Akinohiro

【日々の気づきと思考をまとめています】Voicyや読書、人付き合いから学んだことをシェ…

Akinohiro

【日々の気づきと思考をまとめています】Voicyや読書、人付き合いから学んだことをシェアしていきます |

マガジン

  • 我が子を中学受験させようとしている妻へ

    我が子を中学受験させようとしている妻へ読んで欲しい。そして、毒親の連鎖を君で止めて欲しい。

記事一覧

「幸福」と「キラポエ」と「地に足をつけていきましょう」

TEDを見ていたら、幸福に関する講演があった。 この講演によると、 ということは、キラポエによって、幸せが得られるのではないか? 腑に落ちないので、ChatGptと対話す…

Akinohiro
9日前
10

病院が大衆にウケることの危険性

山口周さんの記事の中で、面白い下りがあり、無料部分から引用します。  病院の収益を確保するために、手術数をKPIにすれば病院は劣化する。手術適応を広げてしまう可能…

Akinohiro
1か月前
10

中村淳彦さんから学んだ事 その1

「地に足をつけて生きていきましょう」 この言葉は、キラポエ(キラキラポエム:飾られた美辞麗句。現実世界を直視しなくて良いため、夢を見ることができるという効用があ…

Akinohiro
1か月前
44

手をつなぐということは、手を離す時が来るということ

あふれる涙を、そのままにしておきました。 上映終了後、トイレの鏡で自分の顔を見ると、泣いた後だとは幸い分からない感じでした。 イオンモールの帰りに、何故涙が溢れ…

Akinohiro
2か月前
12

10年後の医療はどうなっているのか? 春木ゼミ課題

 現在の医療における問題を列挙し、10年後、それらがどのようになるかを予想してみます。 病院での待ち時間が長い問題  診療している身として、待ち時間が長くなってく…

Akinohiro
3か月前
20

第一回 春木ゼミ課題 出生数と合計特殊出生率のグラフから

ゼミっぽくないかもしれないが、思考の過程を書いてみる。 まずここ数年の変化を見てみる。 出生数が減っているのは何となく報道から知っている。 グラフの中で、合計特…

Akinohiro
3か月前
13

めんどくさい自己肯定感

今回自己肯定感について書こうと思います。自己肯定感についての定義は、為末さんがTwitterで書いていたことが参考になります。 もしくは、こちらのnoteを参考にしていた…

Akinohiro
5か月前
17

毒親生まれ、毒親そだちを読んで

今日も自分の子供を叱り続ける妻がいる。 息子からしたら自分も共犯者なのだろうか。 家を出ずになんとか踏みとどまっている事で、息子の心の支えになろうとしているが… …

Akinohiro
5か月前
14

教育虐待考

教育虐待の議論が賑わっている。 親が我が子の成績向上を願って、教育に熱が入る。 親が子供の教育に入れ込みすぎた状態になり、子供にとっての過負荷となる。 子供は親…

Akinohiro
5か月前
14

誰をバスに乗せるのか問題。そもそも自分で運転しているのか?

 Stand FMの、おあさんのバスの乗客の話、とても面白く拝聴しました。  考えてみると、家庭では妻が運転するバスに乗っている状態です。細かい規則を守っていれば、事故…

Akinohiro
7か月前
8

患者からして、良い医師の条件とは?

良い医師の条件とは?  良い医師ってそもそも何なのか考えてみると、貴方が健康になって、かつ幸せな気分になれる事ですよね。  そして、病院に行く事を考えていると…

Akinohiro
7か月前
13

超人が視界に入っていると、自分の底辺感を忘れる事がない

 私の周りを眺めてみると、日本国内のみならず、海外でも通用するような結果を出している人々は、並大抵ではない努力をしている。「朝焼けのビルのシルエットを見て涙が出…

Akinohiro
8か月前
8

「1万時間の法則」という呪い

 「1万時間の法則」とは、アメリカの著述家であるマルコム・グラッドウェルが、著書『天才!成功する人々の法則: 講談社』の中で提唱した法則であるが、私は呪いの言葉と…

Akinohiro
8か月前
10

音声配信を試みたけれども、NGを出しまくって無理だった

 最近チーム底辺のメンバーの音声配信をよく聞いています。普段関わらないような女性が多いためか、新しい視点を学べて、非常に勉強になっています。特に夫婦関係において…

Akinohiro
8か月前
8

毒になる親 Toxic parents スーザン・フォワード 毎日新聞社

 最近話題の毒親。その毒親(toxic parents)の先駆けであり、自らカウンセラーとして現場に立つ著者による本である。毒親が子に与える影響は甚大である。 毒親には以下の…

Akinohiro
9か月前
8

生活保護の闇を追った 「ハザードランプを探して 黙殺されるコロナ禍の闇を追う」藤田和恵 著、扶桑社

書評  最後のセーフティネットと言われる生活保護。十分働けそうな人から、働けそうにない人まで様々存在する事は知っている。生活保護受給ができるようになった後、保護…

Akinohiro
9か月前
9
「幸福」と「キラポエ」と「地に足をつけていきましょう」

「幸福」と「キラポエ」と「地に足をつけていきましょう」

TEDを見ていたら、幸福に関する講演があった。

この講演によると、

ということは、キラポエによって、幸せが得られるのではないか?

腑に落ちないので、ChatGptと対話する事にしてみた。

成功するたびに、脳は「成功」というゴールの設定をし直すという報告があります。ならば現状に満足する、即ち足るを知るいうのが幸せと関連するのではないですか?

足るを知ることの大切さは理解しました。しかし、そ

もっとみる
病院が大衆にウケることの危険性

病院が大衆にウケることの危険性

山口周さんの記事の中で、面白い下りがあり、無料部分から引用します。

 病院の収益を確保するために、手術数をKPIにすれば病院は劣化する。手術適応を広げてしまう可能性がある(手術以外の方法があるにも関わらず手術に誘導する)からだ。しかし、専門手術を行っている病院程、医師に対するKPIは手術数となっている。

 手術を行えば行うほど、手術は上手になる。しかし、手術が上手な人が手術適応を厳密にしている

もっとみる
中村淳彦さんから学んだ事 その1

中村淳彦さんから学んだ事 その1

「地に足をつけて生きていきましょう」

この言葉は、キラポエ(キラキラポエム:飾られた美辞麗句。現実世界を直視しなくて良いため、夢を見ることができるという効用がある)と副業の文脈で語られる。「地に足をつけて生きる」をキラポエ風に言い換えると、「置かれた場所で咲きなさい」となる。

「置かれた場所で咲きなさい」と言われると、どうしても「咲いていない」自分に無理がかかってしまう。ブラック企業で働いてい

もっとみる
手をつなぐということは、手を離す時が来るということ

手をつなぐということは、手を離す時が来るということ

あふれる涙を、そのままにしておきました。

上映終了後、トイレの鏡で自分の顔を見ると、泣いた後だとは幸い分からない感じでした。

イオンモールの帰りに、何故涙が溢れたのか考えてみましたが、分かりませんでした。必ずしも原因を探らなくても良いかなと思い、その日はそのままにして、息子の塾のお迎えを通常通り行いました。

翌朝目が覚めてボーッとしていると、映画の手をつなぐ場面が思い出されました。

もうお

もっとみる
10年後の医療はどうなっているのか? 春木ゼミ課題

10年後の医療はどうなっているのか? 春木ゼミ課題

 現在の医療における問題を列挙し、10年後、それらがどのようになるかを予想してみます。

病院での待ち時間が長い問題

 診療している身として、待ち時間が長くなってくると、待合室がザワつくのを感じます。事務員さんや、看護師が患者をなだめている声も聞こえてきます。そのような方は、診療室に入ってくると、案外おとなしかったりもします。ほとんどが高齢ジジイか、中年のオバさんです。高齢ジジイは男尊女卑である

もっとみる
第一回 春木ゼミ課題 出生数と合計特殊出生率のグラフから

第一回 春木ゼミ課題 出生数と合計特殊出生率のグラフから

ゼミっぽくないかもしれないが、思考の過程を書いてみる。

まずここ数年の変化を見てみる。

出生数が減っているのは何となく報道から知っている。

グラフの中で、合計特殊出生率は女性が一生の内に子供を何人産むかであるが、これも減っている。しかし出生数と比較すると、さほど低下していないように見える。低下数と低下率が乖離しているのだろうか?

そこで考えたのは以下の通り。

• 合計特殊出生率の分子は出

もっとみる

めんどくさい自己肯定感

今回自己肯定感について書こうと思います。自己肯定感についての定義は、為末さんがTwitterで書いていたことが参考になります。

もしくは、こちらのnoteを参考にしていただいても良いと思います。

自分は自己肯定感が高い、ということを以前noteに書きました。自己肯定感についてですが、友人から言われるまで自己肯定感が高い低いと言うことを考えた事はなかったのです。お金も、地位も、名誉も何もない自分

もっとみる
毒親生まれ、毒親そだちを読んで

毒親生まれ、毒親そだちを読んで

今日も自分の子供を叱り続ける妻がいる。
息子からしたら自分も共犯者なのだろうか。
家を出ずになんとか踏みとどまっている事で、息子の心の支えになろうとしているが…

妻も自分自身叱るのを止められないんだなというのを、この本を読んで感じた。

中受に爆走する妻。息子の点数を上げたいと思ってる行為が、かえって点数を下げることに気づいていない。ほっときゃ自分より優秀になるタマなのに…

妻はかつて早熟の勉

もっとみる
教育虐待考

教育虐待考

教育虐待の議論が賑わっている。

親が我が子の成績向上を願って、教育に熱が入る。

親が子供の教育に入れ込みすぎた状態になり、子供にとっての過負荷となる。

子供は親の期待になんとか応えようとする。

過負荷となった子供は、成績が伸びない。

子供の成績が伸びない事で、親の教育熱がさらにヒートアップする。

その結果、親は感情的になり、子供を叱るようになる。

子供は、親から叱られるので、仕方なく

もっとみる
誰をバスに乗せるのか問題。そもそも自分で運転しているのか?

誰をバスに乗せるのか問題。そもそも自分で運転しているのか?

 Stand FMの、おあさんのバスの乗客の話、とても面白く拝聴しました。

 考えてみると、家庭では妻が運転するバスに乗っている状態です。細かい規則を守っていれば、事故なく過ごせそうです。

 バスの中吊り広告は中受の過去問や塾の広告が並びます。時々問題を解くように指示が出ますが、私は鶴亀算がどうしても理解できず、戦力外通告を受けています。戦力外ですが、バスを降りるようには言われず、給油や、洗車

もっとみる
患者からして、良い医師の条件とは?

患者からして、良い医師の条件とは?



良い医師の条件とは?

 良い医師ってそもそも何なのか考えてみると、貴方が健康になって、かつ幸せな気分になれる事ですよね。

 そして、病院に行く事を考えているということは、貴方が何らかの健康の心配事を抱えている訳です。なので、健康になって(もしくは健康であることを証明して)幸せな気分にしてくれる医師を、ここでは良い医師と定義したいと思います。

良い医師の条件って三つの要素に分解できるんです

もっとみる
超人が視界に入っていると、自分の底辺感を忘れる事がない

超人が視界に入っていると、自分の底辺感を忘れる事がない

 私の周りを眺めてみると、日本国内のみならず、海外でも通用するような結果を出している人々は、並大抵ではない努力をしている。「朝焼けのビルのシルエットを見て涙が出る」ほどの努力をした友人は世界戦で認められた教授として、今も奮闘しているし、またある友人は研究室で鍋パーティをやっている時にも、酒は飲まずに留学への準備の為のリスニングを行いながら参加していた。大谷翔平も、殆ど飲み会には参加しないらしい。

もっとみる
「1万時間の法則」という呪い

「1万時間の法則」という呪い

 「1万時間の法則」とは、アメリカの著述家であるマルコム・グラッドウェルが、著書『天才!成功する人々の法則: 講談社』の中で提唱した法則であるが、私は呪いの言葉と考えている。

 何故呪いなのかというと、「成功している人は1万時間という努力をしている」という主張に対して、「1万時間頑張れば、成功する」と考えてしまう人が、一定数存在するであろうからだ。その為に、そこから去るべきなのに、「置かれた場所

もっとみる
音声配信を試みたけれども、NGを出しまくって無理だった

音声配信を試みたけれども、NGを出しまくって無理だった

 最近チーム底辺のメンバーの音声配信をよく聞いています。普段関わらないような女性が多いためか、新しい視点を学べて、非常に勉強になっています。特に夫婦関係において、妻側からの視点を学べるので、夫婦関係改善にひと役買っています。ありがとうございます。

 皆さん楽しそうだし、自分自身も音声配信にチャレンジしようと思い録音してみました。しかしNGの連続、すぐ噛んでしまう。小学校時代放送部だったのに、、そ

もっとみる
毒になる親 Toxic parents スーザン・フォワード 毎日新聞社

毒になる親 Toxic parents スーザン・フォワード 毎日新聞社

 最近話題の毒親。その毒親(toxic parents)の先駆けであり、自らカウンセラーとして現場に立つ著者による本である。毒親が子に与える影響は甚大である。

毒親には以下のような特徴がある。

毒親の影響は、汚染のように広がっていき、代々受け継がれる、すなわち、毒親の親も毒親なのだ。

毒親は子供のためと言いながら、実は、親に対する依存度を大きくすることによって、自分の立場を守ろうとする自己中

もっとみる
生活保護の闇を追った 「ハザードランプを探して 黙殺されるコロナ禍の闇を追う」藤田和恵 著、扶桑社

生活保護の闇を追った 「ハザードランプを探して 黙殺されるコロナ禍の闇を追う」藤田和恵 著、扶桑社


書評
 最後のセーフティネットと言われる生活保護。十分働けそうな人から、働けそうにない人まで様々存在する事は知っている。生活保護受給ができるようになった後、保護から抜け出すのはかなり厳しい。いきなり税金がかかるし、病院にかかるにもお金がかかるようになるのだ。なので、この本を読むまでは、生活保護で生活していくのは、さほど難しくないのだろうと思っていた。

 この本の内容はケーススタディが集まったも

もっとみる