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細谷功「自己矛盾劇場」読書感想

「知ってる・見えてる・正しいつもり?」

あなたの身の回りにこんな人はいませんか?

・こちらの行動をすぐ否定して自分のやり方を押し付けてくる。
・人の悪口は言いまくるのに自分が言われると大反論する。
・言っている事とやっている事がコロコロ変わって振り回される。

こうした行動に出る人の不思議を知りたいとは思いませんか?

知りたいと思ったあなた、
その答えはこちらの本に書かれています↓

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「細谷功著 自己矛盾劇場」
はい、こちらは先週紹介した「象の鼻としっぽ」の著者でもある
「細谷功」氏の著書です。

今回の著書は「自己矛盾」がテーマになっていますが、
ここで言う自己矛盾とは

・自分もそう変わらないのに他者(実際は人に限らない)を非難する。
・実際は周囲から見ていると実際はどちらも対して変わらない。
・しかしその事を指摘されると烈火のごとく反論してくる。

この様な行動及びそれを行う人物を指します。

こちらの著書ではこの様な人物に対して

・何故その様な行動を取るのかについての説明
・その人物が出てくる背景
・そうした人についての対処法

等が書かれています。
まず1つ目の何故その様な行動を取るのかについては
主に「自分は特別であると思いたい」心理が作用しているためであり、
2つ目の出てくる背景についてもほぼ同様です。

そして最後の対処法ですが、これはほぼ
「相手にしない(適当にあしらう)」事となります。

ここからは自分の感想となりますが
「これも結局はコミュニケーション重視の弊害から起こっているのであり、
コミュニケーションの削減が最も効果的な解決法なのではないか?」

というのも私がこの本を読んで真っ先に思い浮かべたのは
いわゆる「ツイフェミ」と呼ばれる人達のツイートであり、
それの殆どがこの自己矛盾の定義に当てはまっていると感じたからです。

ツイフェミのツイートも
結局はコミュニケーション重視の影響であり、
本の中にも書かれている「不言実行」が良しとされる社会となれば
自己矛盾もかなり削減できると思います。

こうした「口ばかり」の人を減らすためにも
早々に言語コミュニケーションの削減に取り組んだ方が良いのではないでしょうか?

まあ、先週と同様に
この結論は著者の意図したものでは無いと思いますが……

と言う訳で本日は日常演舞が
「細谷功 自己矛盾劇場」
を読んだ感想をレビューする読書感想記事でした。

それでは又次の記事でお会いしましょう!!

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