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記事の書き方

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読みやすい文章、について、その作法であったり論理展開、言葉や句の使い方を身につけたい思いで作成しました。
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「という」と「こと」を減らすだけで、文章はぐっと読みやすくなる

「という」と「こと」を減らすだけで、文章はぐっと読みやすくなる

と思っている話です。もはやタイトルでぜんぶ言ってしまった。
せっかくなのでもう少し続けます。

2020/05/03追記:第二弾?書きました

なぜこの記事を書こうと思ったか。
先日、執筆した「はじめてのUIデザイン」の一般販売がスタートしまして。

この本がまだ初稿になる前、共著者のみなさんと執筆真っ最中の頃に何度か打ち合わせがあったのですが、そこで「書籍的な文章を書き慣れてない人って、"という

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SNSが変わろうとしている:Twitterの分散化方針をアナタは知っているか

SNSが変わろうとしている:Twitterの分散化方針をアナタは知っているか

今回私は2020年以降のSNSの動向を記そうと思いnoteを書き始めた。

そして今まさにTwitterはSNSの歴史的な岐路へ立っている。それは何故かを先ず語らなくてはこの話は進められないだろう。

つい先日、Twitter創始者のJack DorseyがTwitterのネットワークを分散化方針を発表したのだ。

この発表は多くの人々に衝撃を持って受け止められ、SNSをバックグラウンドから支える

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読みやすい文章のために、極力削るべき言葉リスト

読みやすい文章のために、極力削るべき言葉リスト

最近note書く人増えましたね。新年を迎え、新たに始めてみようって人も多いんじゃないでしょうか。

仕事で文章チェックしていて、削ったほうがスマートになる言葉をいくつか書き溜めてきたので、文章デビューする人のために一挙放出しちゃいます。

「私」「僕」などの一人称
あなたが書いてることはわかっているので、入れなくても伝わる流れであれば削ってOKです。

mina最新号の表紙タイトルを見て、僕ははっ

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読みやすい文章を書くコツ。私が気をつけている7つのポイント

読みやすい文章を書くコツ。私が気をつけている7つのポイント

今日はクリスマス。そんな巷の華々しさをよそに、うちの会社では編集のピークの時期を迎えている。

私は、会社では専門誌の編集を担当している。毎年この時期は提出された原稿を校正し、入稿できる状態まで仕上げていくため、忙しい。

「ライターさん」に原稿を依頼しているわけではないので、クオリティはさまざま。文章がそれほど得意ではない人も書いているし、かといって専門的な内容なので外注も難しい。

文章に正解

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情報の構造ってどうやって読み取るの?

情報の構造ってどうやって読み取るの?

前回、情報を見る視点の高さで、同じ情報からでも、読み取れる質が格段に違うという話をしました。今回は、1〜6を少し簡単に説明します。
第一段階として、情報の持っている構造を掴む、ことができれば、一度に集められる情報の量も質も、格段に上がります。
前回の記事はこちら。

前回のおさらいをすると、情報を見る段階には、これくらいの段階があります。

【情報を見る段階】
1:情報の内容
2:情報の根拠と解釈

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note初投稿が4万PVを超えたので"バズった要因"を分析してみた。

note初投稿が4万PVを超えたので"バズった要因"を分析してみた。

バズるnoteには、どんな要素があるのだろうか。

先週の火曜日に初投稿したnoteが、記事単体で40,000PVを超えた。

「この波に乗るしかない」と満を辞して金曜日に続編を公開したのだが、3,000PV程度に留まった。

「1記事目が良かっただけだ」では終りたくない。ただ単に悔しいから。「再現性」がない成果なんて、ただのマグレだ。

「再現性」を持たせるには、振り返り、分析をするしかない。見

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心理学を使った6ステップで人を飛躍的に成長させよう

心理学を使った6ステップで人を飛躍的に成長させよう

はじめまして、noakkyです。

あなたは人になにか教えるときに困ったことはありませんか?

「教えてみたけど、根本原因の解決ができたのかな...」
「質問には答えたけど彼の成長につながってるんだろうか...」
などなど...

僕も上のような不安を感じたことが何度もあります。
皆さんもちゃんと教えられた!成長のために学びを最大限に出来た!と自信を持って言える場面は少ないのではないでしょうか。

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伝わる文章に必要な、国語力よりも大事なこととは?

伝わる文章に必要な、国語力よりも大事なこととは?

ブロガーでもなんでも文字を書くのを好む類の人から、よく聞くセリフがあります。

「国語の成績が飛び抜けてよかった」

これを聞くたびに私は吐きそうになる。私は文字を書く仕事をしているし、書くことが好きです。作文に限っては得意な方で、賞をもらうこともありました。ただ国語の成績は、いたって普通。悪くもないが、飛び抜けるほどよくはなかった。だからこそ思うのです。「そうか。飛び抜けるほどの才能がないのに、

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「いい文章」を書きたいなら「いい文章」を書こうとしてはいけない

「いい文章」を書きたいなら「いい文章」を書こうとしてはいけない

いい文章を書くにはどうすればいいか? 先日、それについてあれこれとツイートしたのでnoteにまとめときます。



いい文章を書くには、いきなりいい文章を書こうとしないこと。下手でも意味わかんなくてもとにかく書きなぐる。ぼんやり思っていることをまず吐き出してしまう。

その「言葉の塊」を今度は客観的に見てわかりやすく整えて編集していく。少しずつ削って最高の輪郭にしていく。一発で美しい彫刻は生まれ

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私が「書く力」を身につけた(と思われる)方法を紹介します

私が「書く力」を身につけた(と思われる)方法を紹介します

先日のnoteに「書く力を身につけましょう」という話を書いたら「それはそうだけど、どうやって身につけられるの?」という感想が何件か寄せられたので、ひとつヒントになる(かもしれない)書籍の一節を紹介させていただきたい。

ベストセラー作家であり経営コンサルタントでもある安田佳生さんの「私、社長ではなくなりました。ワイキューブとの7435日。」から、安田さんがアメリカに留学していた時の話だ。

ほかに

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文章をうまくする、とはなにか?【相手の想像力をうまく借りる力】

文章をうまくする、とはなにか?【相手の想像力をうまく借りる力】

「卒業文集を読んだけど」

と突然、言われた。母からだ。新大阪から40分。兵庫県のベットタウンに、実家はある。2019年から2020年にかけての年末年始は、実家に帰って、とにかく原稿を書き続けていた。

「文章がうまいとはどういうことか?」と思うことがあった。そのきっかけは、先日、コルクの佐渡島さんとYoutubeで対談した際に「北野さんは、相当文章うまいですよ」と突然言っていただけたことにある。

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伝わる文章にするための実践術

伝わる文章にするための実践術

こんにちは、だーすーです。

突然ですが、「丁寧なのに見にくい」、「何が言いたいんだろう?」、「後で読もう!後回し!」こんな気持ちにさせられた文章に出会ったことありませんか?

日々やり取りするメッセージの中で、すぐに返信をするものとそうじゃないものがあると思います。

リモートワークで日々仕事をしていると『伝える力』と『読み解く力』が大事だと常々思います。

今回は、『伝える力』にフォーカスし、

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