家康の遺言によって建てられ、久能山は故郷、日光は幕府の祖として置かれた。イチゴは幕末に伝わり、栃木県の気候、久能山のふもとの地形にピッタリ。
徳川家康2023年の大河ドラマ、「家康どうする?」の主人公になりました。1603年に征夷大将軍に任命されて開いた江戸幕府は15代将軍徳川慶喜が朝廷に政権を返還するまで、264年間続きました。

今回は、徳川家康を祀った東照宮について話します。

もっとみる
【冬の味覚】東のアンコウ、西のフグを食べ比べてみた

【冬の味覚】東のアンコウ、西のフグを食べ比べてみた

 みなさんは、冬の味覚といえば何を思い浮かべますか?白菜、みかん、いちご、カニ、カキ…。
 冬の味覚の王様といえば、アンコウ、フグ。今回は、アンコウとフグの名産地に行って食べ比べました。

アンコウ(鮟鱇、Goosefish) 茨城県が漁獲量1位。特に、大洗町、北茨城市など茨城県北部で水揚げが盛ん。福島県南部、千葉県、島根県、山口県でも水揚げされます。実は、山口県の下関港が日本一の水揚げ量を誇りま

もっとみる
なぜ、高崎でだるまがさかんに作られているのか?

なぜ、高崎でだるまがさかんに作られているのか?

結論:天明の大飢饉がきっかけとなり、農民の副業として始まり、江戸から全国各地へ販売されるようになったから。
日本のだるまの80%を生産している群馬県高崎市高崎市では、日本の80%ものだるまが作られています。高崎駅には、だるま像があります。達磨寺で有名な少林山達磨寺の参道を中心に、だるま工房が見られ、お土産としても有名です。さらに、だるまをモチーフにしたお弁当箱にさまざまな食材が詰め込まれただるま弁

もっとみる
2023年、特に美味しかった旅先のグルメ3選

2023年、特に美味しかった旅先のグルメ3選

結論:北海道のスープカレー、チャンネル登録者50万人超人気YouTuberの焼肉屋の生タン、福岡の鮮度の良すぎるネタの乗った寿司
2023年も日本各地で美味しいグルメに出会いました。特に印象に残ったグルメについて、3つに絞って紹介します。

GARAKUのスープカレー(札幌市)札幌の人気グルメの一つが、スープカレー。スープカレーは、サラサラのスープに各店独自に配合した数十種類のスパイスを合わせ、大

もっとみる
ネギとこんにゃくを買うために、冬の下仁田へ

ネギとこんにゃくを買うために、冬の下仁田へ

結論: 火山活動、涼しい気候が甘いネギ、美味しいこんにゃくを生み出す。
群馬県下仁田町群馬県の南西にある下仁田町は、下仁田ネギ、こんにゃくが名物です。群馬県の歴史、自然などが描かれた上毛かるたにも、「ねぎとこんにゃく下仁田名産」と読まれています。下仁田は、榛名山や荒船山など町の西側を中心に起きた火山活動により、噴出した軽石、火山灰、溶岩など砂が広がり、水はけのよい土地です。この水はけの良い土地を利

もっとみる
なぜ、中禅寺湖に魚が棲めなかったか?

なぜ、中禅寺湖に魚が棲めなかったか?

結論:華厳の滝で詰んだから
日光の観光地と言えば、世界遺産に登録されている日光の社寺と山奥にある中禅寺湖。日光の社寺の代表は、東照宮、二荒山神社、 日輪寺を中心とし、103の建造物が1999年、世界文化遺産に登録されました。中禅寺湖は、日光からさらに山奥にある大きな湖。今回はJR日光駅からバスに乗って中禅寺湖へ向かいました。

いろは坂日光駅がある場所は、標高574m。一方、中禅寺湖は標高1296

もっとみる
「みそきん」との出会い

「みそきん」との出会い

結論: ヒカキンさんのおかげで生まれた新たな出会い
カップラーメン「みそきん」のルーツは新潟県説新潟市で新潟濃厚味噌ラーメンを食べているときに、ふと思いました。

「みそきんのモデルは新潟のラーメンではないか?」

「みそきん」とは、ヒカキンさんが日清食品と手を組んで開発したカップラーメン。セブンイレブン限定で5月9日の発売、8月10日再販されるやいなや、売り切れ続出になった幻のカップラーメン。

もっとみる
宇都宮ライトレール線(LRT)に乗ってみた

宇都宮ライトレール線(LRT)に乗ってみた

【結論】 「交通系ICカード必須」
宇都宮ライトレール線宇都宮ライトレール線(以下宇都宮LRT)は、2023年8月26日(土)に開業した日本で最も新しい鉄道です。富山県高岡市を走る万葉線以来、75年ぶりに開業しました。宇都宮駅から、芳賀町、高根沢町にある芳賀高根沢工業団地まで、14.6km、19停留所を48分で結びます。
運賃は150円~400円で距離によって変わります。中学生以上は大人料金、小学

もっとみる
YouTuberの聖地巡礼第一話、「ホルモンしま田」へ行ってみた

YouTuberの聖地巡礼第一話、「ホルモンしま田」へ行ってみた

結論 また予約して行きたい
前回の雪松食堂の振り返り前回、無人販売の聖地巡礼シリーズとして「餃子の雪松」のモデルとなったお店、「雪松食堂」に行きました。雪松食堂は群馬県北部の水上温泉にあります。冷凍餃子を開発するきっかけは、「餃子の雪松」の創業者の叔父が経営している「雪松食堂」の味を残すためでした。餃子の雪松の冷凍餃子の再現度の高さに驚かされつつ、雪松食堂は、こじんまりとした食堂で近くにあれば毎日

もっとみる
土合で体験!「国境の長いトンネルを抜けるとそこは雪国だった」

土合で体験!「国境の長いトンネルを抜けるとそこは雪国だった」

 ノーベル賞作家川端康成さんの代表作、雪国の冒頭。雪国は、都会生活に飽きた主人公、島村が越後湯沢温泉へやってきたとき、芸者の駒子と出会い、愛情、生き方に惹かれていく恋愛物語です。
 雪国の舞台はJR上越線の清水トンネル。清水トンネルは全長9702mあり、1962年の北陸トンネルが開通するまで日本最長のトンネルでした。越後と上州を結ぶ国境の長いトンネルです。上越線は、新潟県長岡市と群馬県高崎市を結ぶ

もっとみる
無人店舗の聖地巡礼、餃子の雪松編

無人店舗の聖地巡礼、餃子の雪松編

結論→昔ながらの食堂で餃子だけではない
皆さんは、「餃子の雪松」を知っていますか? 餃子の雪松は、沖縄県を除いた46都道府県に432店舗(2023年6月時点)ある冷凍餃子の専門店。無人店舗が特徴で冷凍餃子専門店のパイオニア。モデルは、群馬県北部の水上温泉にある「雪松食堂」。
 なぜ、1軒の食堂が、全国規模の餃子を販売することになったでしょうか?

雪松食堂に行ったきっかけ 餃子の雪松の冷凍餃子を食

もっとみる
【ハンバーグ】「さわやか」と「フライングガーデン」のちがい

【ハンバーグ】「さわやか」と「フライングガーデン」のちがい

結論:さわやかは高密度な赤身、フライングガーデンは、ジューシーな脂 今回は、ハンバーグが有名なローカルレストラン、「炭火焼ハンバーグさわやか」、「フライングガーデン」に行って食べ比べました。

さわやか 静岡県内に35店舗あるローカルレストラン。
 静岡県中部の袋井市に本社を構えています。静岡県菊川市に「コーヒーショップさわやか」として1977年創業しました。現存する最古の店舗は、1980年に創業

もっとみる