マガジンのカバー画像

元不登校・発達凸凹娘と私の成長記録

45
子どもが不登校になった時、困ったこと、悩んだこと。 そこから得られた心のあり方。 ちょっぴり不思議でやさしい末娘の世界。 成長したのは、娘ではなく、私でした。
運営しているクリエイター

#子どもに教えられたこと

斬新な発想におどろく!

斬新な発想におどろく!

まもなく子どもの冬休み
中学生の末娘が、冬休みの生活表を見せてくれました。

冬休み中、学習時間や振り返り、反省点を記入し、休み明け提出するものです。

事前に立てた目標
冬休み中のMyルール①生活面が衝撃でした!

なんと!斬新な発想。

ちなみにこの生活表は先生のチェック済。
特に指摘されることもなく、一回でオッケーが出たとのこと。

先生は、何にも思わなかったのだろうか…

私なら、その意図

もっとみる
思っていないことを書けるようになった

思っていないことを書けるようになった

この度、末娘は作文に思っていないことを書けるようになりました。

昔から、思っていないことは言葉にもできませんでした。

小学2年生の時の卒業生を送る会。
クラスで一人ひと言、呼びかけをする時。

末娘は、そんなこと思っていないから言えない!とボイコット。

末娘の正直な気持ちを、担任の先生はわかってくれて、セリフは他の子が代わりに言うことになりました。

私は困りながらも、正直な末娘がステキに思

もっとみる
新しい価値観 上を目指さない人

新しい価値観 上を目指さない人

10月から学校は後期。
末娘は通知表を持ってきました。

今年から中学1年生。
小学校の時とは違い、進路に影響する評定です。

さらりと見せてくれました。

末娘は中学校に入る前、3年以上授業を受けていません。

学校に行かず、自習していた時期も長く、別室登校になってからも、ひとりプリント学習。
遅れがあっても仕方ないなぁ、と思っていたので、それにしては上出来です!

と、同時に欲が出ました。

もっとみる
今のじぶんと仲良くなる

今のじぶんと仲良くなる

本日、堂々と発達外来に行ってきました。
行ってきて良かったです!
相談にのってくださった皆さま、ありがとうございます。

御礼になるのかはわかりませんが…
主治医からとても良いお話を聞かせていただいたので、シェアします。

娘には場面緘黙があります。
家族や特定の人とはふつうに話をするのに、外に出ると、ほとんど話をしません。
何故だかわからないけれど、言葉が出ないそうです。

医師がとっても良い治

もっとみる
休み明け学校に行かなくなったとしても

休み明け学校に行かなくなったとしても

休み明け、急に子どもに「学校に行きたくない」と言われた時、末娘のことを思い出してくれる人がいます。

ひとりふたりではなく…
声をかけられ、オンラインで相談にのったことも。

たぶん、私と末娘にとって、不登校は不幸の例え話ではなかったからです。

今はびっくりしているし、先が見えないし、不安だけど、もしかしたら明るい未来があるのかも…
と、思っていただけるのかもしれません。

世の中には、呪いのコ

もっとみる
じぶんを固定しない

じぶんを固定しない

中学生の末娘は吹奏楽部に入っています。
私にとっては、まさか!の選択。

①小学校時代、保健室登校だった娘が部活に?
②感覚過敏。大きな音が苦手な娘が、吹奏楽部?

これは、私が過去のデータと思い込みで、娘の特性を固定し、そこからの推測にすぎません。

娘は夏休みも毎日休まず部活に通い、音の中にいます。
きっと娘は、じぶんを固定していないのでしょう。

私って○○な人
大人になる程、じぶんを定義す

もっとみる

久しぶりの発達外来 ノンジャッジメンタル

こんにちはTO-JIBAのひろみです。
不登校の娘の定期診察のため、発達外来に行きました。
困っていることはありません。
娘は「何のために行くんだ?」と言っています。
半ば、私の心の安定のためでしょうか?笑
困っていない、とはいえ、少数派につきこれで大丈夫なのかなぁ、と思うこともあります。
そんな心に寄り添ってくれる先生がいます。
(やっぱり私のためなのか?笑)

娘について話せば話す程、おもしろ

もっとみる
料理が娘の成長につながった

料理が娘の成長につながった

画像は10歳の末娘が作ったカレーパン。
食パンに切れ目を入れて、カレーとチーズを入れ、溶き卵とパン粉をまぶして、焼きました。
娘が料理をするのは、不登校になってから。
日々家にいて時間を持て余す娘に悩んでいた時、塾の先生に勧められたのが料理でした。

料理は大人になってからも役に立つし、おいしいものを作れたら楽しい。

なるほど。
ちょうど昼食の用意にも負担を感じていたので、娘に作ってもらうことに

もっとみる
元気な声であいさつをしません

元気な声であいさつをしません

ふとした話の流れで、10歳の娘に来年度はどんな先生が担任になったらうれしいのか聞いてみました。

一生懸命でない先生。
熱心じゃない人希望だそうです。

教室に入れるように、とかお友達と仲良くとか。

工夫とか努力されても…。
どうにかさせよう系はお断りとのこと。

私は、娘の存在をそのまま観てくれる人がいいなぁ。

不登校とか、発達の特性とか、レアキャラかもしれません。
何かとお困りかと思われが

もっとみる
本日の学習時間2分 頑張らない人が好き

本日の学習時間2分 頑張らない人が好き

学年がひとつあがりました。
末娘は、張り切ることなく、マイペースに生きています。

新担任から出された、家庭学習記録。
目標時間は60分。学年×10分。
週明けに提出します。

いいでしょ。正直で。

一応、残りの58分はどうなさるんですか?とお聞きしました。

60分はあくまで目標です。
週末で疲れたので、やりません。

キッパリ。

私なら、2分じゃ出せないなぁ。
言い訳したり、水増しするかも

もっとみる
自由な人の反抗期は自由だった

自由な人の反抗期は自由だった

赤ちゃんだと思っていた末娘も11歳。
反抗期と呼ばれるお年頃らしく…

まわりでは、最近口ごたえが酷くって。
と、こぼすお母さんもいます。

我が家はどうかというと…

イラつく娘末娘が突然言い出しました。

時々イライラする

とうとう、反抗期?

長男の時は全無視され、長女は八つ当たり地獄。
なぜ、私がこんな目に遭わねばならないのか、と。涙
一時期とはいえ、また辛い日々が訪れる?

娘に、何か

もっとみる
不幸の例え話

不幸の例え話

家庭で起きる不幸の例えとして、「子どもが不登校になったり…」というフレーズを立て続けにみて、びっくりしました。

当事者です。

そうか、不幸なのか!

昨日読んだのは、今書店で山積みになり売れている本。

仕事を頑張り過ぎて家庭が疎かになるとやってくる不幸の一例として「不登校」を挙げていました。

さらっと流して読んだとしても、どこか心の片隅には残るもの。

もし、後に読んだ人が当事者となった時

もっとみる
これ以上養えない

これ以上養えない

昨日職場に保険屋さんが来ました。

キャンペーン中につき、お子さんにぬいぐるみをプレゼントします。
次回、お持ちするので、どちらが欲しいかお子さんに聞いてみてくださいね。

そこの保険屋さんは、サンリオの株主とのこと。

有名なネコか、だらけたタマゴの二択。
どちらも可愛い!
迷うだろうな〜

遠足から帰ってきた末娘に聞きました。

いらない

母の中では2択のハズが、第三の選択肢がキター。
えー

もっとみる
娘の考えるトモダチ

娘の考えるトモダチ

姉妹で面接ごっこをしていました。

問い:あなたには友達がいますか?

末娘の回答が哲学でした。

答え:どのような人のことを友達というのかわかりません。
ですが、相手がじぶんのことを友達と思っているなら、いるのでしょう。

末娘には、いわゆる個人記録カードなどに書くことのできる「トモダチ」はいません。
一日数時間の登校も、教室に入らず、放課後、遊びにいくこともゼロ。
だから、どう?ということもな

もっとみる