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「HSP」も「HSC」も、私の知恵

みなさん、こんばんは。綺羅です。

今日もnoteをご覧いただき、ありがとうございます。


台風10号に備えて、午前中にいろいろと対策をし終えてきたところです。

人間として、今からやってくる自然現象への備えはしたつもりですので、あとは運を天に任すしかありません。

無事に過ぎ去って欲しいですね。


私は、来月から始まる通信講座までにまだ少しだけ余裕があるので、HSP関連の本を、改めて読み直しているところです。

いろいろな方の本を読み比べているのですが、著者によってHSPの説明をはじめ、口調や伝えたい部分は、それぞれ違っているなと感じています。

最近はHSPの本と、HSCの本を読み比べも、個人的なブームです。

そのおかげで、私にとって「HSP」がさらに親しみあるものになりました。



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HSCは「Highly Sensitive Child」といわれていて、さまざまな言い方がありますが「ひといちばい繊細な子ども」と訳されている、

HSP「ひといちばい繊細な人」の「人」の部分を、「子ども」に言い換えた語です。

一般的に、「HSC」が大人になると、「HSP」という言い方に変わると聞いたことがあります。


私が「HSP」の世界に足を踏み入れた道具は、主に「書籍」と「ブログ」なのですが、そのどちらも「HSP」向けに書かれたものです。

「HSP」という言葉を知って、自分で理解を深めていく最中に「HSC」の存在があることを知りました。

私は幼い時から、自分の感度の高さや、ゆっくり考える気質を、実社会では持て余していた経験があったので、そのことを振り返るために、HSCの本も購入して読んでみました。


本と読み比べると、

「HSP」の本は、自分の気質を”自分で対処していく”立場で書かれていて、

「HSC」の本は、子育ての悩みを持つ”親に寄り添う”立場で書かれている

という印象を、強く持ちました。

書かれているアドバイスが、同じような対処法が書かれている箇所を見つけるのですが、伝わってくる印象が少し違うこともありますし、全く違うように伝わってくることもあります。

ここの内容、HSPもHSCもほぼ同じなのに、なんか別々に思えるのは、なぜだろうか・・・。

その部分がずっと引っかかっていたのですが、それでも読み進めました。


読み進めている間に、「HSP」向けに書かれた特性の説明で、今ひとつ、具体的なイメージを掴めなかった部分があったのですが、「HSC」向けに書かれた文章を読んで、解決できたことがありました。

その部分こそが、先月まで投稿していた「HSP」の4つの特性である「DOES」の部分です。

「HSP」向けの本で、「DOES」を一瞬理解できたとしても、次の瞬間に、自分の身近な存在に理解してもらおうと説明しようとしても、どういう風にして伝えればいいのか、全く分からなくなっていました。

雰囲気や、自分の感覚は分かるのに、これを言葉にして説明できないのです。

その時に、言葉で説明ができなかったがゆえに、聞き流されたり、「気の持ちようだ」と言われて、妥協するしかなかった悔しさも味わいました。

そこから「HSP」向けの本だけでは理解しにくい情報や対策を、「HSC」向けの本で、説明を噛み砕いてもらおうと考えたのです。

結果、私の中では「DOES」の理解は深まり、具体的なイメージも持てるようになりました。

ここでふと思ったのです。

・・・なんで私、「HSC」の本で「DOES」が理解できたんだろうか。


私が持っている、数冊の本の中で「HSPは自己肯定感が低い」と載っていました。

その中で「自分が自分の親になって、自己肯定感を育て直す」と書かれていたものがありました。

私は「肯定感を持てなくとも、せめて自己否定感だけは、何とかして小さくしたい!」と思い、自分を育て直すために、いろいろな思考の認知やマインドセットの方法を模索していた時に、この言葉に出会いました。

言いたいことは分かるけど、これが育て直す方法になっているのかどうか、わからない・・・。

そんな疑心暗鬼と隣り合わせになりながら、試行錯誤を続けていたのです。

「HSP」向けの本で理解したいと思って必死で読んできたのに、自分の理解力がついていかないことに、一時は「もうどうでもいいや!!」と、投げ出したくなりましたが、藁にも縋る思いで、思い切って「HSC」向けの本を読んでみたのです。


ああ、そういうことを言いたかったんだ・・・。

私の疑問や引っかかりを、その文章は丁寧に解説してくれました。

理解できた安心感と共に、もう一つ、自分で自分を縛っていた鎖の正体が分かったのです。

「HSP」を知るのに「HSP」で縛らなくていいんだ、必要ならば「HSC」でも、他の分野でも、助けを借りればいいんだ・・・

と、思えました。

自分が分からないところは、他の分野で助けてもらっていいと思います。

それで理解できれば、さらに理解が深まりますし、その分野を軸にした新たな「対策方法」が見つかったりする可能性があります。

一見、違う分野に手を出すことに抵抗を感じることもありますが、そこから与えられる知恵は、「知りたい、知ろう」と思えば、誰に対しても授けてもらえると、思っています。

「図書館の本」や「組織公式のホームページ等」は、その最たる例ではないでしょうか。



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世間一般では、まだ「HSP」には「HSP」の説明本を、「HSC」には「HSC」の説明本を、「発達障がい」には「発達障がい」の説明本を、という考えが、根付いているように思います。

それはそれで間違いではありませんし、みんなが互いに、よりよい関係を築く手の一つだとも思います。

ただ、「HSP」を知って理解することは、必ずしも「HSP」関連のモノで理解できるとは限りません。

違う分野から、急に降って湧いた「理解」ができる可能性もあります。


私や相手や周囲の人間が「腑に落ちた!」とならないと、理解が難しいです。

HSPやHSCでなくとも、生きているみんなが「あの人は、どうして理解してくれないの?!」と悩む所の、一部分かもしれないとも思えるのです。

一つの分野を知っていても、物事全体を理解できません。

ましてや、人間など分からないことだらけだと、思っています。

そんな中でも、共に生きていくには、わからないなりにも理解していく、理解しようと、いろいろな所から助けを借りながら、試行錯誤していくことが、今、私が考えていることです。


いろいろな分野から「HSP」を知っていきたいです。

「HSP」から広がる分野は、私を新しい地へ導いてくれると、信じています。



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トップ画像は sassa様 からお借りしました!

ありがとうございました。


みなさんからの、スキやコメントやフォローは、私を明日へと向かわせてくれます!

この記事にお時間をいただき、ありがとうございます。


それでは、今日はここまでです。

みなさんのこの土日が、穏やかでありますように。



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