托口出版@ひとり出版社

〜大阪から世界へ「オモロい」を届ける〜 令和4年2月1日に「株式会社 托口出版」として…

托口出版@ひとり出版社

〜大阪から世界へ「オモロい」を届ける〜 令和4年2月1日に「株式会社 托口出版」として設立したばかりの出来立てほやほやな一人出版社です。 noteは出版社を立ち上げたい方のお役に少しでもなりたくて始めました。 https://linktr.ee/takkoubooks

記事一覧

【コラム】なぜ出版を行なっているのか。

気がづけば前回の更新より半年が経ちました。 小社も今年の2月1日を迎え、三期目に突入いたしました。 ひとえにみなさまのおかげでございます。 心よりお礼申し上げます…

【コラム】脱スマホ-デジタルデトックス旅-

ようやく秋らしい季節を感じられるようになりましたね。 9月末で弊社も2期目を無事みなさまのおかげで終えることができました。 心よりお礼申し上げます。 托口出版から…

『釜芸、井戸を掘る』予約開始いたしました。

釜ヶ崎芸術大学 著 NPO法人 こえとことばとこころの部屋(ココルーム) 編 2023年10月6日発売 予定 A5横/並製86頁/フルカラー ISBN9784910850047 定価:1,650円(本体:1,5…

【コラム】ペン回しを極めれば出版社から内定がもらえる

大手出版社と違って、バンバン本が出るわけではないので、こうしてたまに簡単なコラムでも書こうかと思ってます。 近頃、人前で話す機会が少しずつ増えてきましたので、自…

土田康彦著『神戸みなと食堂』が今月発刊いたします。

土田 康彦 著 2023年5月29日 発売予定 四六判/256頁 ISBN9784910850030 定価:2,200円(本体:2,000円+税) 著者紹介 内容紹介 小説家として土田康彦氏が書き下ろした…

【托口出版】2022年の振り返り【ひとり出版社】

随分と遅くなりましたが、みなさま新年あけましておめでとうございます。 本年も何卒よろしくお願い申し上げます。 さて、私自身の備忘録も兼ねて2022年の托口出版を…

自ら育てた綿から服を作るプロジェクト「land to skin」の軌跡を書籍化

<tomo kishida>が手がけるレーベルの一つである<land to skin >に焦点を当てた書籍を、現在托口出版にて鋭意製作中でございます。 ご予約を開始する前に本書についてご紹…

写真集『三ッ寺会館』の予約開始いたしました。

なすび 著 2022年12月8日 発行予定 変形A判(210mm×210mm)/86頁/フルカラー ISBN9784910850016 定価:4,180円(本体:3,800円+税) 著者紹介 内容紹介 托口出版より…

全日本ペン回し選手権大会に行ってきました。

8月27日に渋谷GARRET udagawaにてJapEn Project主催で開催された「全日本ペン回し選手権大会」に足を運んで参りました。 事前のオンライン予選会に勝ち上がった上位8名が…

【出版社向け】はじめての電子書籍化について【AmazonKDP】

6月30日に発刊いたしました【ペン回しのプロKayが教えるHow to Penspinning】ですが、この度Amazonにで電子書籍版の配信もスタートいたしました。 全て日本語版ではござい…

YouTubeはじめました

なにか本以外にもオモロいコンテンツを提供出来ればと開設いたしました。 目下のところ「忙しい人のためのフラッシュ文学コレクション」という、青空文庫掲載の掌編小説を…

【出版業界向け】小規模出版社(者)とインボイス制度および課税売上高5,000万円以下の出版社のインボイス制度

*当記事は税理士の監修を受けておりませんので、認識の誤りが含まれる場合がございます。記載内容に誤りがございましたらご連絡いただければ幸いです。 また、本記事は適…

出版流通について(ISBNコードと書籍JANコードとは)

さて、小社から一冊目の書籍が発刊されましたので、市場に流れるまでを簡単に振り返ってみようと思います。 出版流通については、他に詳しく解説していらっしゃる方がたく…

ついに托口出版から本が出ました!

「ペン回しのプロKayが教えるHow to Penspinning」 ペン回しパフォーマー Kay 著 2022年6月30日 発行 A5判/66頁/フルカラー ISBN9784910850009 定価:2,420円(本体:2,…

出版社の立ち上げ方(融資および銀行口座開設について)

初の書籍の刊行に向けてバタバタしており少し間が空いてしまいました。申し訳ございません。 前回の記事を読んでいない人は上記リンクより一読お願いいたします。 さて、…

出版社の立ち上げ方(法人設立まで)

法人の設立から2ヶ月半が経ちましたが出版社という箱を作るのが大体終了したので、順を追って書き留めていこうかと思います。 「ひとり出版社」を立ち上げようと思ってい…

【コラム】なぜ出版を行なっているのか。

【コラム】なぜ出版を行なっているのか。

気がづけば前回の更新より半年が経ちました。
小社も今年の2月1日を迎え、三期目に突入いたしました。
ひとえにみなさまのおかげでございます。
心よりお礼申し上げます。

さて、有難いことにこの一年間で何件か講演に呼んでいただきました。

あと、勁版会という関西の版元の集まりでも2023年の10月に『「ひとり出版社を立ち上げてわかったこと」―出版不況が叫ばれる今、増えつつあるひとり出版社の奮闘―』とい

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【コラム】脱スマホ-デジタルデトックス旅-

【コラム】脱スマホ-デジタルデトックス旅-

ようやく秋らしい季節を感じられるようになりましたね。
9月末で弊社も2期目を無事みなさまのおかげで終えることができました。
心よりお礼申し上げます。
托口出版からの発刊物を楽しみにしてくださっている読者の方々がいらっしゃることで、日々諦めずに書籍を作り続けられております。
近刊に『釜芸、井戸を掘る』がございます。よろしければこちらの記事も合わせてご覧いただければ嬉しいです。

さて、上記の書籍を作

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『釜芸、井戸を掘る』予約開始いたしました。

『釜芸、井戸を掘る』予約開始いたしました。

釜ヶ崎芸術大学 著
NPO法人 こえとことばとこころの部屋(ココルーム) 編
2023年10月6日発売 予定
A5横/並製86頁/フルカラー
ISBN9784910850047
定価:1,650円(本体:1,500円+税)

著者紹介

托口出版より5冊目なる書籍は、大阪のど真ん中、西成は通称・釜ヶ崎で井戸を堀ったプロジェクトの記録集です。

ココルームの上田假奈代様から書籍制作のお話しをいただい

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【コラム】ペン回しを極めれば出版社から内定がもらえる

【コラム】ペン回しを極めれば出版社から内定がもらえる

大手出版社と違って、バンバン本が出るわけではないので、こうしてたまに簡単なコラムでも書こうかと思ってます。
近頃、人前で話す機会が少しずつ増えてきましたので、自分の考えをアウトプットしておくのが重要かな、なんて思ったってのもコラムを始める理由の一つです。

就活系の記事はもう数ヶ月早く書いておくとよかったんですが、いいでしょう。今年の就職活動にまだ使えないこともないですし、来年度就職活動を行う人の

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土田康彦著『神戸みなと食堂』が今月発刊いたします。

土田康彦著『神戸みなと食堂』が今月発刊いたします。

土田 康彦 著
2023年5月29日 発売予定
四六判/256頁
ISBN9784910850030
定価:2,200円(本体:2,000円+税)

著者紹介

内容紹介

小説家として土田康彦氏が書き下ろした二作目の作品『神戸みなと食堂』のご予約を、4月17日より全国の書店および各社ECサイトにて開始いたしました。

ご予約開始からたくさんのご注文いただきまして、誠にありがとうございます。
おか

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【托口出版】2022年の振り返り【ひとり出版社】

【托口出版】2022年の振り返り【ひとり出版社】

随分と遅くなりましたが、みなさま新年あけましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

さて、私自身の備忘録も兼ねて2022年の托口出版を簡単に振り返っておこうと思います。

・1月
下旬に出版社立ち上げを決心して、事業計画書を一気に作り上げて商工会議所に相談へ伺ったり、事務所を押さえたりホームページを作成したりと慌ただしくしておりました。
法人の立ち上げについては、過去に

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自ら育てた綿から服を作るプロジェクト「land to skin」の軌跡を書籍化

自ら育てた綿から服を作るプロジェクト「land to skin」の軌跡を書籍化

<tomo kishida>が手がけるレーベルの一つである<land to skin >に焦点を当てた書籍を、現在托口出版にて鋭意製作中でございます。

ご予約を開始する前に本書についてご紹介できれば嬉しいです。
お取り扱いにつきましては、全国の書店でお買い求めいただける他、別途セレクトショップ等でも販売予定でございます。詳細につきましては、追ってアナウンスいたします。
*2022年12月27日

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写真集『三ッ寺会館』の予約開始いたしました。

写真集『三ッ寺会館』の予約開始いたしました。

なすび 著
2022年12月8日 発行予定
変形A判(210mm×210mm)/86頁/フルカラー
ISBN9784910850016
定価:4,180円(本体:3,800円+税)

著者紹介

内容紹介

托口出版より二冊目となる発刊書籍は、大阪ミナミのアメリカ村に50年以上佇む「三ッ寺会館」通称ミッテラ(ミッ寺)にスポットライトを当てた写真集です。

「三ッ寺会館」って?という方もいらっしゃる

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全日本ペン回し選手権大会に行ってきました。

全日本ペン回し選手権大会に行ってきました。

8月27日に渋谷GARRET udagawaにてJapEn Project主催で開催された「全日本ペン回し選手権大会」に足を運んで参りました。

事前のオンライン予選会に勝ち上がった上位8名が、会場で1:1のトーナメントで「ペン回し」の腕前を競い合いました。

過去に、PenSpinning Tournament Japan(日本ペン回し協会主催)やナランハペン回しフェスティバル等のオフライン大会

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【出版社向け】はじめての電子書籍化について【AmazonKDP】

【出版社向け】はじめての電子書籍化について【AmazonKDP】

6月30日に発刊いたしました【ペン回しのプロKayが教えるHow to Penspinning】ですが、この度Amazonにで電子書籍版の配信もスタートいたしました。

全て日本語版ではございますが全15カ国で配信しております。
(アメリカ/イギリス/ドイツ/フランス/日本/カナダ/イタリア/スペイン/インド/オランダ/ポーランド/スウェーデン/ブラジル/メキシコ/オーストラリア)

本書について

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YouTubeはじめました

YouTubeはじめました

なにか本以外にもオモロいコンテンツを提供出来ればと開設いたしました。

目下のところ「忙しい人のためのフラッシュ文学コレクション」という、青空文庫掲載の掌編小説をフラッシュ形式に再編したシリーズを拡充させていきます。

忙しくて文学作品に中々触れることが出来ない人に、ちょっとした隙間時間で楽しんで貰えれば嬉しいです。

元動画は1秒間隔で表示が切り替わりますが、不思議と読めるのは眼球が行を追う作業

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【出版業界向け】小規模出版社(者)とインボイス制度および課税売上高5,000万円以下の出版社のインボイス制度

【出版業界向け】小規模出版社(者)とインボイス制度および課税売上高5,000万円以下の出版社のインボイス制度

*当記事は税理士の監修を受けておりませんので、認識の誤りが含まれる場合がございます。記載内容に誤りがございましたらご連絡いただければ幸いです。
また、本記事は適格請求書保存方式(インボイス制度)に対しての是非を訴えかけるものではなく、あくまで導入された際にどう対応する必要があるのか当事者である私が現時点で考えている内容です。

さて、度重なる延期を経て2023年10月1日より開始される予定のインボ

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出版流通について(ISBNコードと書籍JANコードとは)

出版流通について(ISBNコードと書籍JANコードとは)

さて、小社から一冊目の書籍が発刊されましたので、市場に流れるまでを簡単に振り返ってみようと思います。

出版流通については、他に詳しく解説していらっしゃる方がたくさんおりますので、あくまで私の備忘録としてご覧いただければ幸いでございます(ですので、実際に実務に直面した人以外は少しよく分からないかも知れません)。

とは言うものの、出版業界を取り巻く環境は日々変化しておりますので、これから出版社の立

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ついに托口出版から本が出ました!

ついに托口出版から本が出ました!

「ペン回しのプロKayが教えるHow to Penspinning」

ペン回しパフォーマー Kay 著
2022年6月30日 発行
A5判/66頁/フルカラー
ISBN9784910850009
定価:2,420円(本体:2,200円+税)

皆様のおかげで、ついに発刊にいたりました。
本当にありがとうございます。
また、お買い求めいただきました皆様心より御礼申し上げます。

托口出版設立から丸

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出版社の立ち上げ方(融資および銀行口座開設について)

出版社の立ち上げ方(融資および銀行口座開設について)

初の書籍の刊行に向けてバタバタしており少し間が空いてしまいました。申し訳ございません。
前回の記事を読んでいない人は上記リンクより一読お願いいたします。

さて、融資については前回の記事で、日本政策金融公庫との相談日が決まったところまでお話しましたが、この記事では簡単に事業計画書について触れた後に、融資実行までの流れを振り返ります。

今回、利用した融資制度は日本政策金融公庫の「新創業融資制度」で

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出版社の立ち上げ方(法人設立まで)

出版社の立ち上げ方(法人設立まで)

法人の設立から2ヶ月半が経ちましたが出版社という箱を作るのが大体終了したので、順を追って書き留めていこうかと思います。

「ひとり出版社」を立ち上げようと思っている方にスケジュール感を掴んでいただければ幸いです。
ただし、前回の記事で少し触れた様に専門的な知識を多少有した上での進行でしたので、恐らくこれから述べるのが最短として捉えて更に余裕を持って準備すると良いかと思います。

結論から述べますと

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