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詩丼系

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静岡県・遠州地域・浜松市における詩歌活動の周辺
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記事一覧

みそのの詩歌賞

お久しぶりです。青葉です。
お花見の季節ですが皆さんいかがお過ごしでしょうか。
青葉はまだお花見に行っていません。学校が始まるまでには行きたいとは思っています。間に合うかしら・・・?

さて本題へ。
ご報告が遅くなってしまい、申し訳ございません。
ありがたいことにみそのの詩歌賞 自由詩部門の部門賞をいただきました。
びっくりです。本当にありがたい。
主催者様を初め、たくさんの方々に感謝いたします。

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公園と詩歌の関係について

公園と詩歌の関係について

もとのインタビュー記事から表題の件についての文章のみを抜粋し、わかりやすく主旨を加筆しました。

公園と詩歌については、①中心から外された核心性、②弱い膜の場、③遊牧性の3つで説明できます。

中心から外された核心性【主旨】小説だけじゃなく経済も現代美術も、詩歌の比喩があるからこそ小説であり経済であり現代美術なのに、いずれも詩歌から受けている恩恵を忘れちゃっているよ。公園もときどき忘れられちゃうよ

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:0089 詩人が出れそうな定期即売会まとめ

:0089 詩人が出れそうな定期即売会まとめ

発表した〜〜い!
まだまだ詩集の在庫が有り余っているうたももです。文学フリマ東京37用のフリーペーパーもまだ60枚あります。38は2024/5です。どこで配りきれますか。文学フリマ以外にも出店したいのですが。詩人が出せそうな即売会をまとめました。オンラインは省きました。

全国文学フリマ

2002/11/3/から少しずつ全国に広がっていったイベント。それぞれが文学と信じるものであればなんでもアリ

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4月24日(水)夜 「やさしい詩のつどい」4回目 さとう三千魚さん 2024年

4月24日(水)夜 「やさしい詩のつどい」4回目 さとう三千魚さん 2024年



開催概要日 時:2024年4月24日(水)19:30〜21:00
会 場:書肆猫に縁側 店舗ペース(和室)
    (静岡市葵区大岩本町8-25)
参加費:1,500円
    当店で使える200円クーポン付(有効期限無し・使用諸条件あり)
ゲスト:詩人 さとう三千魚さん
主 催:書肆猫に縁側

※店舗営業はお休みします(4/23更新)
※お車で来店予定の方は予約時にご相談ください
※猫がいま

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⚫市民文芸って

⚫市民文芸って

2021年2月18日

『 浜松市民文芸』第66集に入選しました!

初応募です。詩を1編、短歌1首。

実は、短歌は市民文芸賞(最優秀)が狙えるかも...。
とか思ってたんです(笑)。

地方の文芸誌ではポっと出では難しい?
順番待ちもありそうな。

冊子は無料で頂けるみたい。
皆様の作品読むのがたのしみです。

「萌」短歌・ポエデイ・みそのの詩歌賞

「萌」短歌・ポエデイ・みそのの詩歌賞

 二〇二四年二月歌会のあと、にゃんしーさんにひとことアドヴァイスを貰ったので改作しました。歌会の詠み込みは「萌」でした。

   &

 明日は祝日・天皇誕生日。浜松へ移動して、23日は、「ポエデイ」にて、ゲストパフォーマンスをしたり一日中本を売ったりしている予定です。

 お近くの方はご来場くださいませ。入場無料です。出店が6名ほどいますが、他の方も、会場内で手売りを可とされています。
 オープ

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2月24日(土)浜松でちょっと新しい文芸同人誌即売会あるよ。

2月24日(土)浜松でちょっと新しい文芸同人誌即売会あるよ。

文芸同人誌即売会というと、申し込んで、お金払って、ブースに本を置いて、というかんじだと思いますが。

さいきんもっとへんなことがしたいな、と、尼崎でうごめいていたところ、浜松のほうから、奇妙な誘いがありました。

「ポエデイ」っていうんだって。ゆかいな名前だな。

なんたって
・申し込みがない。当日その場で名前を書いて参加。
・お金は払わなくていい。
・ブースがない。朗読してその流れで売る。
とい

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 詩丼(しどん)

 詩丼(しどん)

我が地元浜松で8月に行われる詩のイベント「詩丼(しどん)」。
 こういうところで自分の詩集を販売するのもおもしろそうかもしれない。さらに理想を書くなら、既存の第1詩集と一緒に、過去の詩をまとめたZIN、あるいは同人誌てきな物を五百円ぐらいで販売できたらなあ。
 でも8月は順調にいけば大阪に地域移行するための準備が1番本格的になる時期だしなあ。それにZIN、あるいは同人誌的な物の原稿はあるけど、編集

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ポエデイ

ポエデイ

 一昨日2月24日に、地元浜松で「ポエデイ」という詩のイベントが開催された。
 浜松出身の詩人としてはものすごく行きたかったのだけれど、まだ一人で長時間電車に乗ることへの精神的な不安がどうしてもぬぐえず、結局行くのを断念してしまった。
 ポエデイでは第1詩集『世界と繋がり合えるなら』を出版させてもらった出版社代表のFさんがブース出展者として参加していて、昨夜Fさんから電話でイベントの様子を教えても

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詩歌イベントのための3冊

詩歌イベントのための3冊

この記事は、静岡県浜松市で2月24日にポエデイを副代表として主催し、8月24日に詩丼を開催しようとしている人が詩歌イベントを打つにあたって参考にした3冊の本を紹介する記事だ。

鈴木健『なめらかな社会とその敵』ちくま学芸文庫本書は自由意志や責任のありかた、膜や核について触れながらこれからの時代の貨幣システムや投票システムなどを提案する。 

引用はこの記事を書いた実情である。冗談はさておき、いまの

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地方文芸メディアをつくる

地方文芸メディアをつくる

何か足りないと思っていた。2月24日(土)に浜松市で遠州における詩の祭典ポエデイを開催する。

そして3月8日(金)〆切でみそのの詩歌賞の各部門を募集し、3月31日(日)に公開選考会を催す。

祭と賞を企画した。でもパズルのピースがひとつだけ足りないように、civ5で自国の領土からウランが産出しないように、何かが足りないと思っていた。

ポエデイは、イベントバンクや地元のタウン誌やフリーペーパーな

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地方文芸賞をつくる

地方文芸賞をつくる

 これは、みそのの詩歌賞という地方文芸賞をつくるに至った思いと流れを書いた約1700文字の記事です。

みそののお花見 2023年春に美薗中央公園(静岡県浜松市旧浜北区西美薗)の花見広場において、旧浜北区の建築事務所E4さんと建材会社主催で「みそののお花見」というイベントが開催された。そのイベントへ私は「短歌□つくる」という企画で参加した。「短歌か俳句で何かやれないか」とイベント前月に主催から誘わ

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地方文芸の可能性

地方文芸の可能性


選者の流派と選の関係とある市民文芸の表彰式に参加した。詩部門で第一位だったためだ。市民文化会館の会場で、短歌部門の選者(県歌人協会所属)が「選者の流派による違いは選に全く影響しない」と発言した。私は、それは欺瞞だ、と思った。

詩歌は飛ばすその選者は、ご自身の流派はアララギで、お手本は万葉集だと言う。そして、現代は俵万智をはじめとしてライトヴァースやニューウェーブと呼ばれる短歌を作る人が多いとい

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カバディみたくポエデイと言って

カバディみたくポエデイと言って


便利な仕組み 遠州や浜松市で俳句・短歌・詩など詩歌を扱う人が「なにかしたいなぁ」と思いついたときに便利な仕組みを設けよう、と私は思った。そして、その仕組みは、固定された組織ではなく、流動的なイベントの方が時流の変化に即応しやすいと考えた。イベントのときだけ集まり、終われば解消され、何かあればまた知識を足して集まるようなものを。

ポエトリー・リーディング浜松 はじめ、ポエトリー・リーディング浜松

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