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細谷功「象の鼻としっぽ コミュニケーションギャップのメカニズム」感想

「だからコミュニケーションはずれる!!」

あなたはコミュニケーションでお悩みではありませんか?

・何度言っても伝わらない
・相手の行動が改善されない
・何故か反発される……

この様なお悩みを抱えてらっしゃいません?

もしそうだとしたらその原因はある点を
見落としているからかもしれません。
そのある点を教えてくれる本を本日は紹介します↓


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「細谷功著 象の鼻としっぽ」

此方の本はビジネスコンサルタントである著者がその長年の経験を元に

・どうしてコミュニケーションはずれるのかという点
・どうすれば良いのかという対処法

主にこの二点について書かれています。

まずコミュニケーションがずれるのは

・お互いににているようで違う場所を見ており、
なおかつそれに気付いていないのが主な原因である

としており、その対処法として

・常にずれる可能性を考慮した上で、
様々な手段を用いていく
・具体的には言葉だけでなく、文章、SNS。相手に繰り返させる等の技術を用いる。

と言った方法が紹介されています。

ここからは私の感想ですが、最も思ったのは
「言語によるコミュニケーションはやはり面倒である」
という事です。

元々私は会話は苦手で特に

・雑談
・相談
・愚痴、悪口

これらは基本時間の無駄だと思っているので嫌いです。
なので結局の所元から伝えるのは諦め、
文章など万が一の際に証拠を残せる物を中心にやり取りするのが
一番いいのではないでしょうか?

今は受付窓口の電話も録音される時代なのですから
コミュニケーションを取る事よりも
証拠を残し、常日頃からトラブルに
備えておく方が重要で簡単だと思います。

まあ、コレは恐らく著者の考えている結論とは違うと思いますが……

以前紹介した岡田尊司先生の著書
「ネオ・サピエンス 回避型人類の誕生」においても
ネオ・サピエンスの理想とするコミュニケーションは
テキストデータのみで完結している物と書かれていました。

という点も踏まえると自分も
テキストデータ中心の方向に動かしていった方が良いと思います。

私はこう思いましたが、コミュニケーションがずれる原因を知りたいあなた、
改善したいと思っているあなたにはおすすめですね。

という訳で本日は日常演舞が
「細谷功著 象の鼻としっぽ」を
読んでみた感想を述べる読書感想記事でした。

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