ぴえこ

日常のひとコマにそっとまぎれている真実を横目でみながら通り過ぎるのが好きです。 妄想と…

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日常のひとコマにそっとまぎれている真実を横目でみながら通り過ぎるのが好きです。 妄想と英語とお料理が得意。アメリカ人の元夫との間に成人した子供が2人います。

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記事一覧

トランスジェンダーの女性スポーツ選手問題

娘たちとオリンピック及びスポーツ大会について話をしていて、トランスジェンダーの女性スポーツ選手が競技への参加を認められる事例が増えている一方、それに反対する声も…

ぴえこ
3年前

「しない」と「できない」

私は「しない」だと思っていることを、「できない」と表現する人が多い。 私にとって「できない」は、赤ちゃんが歩けないとか、声帯を切除した人が話せないとか、心身を病…

ぴえこ
3年前
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日本人男性は女性蔑視?違うと思う。

先日、Clubhouseで「女性蔑視問題をミクロで語ろう。個人はなにをやるべきか」というお題で話をしました。 NewsPicksの奥井奈々ちゃん、株式会社ブルドーザーの尾和恵美加…

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ぴえこ
3年前

駅の掲示板

知り合いの某20代が始めたスタートアップのコンセプトが、昔どの駅にもあった「伝言板」に少し重なる部分があるのでそう言ったら、やはり「伝言板」の存在を知らなかったw…

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ぴえこ
3年前
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愛することと愛されること。それぞれのリミット

愛することにリミットがないのは、経験から知っています。 少なくとも私は、自分の中に一定量の愛があって、例えば子供が増えたらそれを分配するのではなく、愛する対象が…

ぴえこ
3年前
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世界の中にありながら世界に属さない

著者:吉福伸逸 出版社:サンガ なぜ語るのか 第1章 四つの力 第2章 自我と成長 第3章 自己と社会 第4章 世界の中にありながら世界に属さない 著者の吉福伸逸氏は、カウ…

ぴえこ
3年前
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医療崩壊で病院で分娩できない人たちを、引退したお産婆さんたちが自宅出産で救う「Uber Sanba」(midwifeより語呂がいい)がリアルに求められる時は近いかも

ぴえこ
3年前

Enlighten me.

ぴえこ
3年前

「ていねいに育ててくれてありがとう」という娘からの思いがけないメッセージに、もっとできたはず、とむしろ罪悪感を感じる。#こじらせ中年

ぴえこ
3年前

「個性」と「自己表現」は別物のはず

小学校→個性は認めない 中学校→個性は認めない 高校→個性は認めない 大学→個性的な人かっこいい 就活→あなたの個性を見せて 社会人→個性は認めない が日本社会。 …

ぴえこ
3年前
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昨日見た夢 その21

高校生の頃、深層心理に興味を持ち2年半ほど夢日記をつけていました。よくそんなに細部まで夢の内容を覚えているね、と言われるのは、その時のトレーニングの賜物ではない…

ぴえこ
3年前
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「自己肯定感」がわからない

最近よく聞く「自己肯定感」がわからない。 そう口にしたら、「それはあなたに自己肯定感しかないから」と複数の知的な方々に言われ、説明もしていただいたのですが、まだ…

ぴえこ
3年前

外国人が仰天!系動画に思うこと

特にヒマではないはずなのに、ヒマつぶし的にYouTubeを流し視聴することが多いです。 少し前から気になっているのですが、 ・外国人に日本の〇〇を食べさせてみたら感動…

ぴえこ
3年前

学ぶのはやはり大人のほうだった

渋谷Castだけでも、常に4名の未就園児が生活しているCiftですが、先月は特に「Cift子育て月間」と呼べるような期間でした。 だからといってみんなの生活がすごく変わった…

ぴえこ
3年前
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日本学士院てほんとはこんなところ

長島昭久自由民主党衆議院議員のtweet をはじめ、日本学士院の存在を「日本学術会議のOBの受け皿」とか「天下り先」というような批判が、菅総理による日本学術会議メンバ…

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ぴえこ
3年前
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育ててもらった恩とかいうけど、子供は最初の3年くらいでとんでもない量の愛を親に前払いしてくれてる。親はその後の何十年もかけて愛をイーブンにしてるだけよね。#子供がくれる愛の大きさ純粋さにはほんと圧倒される #みんなすごいことして大人になったんだよ

ぴえこ
3年前
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トランスジェンダーの女性スポーツ選手問題

トランスジェンダーの女性スポーツ選手問題

娘たちとオリンピック及びスポーツ大会について話をしていて、トランスジェンダーの女性スポーツ選手が競技への参加を認められる事例が増えている一方、それに反対する声も根強く存在することや、心身の性が一致している女性選手でも、アンドロゲン過剰症の場合、対象選手はテストステロン値を下げるための薬を服用した場合のみ競技に出場できる、というルールが変だよね、という点で意見の一致をみました。

「テストステロン値

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「しない」と「できない」

「しない」と「できない」

私は「しない」だと思っていることを、「できない」と表現する人が多い。

私にとって「できない」は、赤ちゃんが歩けないとか、声帯を切除した人が話せないとか、心身を病んで働けないとか、それをしないととんでもなく深刻なトラブルに巻き込まれることが明白だったとしても、それでもするのが不可能なこと。それ以外のことは基本的にその人が「しない」だけだと思う。

普段、人は無意識にその行為に優先順位をつけている。

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日本人男性は女性蔑視?違うと思う。

日本人男性は女性蔑視?違うと思う。

先日、Clubhouseで「女性蔑視問題をミクロで語ろう。個人はなにをやるべきか」というお題で話をしました。

NewsPicksの奥井奈々ちゃん、株式会社ブルドーザーの尾和恵美加ちゃん、渋谷区議員の神薗麻智子さん、元ファーストリテーリングCFO・現アバージェンスCEOの大西秀亜さん、歌手のサンプラザ中野くん、そして産業医の林恭弘さんと私というメンバーで、豊かなディスカッションができたと思います。

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駅の掲示板

駅の掲示板

知り合いの某20代が始めたスタートアップのコンセプトが、昔どの駅にもあった「伝言板」に少し重なる部分があるのでそう言ったら、やはり「伝言板」の存在を知らなかったw。

「駅改札出たところにある黒板で、たとえば待ち合わせに誰か遅れたら『先に行く。お店の電話番号は03-123-4567。ぴえこ』とか書いておくの。ガラケーもスマホもなかった時代だから」

と説明したら、

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愛することと愛されること。それぞれのリミット

愛することと愛されること。それぞれのリミット

愛することにリミットがないのは、経験から知っています。

少なくとも私は、自分の中に一定量の愛があって、例えば子供が増えたらそれを分配するのではなく、愛する対象が増えれば、ちゃんと愛も増えるのです。昔、第一子を授かって1年くらいの時に、

「もっと子供が欲しいのだけれど、あまりに長女が愛おしいので、次の子供をここまで愛せるかどうか自信がない」

と、元夫が半ば人生相談のような口調で私に言ったことが

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世界の中にありながら世界に属さない

世界の中にありながら世界に属さない

著者:吉福伸逸

出版社:サンガ

なぜ語るのか
第1章 四つの力
第2章 自我と成長
第3章 自己と社会
第4章 世界の中にありながら世界に属さない

著者の吉福伸逸氏は、カウンターカルチャー以降の精神文化を日本に紹介した思想家で、トランスパーソナル心理学を日本に導入したあと、日本を離れハワイに居を移し、カウンセラーとして多くの人材を育てた人です。その吉福人間学の集大成がこちらの本。吉福伸逸さん

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医療崩壊で病院で分娩できない人たちを、引退したお産婆さんたちが自宅出産で救う「Uber Sanba」(midwifeより語呂がいい)がリアルに求められる時は近いかも

「ていねいに育ててくれてありがとう」という娘からの思いがけないメッセージに、もっとできたはず、とむしろ罪悪感を感じる。#こじらせ中年

「個性」と「自己表現」は別物のはず

「個性」と「自己表現」は別物のはず

小学校→個性は認めない
中学校→個性は認めない
高校→個性は認めない
大学→個性的な人かっこいい
就活→あなたの個性を見せて
社会人→個性は認めない
が日本社会。

って定期的にSNS で話題になるけど、私は違うと思います。

上記のようなことを言う人は、自分の意見や表現したいものがないことを社会のせいにしているだけじゃないのかな? なんか、「日本社会神話」というか、誰がどこでそう思ってるのか.

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昨日見た夢 その21

昨日見た夢 その21

高校生の頃、深層心理に興味を持ち2年半ほど夢日記をつけていました。よくそんなに細部まで夢の内容を覚えているね、と言われるのは、その時のトレーニングの賜物ではないかと思っています。心理学、夢判断に詳しい方がいらしたら、ぜひ分析をコメント欄に投稿していただけますようお願いします♥

匂いがしないのが私の夢では通常運転なので、フレンチトースト焼く時にたくさんバター使ったのに、何の匂いもしなかった

【昨

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「自己肯定感」がわからない

「自己肯定感」がわからない

最近よく聞く「自己肯定感」がわからない。

そう口にしたら、「それはあなたに自己肯定感しかないから」と複数の知的な方々に言われ、説明もしていただいたのですが、まだ腹落ちしていないです。

自己肯定感=自分の良いところも悪いところも自分として受け入れること 

というのが、説明していただいた要点で、その点では確かに私はどちらも受け入れてはいるのですが、それ以前に自分の良いところとか悪いところなんて特

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外国人が仰天!系動画に思うこと

外国人が仰天!系動画に思うこと

特にヒマではないはずなのに、ヒマつぶし的にYouTubeを流し視聴することが多いです。

少し前から気になっているのですが、

・外国人に日本の〇〇を食べさせてみたら感動で泣いた

・外国人唖然!日本人てこんなに素晴らしい国民なの!?

・もう祖国には帰れない。日本に恋した外国人

的な動画、ほんとに多くないですか?(リンク貼ると怒られそうなので、「日本 すごい 外国人」とかでYouTube検索し

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学ぶのはやはり大人のほうだった

学ぶのはやはり大人のほうだった

渋谷Castだけでも、常に4名の未就園児が生活しているCiftですが、先月は特に「Cift子育て月間」と呼べるような期間でした。

だからといってみんなの生活がすごく変わったかと言うとそうでもなく、私はそのそうでもなさっぷりに少し感動しました。

みんな、変に気負って「やります!」「手伝います!」な感じはなく、温かく、ゆるく「できることをやる」感じ(その「できること」レベルがやたらと高い)。

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日本学士院てほんとはこんなところ

日本学士院てほんとはこんなところ

長島昭久自由民主党衆議院議員のtweet

をはじめ、日本学士院の存在を「日本学術会議のOBの受け皿」とか「天下り先」というような批判が、菅総理による日本学術会議メンバーの任命拒否問題から飛び火したような形で湧き上がっています。

その実情や組織の在り方を知っている一般人は数少ないと思うので、影響力のある人が発信した内容は正確さを精査されずに広がりがちだと思います。

上記の長島議員のTweetに

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育ててもらった恩とかいうけど、子供は最初の3年くらいでとんでもない量の愛を親に前払いしてくれてる。親はその後の何十年もかけて愛をイーブンにしてるだけよね。#子供がくれる愛の大きさ純粋さにはほんと圧倒される #みんなすごいことして大人になったんだよ