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『釜芸、井戸を掘る』予約開始いたしました。

釜ヶ崎芸術大学 著
NPO法人 こえとことばとこころの部屋(ココルーム) 編
2023年10月6日発売 予定
A5横/並製86頁/フルカラー
ISBN9784910850047
定価:1,650円(本体:1,500円+税)

著者紹介

釜ヶ崎芸術大学
釡ヶ崎のまちを大学に見立てたコミュニティ大学。
2012年より大阪市西成区釡ヶ崎で施設の談話室や市民館などで開講。NPO法人ココルームが運営し、年間80~100のワークショップ型の講座を開く。これまで「釡ヶ崎狂言会」、「釡ヶ崎オ!ペラ」、「宇宙ガムラン」などさまざまな創作活動も行ってきた。コロナ下では、ココルームのテラスで開講し、オンラインも合わせて続けた。
展覧会など:ヨコハマトリエンナーレ2014、アーツ前橋「表現の森」(2016)、鳥の演劇祭(2016)、大岡信ことば館「釡芸がやって来た!」(2017)、大阪関西国際芸術祭(2022,2023)など

NPO法人 こえとことばとこころの部屋(ココルーム)
釜ヶ崎芸術大学を運営するアートNPO法人。2003年、大阪市の現代芸術拠点形成事業に参画、新世界フェスティバルゲートで活動を始めた。「表現と社会と仕事と自律」をテーマに喫茶店のふりをしながら、さまざまなであいと問いを重ねる。2007年に市の事業は終了し、2008年に釡ヶ崎の端の動物園前商店街へ拠点を移す。2016年、同商店街の南に移転し「ゲストハウスとカフェと庭 釡ヶ崎芸術大学」を開く。

内容紹介
アフガニスタンの知恵と日本を掘ってきた釜ヶ崎の労働者の経験とともに水脈をたどる。
Digging with wisdom and experience from Afghanistan and Kama.

大阪の真ん中で井戸を掘ったプロジェクト、2019年春から秋の記録。

西成区の通称・釜ヶ崎にて、ペシャワール会の水源確保事業に参加していた蓮岡修氏をナビゲーターに、ココルームへ通う元・現役の日雇い労働者から教わり、子ども・若者・外国人・難民など700人が井戸を掘りました。

托口出版より5冊目なる書籍は、大阪のど真ん中、西成は通称・釜ヶ崎で井戸を堀ったプロジェクトの記録集です。

ココルームの上田假奈代様から書籍制作のお話しをいただいたとき、蛇口を捻れば水が出る日本で井戸を堀った? めちゃくちゃオモロそうやんと二つ返事でお引き受けしましたが、作っている最中も直感通りオモロい続きでした。

4月29日 ココルーム様へ実際出来上がった井戸を見学させていただきました。

ただ単に、井戸を掘ったわけではないので、その辺の詳しいことは是非手にとって読んで追体験してみてくださいね。
実際の井戸掘りの記録はもちろんのこと、関わったさまざまな人やプロフェッショナルのコラムも掲載しておりますので、読み応えありますよ。少しネタバレになりますが、井戸掘りを媒体にアートとは何かということも考える手助けとなる一冊かとも思います。

なお、この書籍につきましてはクラウドファンディングで多くの人にご協力いただいて発刊にいたりました。
詳しいプロジェクトの内容につきましてはこちらをご覧ください。
【MOTION GALLELY】
大阪の真ん中に、井戸を掘る! Well Digging in Osaka! 釜ヶ崎芸術大学

全国の書店様およびECサイトでご予約開始しております。
また、ココルーム様でも直接お買い求めいただけるようご用意ございます。
可能な方は実際に出来上がった井戸を見に行って書籍を手に取っていただければ嬉しいです。

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