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フォトグラムの表現

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カメラを使わないフォトグラムの表現の魅力を伝える記事を集めたマガジンです。
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記事一覧

【すみだ向島EXPO2024】 等身大の影が大集合! 「BODY PRINT ACTION 2024-わたしときおくのかたち-」

【すみだ向島EXPO2024】 等身大の影が大集合! 「BODY PRINT ACTION 2024-わたしときおくのかたち-」

 「BODY PRINT ACTION 2024」は、様々な場所でそこに集った人たちと等身大の影【BODY PRINT】を日光写真(写真の古典技法:サイアノタイプ )で撮影する4年目のプロジェクト。そのプロジェクトで生まれた作品を「すみだ向島EXPO2024」で発表します。

2024年は、「わたしときおくのかたち」をテーマに、7月末からスタートし、埼玉県、広島県、東京都、3都市6ヶ所を巡り、プロ

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「記憶はモノに宿る」個展『万影集編纂計畫』のご案内@さいたま市南浦和

「記憶はモノに宿る」個展『万影集編纂計畫』のご案内@さいたま市南浦和

2024.9/4(水)-9/16(月・祝)南浦和にあるマンゴーと珈琲が美味しい「カフェ・ギャラリーコトコト」で、『万影集編纂計畫(まんえいしゅう へんさんけいかく)』を開催します。

 本展覧会は、『記憶はモノに宿る』をキーワードに、「万影集編纂日」にご来場いただいた方が誰でも、カフェでのひとときに、太陽光と感光紙を使い制作する青写真(カメラを使わないフォトグラムの技法)で「大切なもの」や「記憶の

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13年間の「被爆樹木」との対話、「感謝」のはなし

13年間の「被爆樹木」との対話、「感謝」のはなし

子どもの頃、1学期の最後の日がとても楽しみだった。
学級活動でさよならの礼を済ませるやいなや、これから来る夏休みに心を踊らせ、重たい荷物をなんのその、駆け足で家まで帰った。
海へ行ったり、友達とプールに行ったり、少し遠くに釣りに行ったりする予定が嬉しかった。真夏の熱い太陽を皮膚で感じながら夏休みは過ぎていく。その太陽を浴びながら、蝉の声とご先祖への線香の匂いと共に、「心の奥の方に寂しさや悲しさや不

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【参加者募集中】等身大の影をつかまえませんか?「BODY PRINT ACTION 2024-わたしときおくのかたち-」

【参加者募集中】等身大の影をつかまえませんか?「BODY PRINT ACTION 2024-わたしときおくのかたち-」

【参加者予約中!:BODY PRINT ACTION 2024】

「あなたの等身大の影を撮影しませんか?」
(今年は、埼玉・東京・広島:6会場・6日時から選択できます。)

「BODY PRINT ACTION 2024」は、様々な場所でそこに集った人たちと等身大の影【BODY PRINT】を日光写真(写真の古典技法:サイアノタイプ )で撮影する4年目のプロジェクトです。

 2024年は、「わ

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「呼吸する影-被爆樹木を撮影して10年の活動報告展覧会」を開催します!

「呼吸する影-被爆樹木を撮影して10年の活動報告展覧会」を開催します!

2012年の8月。はじめて訪れた広島で、被爆樹木に出会いました。

それから、毎年広島に通い、最も爆心地から近い370mで被爆したシダレヤナギをカメラを使わないフォトグラムの技法で撮影してきました。

2022年は、10年目となる節目。
あっという間の10年でしたが、10年前、1人ではじめた撮影から、展覧会や様々な企画を通して、仲間が出来、活動を支援してくれる方と出会いました。

今回の企画では、

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【参加者募集中】「あなた」と「たいせつなひと」の等身大の影をつかまえませんか?「BODY PRINT ACTION 2023-わたしとあなた-」が始まります!

【参加者募集中】「あなた」と「たいせつなひと」の等身大の影をつかまえませんか?「BODY PRINT ACTION 2023-わたしとあなた-」が始まります!

【BODY PRINT ACTION 2023 -わたしとあなた-】
-わたしと大切なひとの等身大の影をつかまえる」-

このプロジェクトは、写真作家:浅見俊哉の「等身大の影を日光写真(サイアノタイプ )で撮影する作品シリーズ-BODY PRINT-」を、様々な人や土地で展開している3年目の企画です。(2021年メイン会場:space845・2022年メイン会場:宮代町コミュニティセンター進修館)

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「生活都市さいたま」を舞台にした『さいたま国際芸術祭2023』の目的と構成についての愉しみかたガイド

「生活都市さいたま」を舞台にした『さいたま国際芸術祭2023』の目的と構成についての愉しみかたガイド

追記(2023/12/11)

【御礼】

「さいたま国際芸術祭2020」から、生活都市さいたまを舞台に様々な表現者と共に、「ライフスタイルにアートを。」を合言葉に「誰もがアートに参加する習慣をつくりたい」と持続的な表現の時間と場所をつくる活動を続けてきました。

2019年8/10-2023年12/10の1,584日間、さいたまの地で共にこのようなプロジェクトが存在できた奇跡を今はじっくり振り返

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記憶はモノに宿る!「万影集 編纂計畫」始まります。

記憶はモノに宿る!「万影集 編纂計畫」始まります。

 宮代町立コミュニティセンター「進修館」で、かねてより構想していた『万影集 編纂計畫(まんえいしゅうへんさんけいかく)』をスタートします。

 「記憶はモノに宿る」をキーワードに、日々の暮らしの中で生まれる記憶とその記憶が宿るモノを、カメラを使わない写真「フォトグラム」で撮影し、後世に残すプロジェクトです。

 万葉集は、日本に現存する最古の和歌集。7世紀前半から759年(天平宝字3年)までの約1

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【Archive 2012】「呼吸する影―Shadow of Bombed Trees―」展 @KAPL

【Archive 2012】「呼吸する影―Shadow of Bombed Trees―」展 @KAPL

本記事は 2012-10/26に書かれたものを再編集してアップしています。

去る、2012年10月20日、21日

「呼吸する影―Shadow of Bombed Trees―」浅見俊哉作品展がKAPL(コシガヤアートポイント・ラボ)で開催されました。

『呼吸する影―シダレヤナギ(Weeping willow)』
(size:297mm×420mm-30枚構成)

富士フィルムの感光紙、コピア

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等身大の影の写真が大集合!「BODY PRINT ACTION 2022」集大成の展覧会開催中!

等身大の影の写真が大集合!「BODY PRINT ACTION 2022」集大成の展覧会開催中!

今年も、夏から秋にかけて、等身大の影をつかまえる「BODY PRINT」を様々な場所で出会った人たちと制作する「BODY PRINT ACTION 2022-気配を繋ぐ-」を実施してきました。

そのプロジェクトの集大成となる展覧会がさいたま市岩槻区の「space845」で、9/4-9/25の期間、開催中です。

2022年のプロジェクト参加者の作品を中心に、2021年のプロジェクト参加者の作品も

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「わたし」が生きている!等身大の「BODY PRINT」を制作しました!@進修館

「わたし」が生きている!等身大の「BODY PRINT」を制作しました!@進修館

大切な日(七五三、誕生日、成人式、成長記録 etc)などで記念写真を写すように、「等身大の影」と「その時の大切なもの」を一緒に残す写真習慣が生まれたらいいなと考え、2021年から「BODY PRINT ACTION」というプロジェクトを埼玉県の各地を中心に行っています。

今年は、メイン会場を宮代町立コミュニティセンター「進修館」とし、ユニークな建築物を生かした、作品展示やワークショップを実施して

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不思議な建物「進修館」でカメラを使わない写真(フォトグラム)のワークショップを実施しました!

不思議な建物「進修館」でカメラを使わない写真(フォトグラム)のワークショップを実施しました!

2022.7/2・7/9。夏日のフォトグラム制作日和に、宮代町立コミュニティセンター進修館で「影をつかまえる」を実施しました。

A4サイズの感光紙に大切なものや、記憶の品、身の回りものたちの影を焼き付けてカメラを使わないフォトグラムを制作しました。

今回のメイン会場は、埼玉県宮代町立コミュニティセンター「進修館」。

「進修館」は1980年に開館した、象設計集団が設計したユニークな建造物です。

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