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読書感想

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#ノンフィクション

「松本仁一著・国家を食べる」読んでみた。

「松本仁一著・国家を食べる」読んでみた。

いつも私の投稿を見て下さっている方は、
「何を今更?」と思うかもしれませんが、
私は普段食レポ記事を投稿しています。

最近はお手軽に食べられる外国の料理も
少しずつ増えてきているので
レポートする商品で困る事はありません。
本当、便利な世の中になったものですね。

しかし、世の中にはとんでもない物を
食べている……いえ食べようとした事がある
人もいるようです。

先日そう思わずにはいられない

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〇〇障害はウソ!?

〇〇障害はウソ!?

あなたはこの言葉を聞いた事がありますか?
「発達障害」
言葉そのものは1933年には既に生まれていますが、
日本ではここ20年ほどで急速に広まった言葉です。

もし、あなたや身近な人が発達障害と言われた事があるなら
どんな気持ちになりますか?

恐らく多くの場合ショックを受けるでしょう。
私自身そう言われて受けた事があります。

ですがそのショックを上回る衝撃的な本を
先日読みました。

もし発達

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「人気講師の教え方」を手軽に学べる!?

「人気講師の教え方」を手軽に学べる!?

「人に何かを教える事」あなたは得意ですか?
私ははっきり言ってしまうと苦手です。

しかし社会人であれば
多かれ少なかれ
人に教えなければならない時があります。

親が子供に知識を伝えたり、
先輩が後輩に仕事の指導をしなければならない時、
あるいは教師が生徒に勉強を教える事も
「人に何かを教える事」ですね。

社会人として行きていく上で
これら全てをやり過ごすのは無理でしょう。

「人に教える技術

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菅野久美子「家族遺棄社会」読書感想

菅野久美子「家族遺棄社会」読書感想

あなたは覚えていますか?
以前私が「親を殺したくなったら読む本」と言う
衝撃的な本を紹介したことを。

親との関係に悩む人への処方箋として書かれた本であり、
内容も実用性がありましたが、タイトルは中々に強烈です。

それに続き、又衝撃的な本を見つけてしまいました↓

「菅野久美子著 家族遺棄社会」
前回は親でしたが、今回は家族の本です。

作者について

本の内容について触れる前にまずは著者の

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北澤幸太郎「場当たり的が会社を潰す」読んでみた

北澤幸太郎「場当たり的が会社を潰す」読んでみた

あなたはこの様なお悩みを持っていませんか?

・会社の上層部が根拠のない目標を掲げてくる。
・部署の方針がコロコロ変わる。
・問題の解決を丸投げされる。
・周囲が方向性をまるで理解してくれない。

もし上記に当てはまっていたら、
あなたの職場は「場当たり的」な対応をする職場なのかもしれません。

人間誰しもその様な対応をしてしまうことはあります。
私もそうです、食レポ動画を撮影しようとしていたら、

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池田整治「脱洗脳支配」を読んでみた。

池田整治「脱洗脳支配」を読んでみた。

「あなたも私も洗脳されている!?」

こう言われて心穏やかでいられますか?
恐らくはいられないでしょう。
本日紹介する本はそんな恐ろしい事が現実に行われているかも知れない、
そう警告してくれます↓


【中古】 脱・洗脳支配 日本人の資産と思考を奪うマインドコントロールのすべ / 池田整治 / 徳間書店 [単行本]【メール便送料無料】【あす楽対応】

楽天で購入
「池田整治 脱・洗脳支配」

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「その情報、本当に信じて良いものですか?」

「その情報、本当に信じて良いものですか?」

「その情報、本当に信じて良いものですか?」

本日は10月31日、ハロウィンですね。
ですが今年はハロウィンだけではありませんよね~
そう、衆院選の投票日でもあります!!

あなたは投票に行きましたか?私は期日前で済ませました。
「いや選挙とか良く分からないし」
そう思ったあなた、今はネットで色々調べられるでしょう……
と言いたいのですが、調べた先でたどり着いた情報、本当に信じていいものですか?

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押川剛著「子供を殺してくださいという親たち」を読んだ感想

押川剛著「子供を殺してくださいという親たち」を読んだ感想

「子供を殺してください!!」
こんな言葉を聞いたらあなたはどう思いますか?
おそらくですがほとんどの方が
「何故そんな酷い事を言えるのですか」
と疑問に思うのではないでしょうか?

しかし、社会にはそうした事を口にする、
いえそこまでは行かなくても内心で思っている親も居るのです。

「え!?そんなの信じられない」
もしあなたがそう思ったのであればこちらの本を読んでみて下さい。
そして読み終えた頃に

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久世芽亜里 「コンビニは通える引きこもりたち」読書レビュー

久世芽亜里 「コンビニは通える引きこもりたち」読書レビュー

「あなたの引きこもりに対するイメージは全部誤解です!!」

いきなりこの様に言われてあなたはどう思いましたか?
おそらくは不服なのでは。

・いやいや、引きこもりのイメージって言ったら……
・私の子供が引きこもりだけど行動は世間で言われている~

あるいはこうした感想を持たれましたか?
ではお聞きしますが、そのイメージというのは例えば

・部屋から一歩も出ようとしない
・不登校が原因で引きこもりに

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細谷功「自己矛盾劇場」読書感想

細谷功「自己矛盾劇場」読書感想

「知ってる・見えてる・正しいつもり?」

あなたの身の回りにこんな人はいませんか?

・こちらの行動をすぐ否定して自分のやり方を押し付けてくる。
・人の悪口は言いまくるのに自分が言われると大反論する。
・言っている事とやっている事がコロコロ変わって振り回される。

こうした行動に出る人の不思議を知りたいとは思いませんか?

知りたいと思ったあなた、
その答えはこちらの本に書かれています↓

「細谷

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細谷功「象の鼻としっぽ コミュニケーションギャップのメカニズム」感想

細谷功「象の鼻としっぽ コミュニケーションギャップのメカニズム」感想

「だからコミュニケーションはずれる!!」

あなたはコミュニケーションでお悩みではありませんか?

・何度言っても伝わらない
・相手の行動が改善されない
・何故か反発される……

この様なお悩みを抱えてらっしゃいません?

もしそうだとしたらその原因はある点を
見落としているからかもしれません。
そのある点を教えてくれる本を本日は紹介します↓

「細谷功著 象の鼻としっぽ」

此方の本はビジネスコ

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水島広子著「怖れを手放す」読破感想

「対人関係はコミュニケーションが大事!!」良く言われる事ですが果たしてどれだけの人がそれを実践出来ているでしょうか?
そう思っているそこのアナタ、コミュニケーションをトレーニング出来る方法は知りたくないですか?
それはこちらの本に書かれています↓

「水島広子著 怖れを手放す」
はい、此方は二周に渡って紹介した「それでいい」シリーズ二冊の著者である水島広子氏の本で二週目で共同著者の細川貂々さんが参

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森口奈緒美「自閉女の冒険 モンスター支援者達との遭遇と別れ」読破感想



「森口奈緒美著 自閉女の冒険 モンスター支援者との遭遇と別れ」

此方の本は自閉症当事者の著者が成人してから支援を求めたものの、その支援者(と呼ぶのもおこがましい連中)にも攻撃され、利用され、踏みにじられてきた波乱万丈の人生を綴ったノンフィクション・エッセイです。

で、此方の本を読んだ感想ですが、今まで自分も何冊か福祉や障害支援関連の書籍は読んだことは有りましたが、やはり当事者という事も有る

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