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やっぱり自由の喜び〜何年ぶりかの東北は、青空で迎えてくれた。春爛漫の旅日記 その2 秋田編〜横手増田まんが美術館は、遠かった〜けど、素晴らしい場所だった
仙台駅から新幹線で秋田県大曲まで150分。普段はもっと早く1時間半くらいで着くらしい「こまち」だったが、先だっての東北地震で安全運転のため盛岡からは、在来線の急行くらいの感じで、ゆったりのんびりの車窓になった。(そのためか切符は各種割引がありました)
この日も快晴で、遠くの山並みまでくっきりと全てが見える。盛岡で一旦切り替え、秋田県に入ると深い山の中を鈍行並みにゆっくり走る。森の中を探索してるみ
もしかすれば、もう会えない、あなたのためにー『ドライブ・マイ・カー』濱口竜介監督作品『春原さんのうた』杉田協士監督作品
夜中に目が覚めた。
どこかで誰かと話している場面で。スマホで誰かに連絡してたら、突然ラジオ番組がかかり、相手の言葉が聞こえないが「○○ちゃんが飛び降りて死んだ」と挟まれてくる。
聞いているわたしは、びっくりと驚いて、そして泣き叫び始めた。
「◯◯ちゃんが、死んだって言ってる!」
「◯◯ちゃんが、飛び降りたって言ってる!」
会話していた人たちは、見知らぬ人たちで。「〇〇ちゃん」は、現実の親しい
『MINAMATA』『コレクティブー国家の嘘』たまたま出会った二つの映画。強い者が弱い者をいじめて、奪い去る。この世界のー真実ーを描いて…。
ー史実に基づいた物語ーと映画の字幕にあったら。どう感じるだろうか?
映画『MINAMATA』の冒頭、こういう表現は、誤解を招くんじゃないのかなと思ったのは、すでにわたしが、映画の中で描かれるユージンのエピソードの一つに「作り話」があるという批判を読んでいたからだった。
お金のかかる映画には、さまざまな制約があり、構成の都合で実際にあった事柄を別のエピソードに転嫁したり、複数の逸話を一つに変え
愚直に、真っ直ぐにー時代は待ったなしに変化をしているーファイターズの新星今川優馬と話題の本『時給はいつも最低賃金〜』(和田靜香著)え?何にも関係ない?
2021 9/12 札幌ドーム F×E 3対0
「おーーーーー!!!」
階下から大きな声が聞こえる。日曜日、わたしは、仕事でオンライン会議の準備の最中だった。何事かとドタバタと階段を降りて。
テレビ画面には、レフトスタンド上段へ消える、白いボールが映っていた。
「今川くんが打ったの!?」
「すげーホームランだったぞ!」
試合を見ていた夫が笑っている。
今川優馬、2020年ドラフト6
『never rarely sometimes always』 勇敢な旅?少女たちは過酷な旅にしか出られないーそれが、この世界のルールだから。『17歳の瞳に映る世界』エリザ・ヒットマン監督作品
全面的に映画の中身について語りますので、これから観る予定の方、内容を知りたくない方は、後々にお読みください。
『17歳の瞳に映る世界』邦題の意味はよくわからない。原題は『never rarely sometimes always』 「 ない まれに 時々 いつも」。
おそらく配給会社は、こちらの方が意味がわからないし、集客も出来ないと考えたと想像できる。美少女二人がクローズアップされる宣伝ポス
『アメイジング・グレイスーアレサ・フランクリン』1972年、教会から聞こえる歌声は、神とともにありー
小さなシアターの暗がり。上映が始まる前の広告タイムは、長すぎたり多すぎたりで不満の人も少なからずいるけど、わたしは嫌いじゃない。何事も出会い。映画との出会いのきっかけになるのは、間違いない。
その日、何を見に行ったのか、もうすでに忘れちゃったのに、忘れられなかったのは、前宣伝で聞いたアレサ・フランクリンの歌声だった。誰もが知っている名曲「アメイジング・グレイス」。
アレサ・フランクリンは、超有
「大泉サロンなど、なかった」ー『一度きりの大泉の話』萩尾望都ーから蘇る子どもの記憶は、きっとあなたにも繋がっている。マンガを愛する全ての人たちへ。
今を去ること49年前。ほとんど半世紀が過ぎた昔の話。1972年(昭和47年)わたしは、10歳。小学校4年生。色々なことがあった。鍵っ子になった。隣の仲良しだったえりちゃんが引っ越した。ずい分早い、生理が来た。
そして、生まれて初めてマンガを読んだ。週刊少女コミック。一冊七十円だったか九十円だったか。もう記憶は、さすがに遠く朧げにしかないけれど、マンガ本を手にした興奮は、はっきりと鮮明だ。
その