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「松本仁一著・国家を食べる」読んでみた。

いつも私の投稿を見て下さっている方は、
「何を今更?」と思うかもしれませんが、
私は普段食レポ記事を投稿しています。

最近はお手軽に食べられる外国の料理も
少しずつ増えてきているので
レポートする商品で困る事はありません。
本当、便利な世の中になったものですね。

しかし、世の中にはとんでもない物を
食べている……いえ食べようとした事がある
人もいるようです。

先日そう思わずにはいられない
ある本を見つけたので
ふと手に取ってみました↓

「松本仁一著 国家を食べる」

……一体何を食べようとしているのでしょうか?
そう思わずにはいられない本だと
あなたも思いませんでしたか?

著者について

まずは著者の松本仁一氏について
少し触れていきます。

松本氏は1942年に長野県で生まれ、
東京大学法学部を卒業した後、
朝日新聞に入社して
同社内の中東アフリカ総局長や
編集委員などを歴任した後、
2007年に退社されています。

本の内容について

タイトルからするといかにも
「国の税金を食い荒らす利権」
ついて書かれているように思えますが、
実際は違いました。

実際に書かれている内容は
著者が海外の紛争地や戦時下で食べた
料理とそれにまつわるエピソードの数々です。

全15章あるのですが、すべて紹介すると
長くなりすぎるので一部を抜粋します↓

・イラクで食べた羊肉料理
・ソマリアで実をすくいだしたパパイヤ
・エジプトで飲んだモロヘイヤのスープ
・ベラルーシでかじったリンゴ
・ガーナで口にした郷土料理

この他にも様々な料理、食材が
現地や国のエピソードも交えて
紹介されています。

宿泊場所の近くで銃撃戦が始まった、
相次ぐ市街地からの略奪、
銃の開発者や国王との会談など、
料理も色々ありますが、同じくらいか
それ以上にエピソードがすごいです。

私の感想

ではここから私の感想ですが

「紹介されている料理はどれも
美味しそうで食べてみたくなった。
ですが一方で戦時下の状況が
目の前に浮かんでくるようだ」

と思いました。戦争という日常なのか、
非日常なのか曖昧な事において、
実際にどのような状態になるのかを
テレビの映像などとは全く違う角度から
教えてくれる本だと思います。

著者もあとがきで語っているのですが、
「国家を食べる」と言う本は
料理そのものよりも周囲の人が
主役と言えるかもしれません。

もし今ここで記事を読んでいるあなたが

・世界各国の料理に興味がある
・戦争という出来事のリアルを知りたい
・将来の夢は海外リポーター

と思っているのであればぜひ読むべきです。

まとめ

日常演舞の読書感想文、今日は
「松本仁一著・国家を食べる」を
読んでみた感想を書きました。

明日またお会いしましょう!!

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