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色は匂へど 散りぬるを
大人になると、昔嫌いだったものが好きになったり、好きだったものが嫌いになったりする。
嫌いだったものが好きになるのは、ちょっとだけ嬉しい気持ちになるのに、なぜか好きだったものが嫌いになるのはちょっと苦しさを感じるし、とても残酷だと思う。
私の場合、「匂い」要は香水だったり芳香剤だったり、なんならその人本来が持っている体臭も。本当はまだ、好き。でも、苦い思い出たちが私の好きだったものを嫌いにさせ
気持ちに飲み込まれそうな夜
一時期とても前向きになれていたはずなのに、やっぱりダメそうだと思う日が何日も続いている。きっと体が弱っていて食欲もなくて栄養が脳に行かないから、心もそれに伴って弱く脆くなっているのだと思う。食事をとっていなくて具合が悪くなるから、何を食べようかと考えるけれど、なぜか考えるだけで疲れてしまって結局食べない。
私は元々かなり涙脆い方だけれど、ここ数日は特に泣いてばかりで情けない。少しでも気を抜くと電
ゲームの主人公のように生きてみる
人生、ほんと生きているとしんどいこといっぱいだよね。もうここでやめてしまおうかと思う瞬間が何度もある。この世の中、情報が本当にありふれているけれど、私の人生の乗り越え方なんてどこにも答えが書いていない。だってさ、人生一回目
だもん(多分)。
みんな気がついたら生きていた。気がついたらすでに世界はそこにあった。気がついたら脳を持っている人間だった。最初から逃げ道なんて用意されてなかった。
なんで
”きちんと生きる”とは
生きていれば誰でも、理不尽だ、不公平だ、こんなの耐えられないと思うような出来事に遭遇することがある。私も前職をクビになったとき、そう感じた。私はそこを解雇されたのに、まだそこでは私についての話題が止まないらしい。つくづく、人間は醜い生き物だなと感じた。
私が日本を離れたのは、日本での社会のプレッシャーが私には合わないと思ったし、もっと違う世界で仕事をしてみたいと思ったから。でも、ここにきて結局人