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素敵なnote=文章を書く方々

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内容、あるいは文章が魅力的なnoteを書く人。読み返したいものたち。
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#音楽

Blur 個人的アルバムランキング

Blur 個人的アルバムランキング

はじめに

今年のサマソニのヘッドライナーがBlurに決定しました。今年のサマソニのヘッドライナーがBlurに決定しました!!!!!!!!!!今年のサマソニのヘッドライナーがblurrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr!!!!!!!!!!!!!!

Blurというバンドを考える時、浮かぶ曲は「Boys&Girls」が多い気がする。この曲を通してブリッドポップムーブメントの狂騒と、

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2022年、何を、どうやって、どのくらい聴いたのか

2022年、何を、どうやって、どのくらい聴いたのか

Spotifyまとめによると79,000分くらい音楽を聴いたらしく、勿論もっと聴いてる人はいるんだろうが、結構忙しい中で割と聴けた方ではないか。寝る前はラジオ流しながらベットに入っているため、79,000分間は意識的に音源に耳を傾けた筈だ。

ところで、音楽の聴き方も何を聴くかもバラバラになったこの時代でみんながどのように音楽を探し聴いているのか聴いて回りたくなる衝動に時折駆られることがある。過去

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2022 上半期ベストアルバムTop10

2022 上半期ベストアルバムTop10

こんにちは、タコペディアです。 

初ノートです。初心です。なのにいきなり上半期ベストのこと書いちゃいます。 よろしくお願いします。

10位 JYOCHO『しあわせになるから、なろうよ』2022年8月3日 誰も予想してなかった七尾旅人の初期作がサブスク解禁。彼の1stアルバムである『雨に撃たえば』では「うた」を限界まで崩した形での表現、2ndである『ヘブンリィ』では「うた」で表現が可能な限りの広

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音楽についての文章に何の価値があるのか(軽め)

音楽についての文章に何の価値があるのか(軽め)

音楽について書かれた文章が好きだ。
音楽に限らず、映画でも小説でも、何かしらの作品について書き出された文章を読むのが楽しい。

そういった文章を読まない、あまり価値を感じない人も多いかもしれない。だけど自分は作品に寄せられた文章に価値を強く感じている。そこには単純に面白さと学びがある。そんなことを書き出したくなった。

でもこんなテーマは手に余りすぎる。書ききれるわけがないし知識もない。だから単純

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関ジャム「若手が選ぶ最強平成ソング」を可視化してみたら凄かった。

関ジャム「若手が選ぶ最強平成ソング」を可視化してみたら凄かった。

25.8歳の48人が選んだ意外な30曲!?連休中に放送された関ジャムSPの「平均年齢25.8歳の若手アーティスト48名が選ぶ、最強平成ソングベスト30曲」がすこぶるおもしろかったのです。

選者は...

アイナ・ジ・エンド(BiSH)、井上苑子、Aimer、Awesome City Club、神はサイコロを振らない、syudou、ちゃんみな、Vaundy、ハラミちゃん、yama、緑黄色社会...

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音か意味か〜ハライチ岩井のエッセイをよんで〜

ハライチ岩井の"すばらしい"エッセイの中に、「なぜ自分は洋楽を聴かないのか」についての考察があった。ざっくりいうと「聴いている音楽の歌詞の意味が伴っていないと気持ち悪い」という内容。とても理にかなっていると思うし、大体の日本人というか人間は音楽や歌詞に意味を求め味わい消費していくので、至極真っ当な考察でわかりやすくまとまっていたと思う。

などと納得すると同時に、自分の場合は昔から音楽は音として聴

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荘子it×吉田雅史「テンプレ氾濫時代に抗う“様子のおかしい”ビートメイクのすすめ」~『J・ディラと《ドーナツ》のビート革命』3刷重版記念対談

荘子it×吉田雅史「テンプレ氾濫時代に抗う“様子のおかしい”ビートメイクのすすめ」~『J・ディラと《ドーナツ》のビート革命』3刷重版記念対談

 早世のビートメイカー、J・ディラの創作の秘密に迫った『J・ディラと《ドーナツ》のビート革命』(ジョーダン・ファーガソン著)が3刷重版出来となりました。お手に取ってくださった読者のみなさま、誠にありがとうございます。

 このたびは重版を記念し、本書の翻訳・解説を手がけた吉田雅史さんと帯推薦文を寄せてくださった荘子itさん(Dos Monos)による特別対談をお届けいたします。
 〈ビートメイクと

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YOASOBIチームに学ぶ、ファンエンゲージメントを最大化するライブ戦略

YOASOBIチームに学ぶ、ファンエンゲージメントを最大化するライブ戦略

ようこそ!
次世代ライブハウスを創りたい、いーじーです。

今回はずっとやりたかった、音楽マーケティングにまつわる考察を書いてみたいと思います。

初回のテーマは、「ファンエンゲージメントを最大化するライブ戦略」です。
2/14に行われたYOASOBIさんの初ライブ『KEEP OUT THEATER』を例に、YOASOBIチームがどんな仕掛けをして、ファンを拡大・強化していったのか、一緒に見ていき

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加工された音楽は二義的

TikTokが流行っている。こういう言い方をすると年寄りくさいだろうか。でも、初めの頃はみんな「TikTokとか中高生向けやん」という意見だったのに、いつのまにか周りの子の8割がTikTokを見るようになった気がする。私はアプリを入れてはいないものの、InstagramやTwitterでTikTokの画面録画は流れてくる。好きなインスタグラマーもYouTuberもアイドルも、みんなやってるし。

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バズリズム 『これがバズるぞランキング2021』完全予想してみた

バズリズム 『これがバズるぞランキング2021』完全予想してみた

はじめまして、Kunです。
今回は2016年から日本テレビの番組バズリズムにて恒例となっている、『これがバズるぞランキング』の2021年版を完全予想してみたいと思います。

『これがバズるぞランキング』とは日本テレビの番組「バズリズム」(現在は「バズリズム02」)において2016年から毎年行われている企画で、音楽関係者に聞いたその年にバズると予想されたアーティストをランキング形式で紹介されるもので

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2020マイベストアルバム20

2020マイベストアルバム20

今年リリースのものについては148枚のアルバム・EPを聞いた…が、好きなアルバムでも、リピート回数がこれまでよりグッと減ってしまった。。それは生活の変化や、チェック量の増加が原因だと考えられる。
だから、「評価」より「好き嫌い」という軸で選出したきらいが大きい。
四の五の言ってないで行きます。トップ12は順位付けしました。

Natsu Summer「葉山ナイツ」この夏を彩った1枚過ぎて。都会派で

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2020年マイベストトラック30+α

2020年マイベストトラック30+α

キリよく30曲に絞り…きれませんでした…。以下にまとめていきますー。ちなみに上半期の30曲は ↓ より。

Official髭男dism「I LOVE…」
上半期選出。今年もヒゲダンの勢いは健在。ホント編曲が楽しくてしょうがない。細かく刻まれるハイハット、シンセベース、二番のゴスペルライクなハンドクラップとリズムだけで煽るパート、、、Cメロにいくときに敢えてエフェクトかけた声で助走を作るところ…聴

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「音楽マーケティング」について、考える。 1/3 -戦略編-

「音楽マーケティング」について、考える。 1/3 -戦略編-

コミュニケーションやプロモーションに関わる中で、これ迄色々なメディアからインプットしてきました。ただ、その中で「音楽マーケティングとは?」についてまとまった書籍や情報ってあんまり見たことがなかったので、一度まとめてみることにしました。

ページめっちゃ長くなりましたが、まとめた資料がこちら。

このまとめ資料は、私が「これは使える!」と思ったものを雑多に取り入れ、リミックスしたものです。ですので「

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【対処チャート付き】アーティストの名前が読めないとき、どうしたらいいのか真剣に考えてみた

【対処チャート付き】アーティストの名前が読めないとき、どうしたらいいのか真剣に考えてみた

はろー!まいしろです。楽しみにしていたあらゆるライブが消失していく世界線で、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

私も行く気満々だったビクターロック祭りがキャンセルになるやら、THE KEBABSのチケットは外れるやらで、寂しい3月を過ごしているところですが(早く終息してくれ〜(チケット当たってくれ〜)) こんなときこそ家でサブスクだ!ということで LINE MUSIC を始めました。

で、1回で

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