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どこにでもいる社会人

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無駄な特技

人は誰しも、無駄な特技があるだろう。 いや、どんな特技も意味があるものだが、日常生活で滅多に使わない、レア度の高い特技だ。 私の持っているレアな特技を1つ挙げると…

Ha.
2年前
8

睡眠と夢の話。

私は、よく夢を人に話す。 夢と言っても、そういう将来への野心的なものではなく、睡眠時に見る夢のことである。 私のお姉ちゃんは「人の夢の話が、この世の中の話で1番…

Ha.
1年前
12

大学生

大学生が終わった。 大学生らしい事はなにもしなかった。 唯一、私が気になったフットサルサークルはただの飲みサークルだった。 知らない先輩に肩を組まれ、半ば強引に…

Ha.
1年前
7

腰痛の話

皆様は、腰痛持ちでしょうか。 私は「持ってる」と言えるほど頻度で痛くなる訳では無いが、腰が弱い。 私が大学2年生の頃、突然腰が痛くなった。 当時はと言っても2年前…

Ha.
1年前
4

離れて寝ていい?

理性が勝てなそうだと、彼は悟ったのだろう。 彼と出会ったのはよく分からないTwitterのようなアプリだった。 人間と喋るか!と、意気揚々と入れたアプリで、私はよく日…

Ha.
1年前
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2022年を振り返りたい

2022年が終わって、もう1週間も経っているな。 30日から、実家に恋人が遊びに来ていたが、私たちはあり得ないほどインドアなので、ずっと家から出ないでいた。 年越しの日…

Ha.
1年前
8

独りよがり恋愛

私は、学生時代モテる方では無かったが、それなりに恋愛をしてきたと思う。 高校1年生から大学1年生まで、1度も別れることなく付き合い、その後付き合った人間とも2年近く…

Ha.
1年前
7

アンパンマン御三家で、彼氏にするなら誰だろう

私は、そういうことをよく考える。これを考え始めたのは高校1年生の頃であり、21歳になった今でも答えはまだ出ていない。 ここからは全て私の空想話であり、すごく失礼な…

Ha.
1年前
6

寝込んだ話

こうねつをだした。 40度近い熱を出しながら、お布団に踞る。冷たい飲み物を首元に当てると息苦しい中に生まれる気持ち良い感覚、いつぶりだろうか。 よく考えたら、こん…

Ha.
1年前
2

暇という概念

定期的に暇が欲しくなる。 というか、私に暇という概念は無いのかもしれない。 急ぎの事が無いと壁を見て一日を終えてしまったり、空を見て雲が流れている様子を見て何時…

Ha.
1年前
1

家が燃えた話

小学校の頃に、家、というよりキッチンが燃えたことがある。 小学校4年生の頃、スイミングスクールに通っていた。行きと帰りは家の近くの公園までバスが出ていたので、1人…

Ha.
1年前
1

みんな

「みんなは違うよ」 この言葉が、私は嫌いである。 些細な会話から、この言葉が発されると私は少し悲しい気持ちになる。 私の意見や感性を一般常識の枠組みから外されてい…

Ha.
2年前
2

「お化け」という存在

みんなは、お化けが怖いと感じるだろうか。 私は、普通に怖い。 実際出てきたら確実に倒せない相手だからだ。もし出てきたら、どう対処すればいいのか。この答えがないと…

Ha.
2年前
1

オラフという友達

先日、幼少期の事をnoteに書いている時に、私の友達のエピソードがじわじわ浮かび、文章にしたいと感じた。 オラフ(仮名)だ。 こいつとは10年近い付き合いである。 彼…

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2年前
1

音楽はすごい。

私は音楽が好きだ。 すっごく詳しい訳でもなく、知識も無いので「趣味は音楽を聴くことです」とは軽々しく言えないが、好きな曲をとことん聞いて満足している。 音楽はすご…

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2年前
10

ゲラの話

私は、ゲラである。 ただ、よく笑うだけならいいのだが、笑いのツボが浅く、一度笑うとなかなか治らない。 私のバイト先では、お客さんがいない時に雑談をするタイプのお…

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2年前
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無駄な特技

無駄な特技

人は誰しも、無駄な特技があるだろう。
いや、どんな特技も意味があるものだが、日常生活で滅多に使わない、レア度の高い特技だ。

私の持っているレアな特技を1つ挙げるとすると、『アッサム語の数字がわかる事』である。
聞き馴染みがないだろう。私も、人生においてアッサム語というものを知ることがないと思っていた。アッサム語はインドのアッサム州で主に使われている公用語である。

私の高校時代の大半は、じゃんけ

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睡眠と夢の話。

睡眠と夢の話。

私は、よく夢を人に話す。

夢と言っても、そういう将来への野心的なものではなく、睡眠時に見る夢のことである。

私のお姉ちゃんは「人の夢の話が、この世の中の話で1番つまらない。」という。

確かに、言われたからって別に本当に起こった訳でもないし、着地点がある訳でもないな。

そう思うけれど、夢を見ると誰かに話したくなるので、恋人によく話す。いや、もはや恋人しか聞いてくれないのかもしれない。

嫌な

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大学生

大学生が終わった。

大学生らしい事はなにもしなかった。

唯一、私が気になったフットサルサークルはただの飲みサークルだった。

知らない先輩に肩を組まれ、半ば強引にアルコールを飲まされた。これが、大学生らしさならば、私には似合わないなと感じた。

それを楽しいか、楽しくないかは置いておいて、私はとてもプライドが高い。
その空間にいる時点で、私の格が落ちたように感じてしまうのである。否、楽しくなか

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腰痛の話

皆様は、腰痛持ちでしょうか。

私は「持ってる」と言えるほど頻度で痛くなる訳では無いが、腰が弱い。

私が大学2年生の頃、突然腰が痛くなった。

当時はと言っても2年前の話なのだが、理由がわからなかった。

バイト先のガソリンスタンドでのタイヤ交換か、同じ体制でのコーティング施行か、思いつきで始めたコサックダンスの練習か、ロフトベッドのハシゴで転んだことか

すべて当てはまる気がしたけれど突然痛く

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離れて寝ていい?

理性が勝てなそうだと、彼は悟ったのだろう。

彼と出会ったのはよく分からないTwitterのようなアプリだった。

人間と喋るか!と、意気揚々と入れたアプリで、私はよく日々思ったことをつらつらと書いていた。ビールを持った自撮りで「人生はすごい!」みたいな事とか、飼ってるフェレットの前で四つん這いになって遊んでからフェレットだと思い込まれてゲージに持ってこうとされる話とか、大学で突然手掴みで食べ物触

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2022年を振り返りたい

2022年が終わって、もう1週間も経っているな。

30日から、実家に恋人が遊びに来ていたが、私たちはあり得ないほどインドアなので、ずっと家から出ないでいた。
年越しの日も、私たちはモンハン3rdをやっていた。PSP二台と大きいジャスミン茶を持ってベッドの上でずっと素材集めをしていた。

姉の彼氏と姉が、部屋に来て「ずっと部屋にいる気!?」と驚いてきた。確かに、2022年最後の思い出がロアルロドス

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独りよがり恋愛

私は、学生時代モテる方では無かったが、それなりに恋愛をしてきたと思う。

高校1年生から大学1年生まで、1度も別れることなく付き合い、その後付き合った人間とも2年近く一緒にいた。
しかし、長い恋愛である程良いのかと言われればそんなことは無い。

片方が我慢をすれば、ただ長く付き合うことは可能である。
私は、我慢をする人間だった。いや、我慢をしているつもりはなかったが、カッと怒れない人間が故に(1度

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アンパンマン御三家で、彼氏にするなら誰だろう

アンパンマン御三家で、彼氏にするなら誰だろう

私は、そういうことをよく考える。これを考え始めたのは高校1年生の頃であり、21歳になった今でも答えはまだ出ていない。

ここからは全て私の空想話であり、すごく失礼なイメージや偏見が入り混じった文章である。そもそも、アンパンマン御三家というワードも、彼氏にするならばという前提もおかしい。しかし、高校時代から考えているこの議題に終止符を打とうと、文章を書いている。

では本題に入る前に、ここでのアンパ

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寝込んだ話

こうねつをだした。

40度近い熱を出しながら、お布団に踞る。冷たい飲み物を首元に当てると息苦しい中に生まれる気持ち良い感覚、いつぶりだろうか。

よく考えたら、こんな高熱が出るのは久々かもしれない。いや、普段は少し体調が悪くても熱を測るのがめんどくさいので熱自体に気付かないのかもしれないが、今回は只事じゃないぞと身体が言っていた。

私は平熱が35度台なので、37度という一般的な微熱でも死活問題

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暇という概念

定期的に暇が欲しくなる。
というか、私に暇という概念は無いのかもしれない。

急ぎの事が無いと壁を見て一日を終えてしまったり、空を見て雲が流れている様子を見て何時間も経っている事がある。
これは、暇だからやるのではなく、私にとって何もしないという一つの時間の使い道なのだ。

もはや、それをする為に時間を作っているのかもしれない。

車の免許を取り、眠れない日は1人でドライブをする事が多々あった。

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家が燃えた話

家が燃えた話

小学校の頃に、家、というよりキッチンが燃えたことがある。

小学校4年生の頃、スイミングスクールに通っていた。行きと帰りは家の近くの公園までバスが出ていたので、1人で通っていた。
姉も、当時体験スクールを一緒に受けたが水を顔に付けられず断念し、私だけ通い続けた。

スイミングスクールの、独特の空気が好きだった。塩素の匂い、夕方になるにつれて夕日に赤く照らされるプール、疲れ切った帰りのバスに揺られな

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みんな

「みんなは違うよ」

この言葉が、私は嫌いである。
些細な会話から、この言葉が発されると私は少し悲しい気持ちになる。
私の意見や感性を一般常識の枠組みから外されている気持ちになるからだ。

今はだいぶ大人になったので、みんなと一緒で無くても何一つ悪い事はないじゃないと思えるが、小さい頃はその枠組みから外れるという恐怖があった。

小学生の頃、父には「周りと同じだとつまらない」「地味すぎるから、これ

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「お化け」という存在

みんなは、お化けが怖いと感じるだろうか。

私は、普通に怖い。

実際出てきたら確実に倒せない相手だからだ。もし出てきたら、どう対処すればいいのか。この答えがないと言うのが怖い。最悪の場合、向こうは何らかの力で私を殺すことだってできるのに、私はそれをどうすれば回避できるのか、明確な答えがない。

しかし、お化け屋敷に行く機会が何だかんだ多い。自発的には行こうと思わないが、大抵、人に誘われたら行くタ

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オラフという友達

オラフという友達

先日、幼少期の事をnoteに書いている時に、私の友達のエピソードがじわじわ浮かび、文章にしたいと感じた。

オラフ(仮名)だ。
こいつとは10年近い付き合いである。

彼は、成人をしたのにも関わらず、成人らしからぬ言動をする。

ある日、彼と車で雑談していた。彼は小さい粒のチョコレートがたくさん入った、カップに手を入れながら会話をしていた。
「一個食べたい?」と行った後、自分の素手で鷲掴みしたチョ

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音楽はすごい。

音楽はすごい。

私は音楽が好きだ。
すっごく詳しい訳でもなく、知識も無いので「趣味は音楽を聴くことです」とは軽々しく言えないが、好きな曲をとことん聞いて満足している。

音楽はすごい。

何故か、耳で聞いているだけなのに楽しくなったり、悲しくなったり、気持ち良いと感じたり、切なくなることができるのだ。「ここの、ピアノの部分、すっごく好きなんだよな……このドラムのところ、すげーや……」と知識がないので『よく分からん

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ゲラの話

私は、ゲラである。

ただ、よく笑うだけならいいのだが、笑いのツボが浅く、一度笑うとなかなか治らない。
私のバイト先では、お客さんがいない時に雑談をするタイプのお店だったのだが、なかなか治らずに、お客さんが来た際に接客しに行こうとすると「お前はお客さんの前で平然と笑うから、今は行くな!!!」と先輩に止められたことがあるくらい笑ってしまう。

そして、笑うタイミングに疑問を持たれる事も多い。

以前

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