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エッセイ

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2020年10月の記事一覧

自分の経験が一番自分のためになる

自分の経験が一番自分のためになる

びっくりする出来事が起きるのが人生だ。

運命なのか偶然なのか、ありえないようなことが現実に起きて、まさに「事実は小説よりも奇なり」。

冷静な対応をする驚く出来事があった時、本来求められるのは冷静な対応だろう。

気が動転して自体を飲み込めずに困惑する人がほとんどである中、適切な行動に移ることができる人は重宝される。

もちろん、そんなことが簡単にできるのなら苦労はしない。

うまく対処し切るた

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外見より性格のほうが大事だと思う

外見より性格のほうが大事だと思う

先日、結婚願望の薄い友人と話をした。

「結婚したくないわけでもないけど、特に結婚したいとか子供がほしいとは思っていない」とのことで、いわゆる「いい人がいれば」という立場のようだ。

そして彼女にとっての「いい人」とは、外見が好みであることらしい。

外見がタイプならなんでも許せるパートナーを選ぶにあたって、外見とはそれほど重要なのだろうか。

たしか女性よりも男性の方がパートナーに外見の良さを求

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感動するのは「本気」の尊さを思い知った時

感動するのは「本気」の尊さを思い知った時

先日、劇場版の鬼滅の刃を観てきた。

映像美はさることながら、心情描写やキャラクターひとりひとりの光る個性が今作のヒットを生んだのだろう。

昔から感動で泣くのが好きなのもあって、序盤からずっとポロポロと泣きながらの鑑賞になった。

何が心を動かすか「感動作」と呼ばれる作品がある。

今回の鬼滅の刃もそうだ。

人それぞれ胸を打たれるポイントは違っているはずなのに、「感動」とくくられるのはどうして

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紳士淑女ってとても魅力的だと思う

紳士淑女ってとても魅力的だと思う

「チャラい人が好き」という友人がいる。

まあ、分からないではない。

少女漫画でも、女性の扱いに慣れている男性が、芯のある明るい主人公に惹かれて「君は特別」と一途になるのはよくある展開だ。

チャラいってなに?そもそも「チャラい」というのは何となくで共通認識を持っているけれど、どういう意味なのだろうかと疑問に思った。

調べると最初に出てくるのは「軽薄で浮ついている、遊んでいそう」というふんわり

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浅く広い知識があると生きやすい

浅く広い知識があると生きやすい

人と交流していると、本当にそれぞれ違った関心があるのだなと思う。

文化環境が違えば視点や考え方も違うので、見えている世界がまったく違うのだろう。

生きてきた中で得た知識にも個性が表れる。

どちらがいいということはないが、大別すると知識の持ち方には「浅く広い」「狭く深い」の2種類があって、近年は「狭く深い」知識を持っている方がよいという風潮だ。

狭く深い知識最近はどうにも「個」が重要視されて

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鬼滅の刃のヒットで思うこと

鬼滅の刃のヒットで思うこと

映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の興行収入が100億円を突破し、過去1位であった「千と千尋の神隠し」を超えたらしい。

これほど人気を博した理由については様々な人が見解を述べているので、いくつかの記事を覗いてみるのも面白いと思う。

私は、にわか(未満)視点で現時点の所感を述べる。

王道中の王道所感と言ったものの、私は鬼滅の刃の原作を読んでいない。アニメシリーズも見ていない。

先日、2週連

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平和ボケしていたい

平和ボケしていたい

なんだか忙しない世の中になってきたなと思う。

「自分の身は自分で守る」のような、個人の危機管理が推されているからだろうか。

国や会社に頼らず、スキルアップして個人の能力や価値を高めるような風潮だ。

時代は変わった時代の流れに乗るのは大切だし、たしかに、過去の例に倣っていては安泰でいられない。

高度経済成長期に比べれば、日本の状況は悪くなっているのだろう。

文化的にはとても便利な世の中にな

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抜け道を見つけても通らない

抜け道を見つけても通らない

10月から「GO to EAT」キャンペーンが始まって、やっと落ち着いてきただろうか。

最初の頃は「錬金術」などと言われ、一部の人間が本来の趣旨ではないキャンペーンの使い方をして話題となっていた。

今は対策がとられたようだが、これはどこに問題があったのだろう。

制度が半端だった?言葉には、文字通りの意味しかない。

何かルールや制度を発表するのであれば、事前に精査して語弊がないようにしなけれ

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無関心に気付きを与えたい

無関心に気付きを与えたい

時々、自分の道はここで合っているのかと不安になる。

というのも、私が基本的に場違いな環境にいるからだ。

しかし場違いな環境に身を置いているのには理由があって、つまりそれがやりたいことを達成するために必要だからそうしている。

需要と供給の不一致SNSではいろいろな人とつながっているが、資産形成や稼ぐことを考えている人たちが多い。

界隈で言えばビジネス界隈とくくられるだろう。

この界隈では商

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頑張る時と頑張らない時を作る

頑張る時と頑張らない時を作る

自分に合った環境を選ぶのは大切だ。

何が「合っている」かは、人それぞれなので一概には言えないが、大きく2つに分けることができる。

自分が居心地の良い環境と、少し無理をして過ごす環境だ。

向上するために「頑張る」成長するためには、理想とする人を追いかけられる環境に身を置くのが大切だ。

自分に足りないものを持っている人の隣に立つ。

自身の至らないところがよく見えて、自分のことが嫌になったりす

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私はダークヒーローになれない

私はダークヒーローになれない

コロナの影響か、今年はドラマの周期がバラバラになっているようだ。

先日、火曜ドラマ「DIVER -特殊潜入班- 」が5話で完結したのだけれど、なんとも駆け足な内容だった。

本来はもっとひとりひとりのキャラが深堀りされるはずだったんだろうか。

最終回については「なんだったんだ?」「訳がわからない」という声が多く上がっており、私も「???」のまま終わった。

ただ、始まった頃は面白く見ていたし、

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私の中の優生思想

私の中の優生思想

「優生思想」というと悪いイメージを抱く人が多いと思う。私もその1人だ。

優生思想とは、社会全体として遺伝的に優れた人間を増やし、劣った人を排除すべきだという考え方。

全ての人間が尊重されるべきなのは頭で理解しているけれど、「悪人」を排除したい気持ちが明確にある。

生物学的な「遺伝」は個人の人格形成にそれほど大きな役割を果たすとは思わないが、生活環境など「育て方」による遺伝の影響は大きいと思う

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男女平等に向かっているのか?

男女平等に向かっているのか?

先日、私は母と結婚についての話をした。

母は「今どきの若い子たちは共働きが当たり前だし、育児や家事の分担も普通だと思ってるでしょ?」と言う。

私自身も、私の周囲の友人知人も「仕事は男性、家事育児は女性」という偏見を持っている人はほとんどいないので、母の言い分は肯定したいところだ。

しかし、実際に国内の男女が思う「普通」なのかといわれると、統計データを見ていないのでわからない。

実際に共働き

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そばにいなければできないことがある

そばにいなければできないことがある

インターネットの発達は著しい。

この時代に生まれることができてよかったとつくづく思う。

しかし私たちは便利な世の中になればなるほど、それ以前の生活をどんどん忘れていく。

世界中と一瞬で繋がり、国境なく親しい人間関係を築くことができる今、身近な対人関係をないがしろにしていないだろうか。

ネット上の関係インターネットで繋がる相手というのは、なにかしらの共通項がある。

趣味や考え方が同じだった

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