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記憶はモノに宿る!「万影集 編纂計畫」始まります。

 宮代町立コミュニティセンター「進修館」で、かねてより構想していた『万影集 編纂計畫(まんえいしゅうへんさんけいかく)』をスタートします。


 「記憶はモノに宿る」をキーワードに、日々の暮らしの中で生まれる記憶とその記憶が宿るモノを、カメラを使わない写真「フォトグラム」で撮影し、後世に残すプロジェクトです。


 万葉集は、日本に現存する最古の和歌集。7世紀前半から759年(天平宝字3年)までの約130年間の天皇、貴族から下級官人、防人(防人の歌)、大道芸人、農民、東国民謡(東歌)など、さまざまな身分の人々が詠んだ歌が約 4500 首が収録されています。

 その万葉集にちなんで、「万影集」は、太陽光による青写真によって、様々な地域で出会った人たちのモノに宿る記憶を残していきます。目標は4500影。約130年をかけて編纂するプロジェクトになり、未来の人たちがその時代の感性を瑞々しく感じられる一助となることを目指します。

 参加はどなたでも可能です。暮らしの中にある記憶の品を持参して参加してください。

制作例:筆者が4歳の頃に制作した雛人形


●日時:2023.3/21・3/28・3/31

●時間:各日程 11:00-12:00/13:00-14:00

(天候により延長する場合があります。) 

●参加費:500円

●対象:小学生以上推奨(10歳未満は保護者同伴の上参加)

●場所:宮代町立コミュニティセンター進修館

埼玉県南埼玉郡宮代町笠原1-1-1

東武スカイツリーライン「東武動物公園駅」下車徒歩5分

●お問い合わせ:0480-33-3846

↓企画詳細


⚫︎写真作家・造形ワークショップデザイナー ・キュレーター・「時間」と「記憶」をテーマに制作。2012年〜ヒロシマの被爆樹木をフォトグラムで作品制作 ●中之条ビエンナーレ2019参加アーティスト ●さいたま国際芸術祭2020 市民プロジェクトコーディネーター