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生きる、生活系

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#エッセイ

性格と住む環境

性格と住む環境

個人の性格と住む環境とはある程度関連があるように思います。
承認欲求が強いとかイベントが好きという人は首都圏(特に東京)暮らしがあっていますし、私のようにうるさいのが嫌い、でも都市の便利さは享受したいという人は地方都市(札幌や仙台や福岡)が暮らしやすいでしょう。

それゆえ、どこに住むかというのは個人の性格に依存していると言えます。
だからこそ、自分の性格を知ることが重要であり、それを知らずして住

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Old Moneyを志す

Old Moneyを志す

あけましておめでとうございます!する前にもう月末になってしまいました。

毎年「今年のコンセプト」というものを発表して、ファッションやSNSの系統、ライフスタイルもそれに合わせていく完全に内輪ノリの個人企画があります。

今年は「Old Money」

オールドマネーとは代々莫大な財産を継承する人々、資産家。
その反対は一代で富を築く「New Money」いわゆる成金なわけですが、ブランド品や高級

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白饅頭日誌:12月18日「わたしの苦手なひと」

白饅頭日誌:12月18日「わたしの苦手なひと」

 あらかじめ断っておくが、あくまで私個人の話だ。

 私はあまり人を嫌ったりすることはない(そもそも人にそこまで入れ込んだりすることがない)のだが、そんな私でも「なるべく距離を取りたいな」と思うタイプの人はいる。

生きているだけで実は奇跡だという話

生きているだけで実は奇跡だという話

人生はクソなことが多く、日本は衰退の一途をたどる。
そういう状況下で「生きているなんて奇跡」だなんて言ったら、気分を悪くする人もきっといるでしょう。
私もそう。
人生なんざ結局「親ガチャ」、「能力ガチャ」に当たった人が圧倒的に優位に生きることができる。
それに比べ、何の才能もない自分なんて生きる意味なんてあるのか…。
と絶望することが多い。

でも、「生きている」ということだけについて考えると、今

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「普通」の生き方が無理な人は地方に住んだほうがいいという話

「普通」の生き方が無理な人は地方に住んだほうがいいという話

何度も記事で書いていますが、日本人の「普通」の基準は狂いまくっています。

MARCH以上の大学を卒業していなければならないだの、大企業に勤めていなければならないだの、年収1000万稼いでいなければならないだの、明らかに万人が達成するには無理なことを「普通」としています。

日本人の「普通」観が本当に鬱陶しく感じている人もいるでしょう。
そういう人はもし、今東京に住んでいるのなら、地方に引っ越すこ

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「仕事がデキる」という言葉に感じる胡散臭さ

「仕事がデキる」という言葉に感じる胡散臭さ

「仕事がデキる人」という言葉を聞くと、日本人ビジネスパーソンはその人に対して崇拝の念を抱くことでしょう。
仕事がデキる…
仕事がデキる
仕事がデキる…

でも、性格がひねくれまくり、歪みまくりの私はどうもこの「仕事がデキる」という言葉に対して胡散臭さを感じるのです。
ついでに言うと、「ビジネスパーソン」という言葉にも胡散臭さを感じているのですが、胡散臭さを感じつつ、ビジネスパーソンという言葉を多用

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資格取得には熱心になれるが、就活はムリ

資格取得には熱心になれるが、就活はムリ

私は外国語が好きで、それに関する資格をそこそこ持っています。
例を挙げると、英検準1級、TOEIC725点、仏検3級(先日2級の二次試験だったがたぶん受かっている)など。
まあ英語ガチ勢から比べるとたいしたことないかもしれませんが、資格取得というのは個人的にやっていて楽しく感じます。

一方、就活や転職に関してはどうか。
比較対象が資格というのもなんか違うような気がしますが、就活や転職に関しては全

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会社員の成功は意味がない

会社員の成功は意味がない

日本人ビジネスパーソンにとって、会社員として成功することは一つの目標だと思います。
大企業に就職し、社畜となりて、出世をし、年収を上げていく…それこそが日本人ビジネスパーソンの成功。

しかし、会社員として成功しても結局のところ意味がないと私は思います。なぜなら、自分に興味のある人間なんてごく一部であり、もっと根本的なことを言うと、死んだら全てが無に帰するから。

今はSNSがあるので、自分とは全

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精神的貴族とのお茶会

精神的貴族とのお茶会

大学時代の友達と久しぶりに会った。どれくらい久しぶりかと会話履歴を見てみたら、なんと今年の2月以来だった。たいていふた月に一度会っていたのだが、GWに会う約束をしていたのに、私が体調不良で反故にしてしまったのだ。でもなにも言わずにいてくれた。

彼は紅茶とバラを愛し、フランス語も嗜む精神的貴族である。ぽやぽやとわかめのように波に揺られて生きている私に対し、彼は溢れる教養で知的に学び、働き、遊んでい

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金曜夜のひとりごと。

金曜夜のひとりごと。

こんにちは♪mimiです☺️

ただいま金曜日の帰宅途中。
やっっっと今週のお仕事が終わった〜〜〜という気持ち!!

なのでほんと言うとどこかに寄って帰ったりお買い物でもして帰りたいところなのだけれど、
今日は残念ながら女の子特有でお腹が痛いのでトボトボと帰ります…😭

一刻も早く家に帰って
ソファに全体重を預けたい🥹

それはそうと、今週は長かったなあーー😩
今ちょうど私が担当している一大

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組織色の強い組織が苦手

組織色の強い組織が苦手

日本人の多くは帰属意識がとても強いように思います。
だから、どこかの組織に所属していると、安心感を得ることができる。
加えて、その組織のレベルが高ければ(大企業など)高いほど、安心感とともに優越感を得ることができる。

一方、私はというと、組織色が強い組織は苦手。
会社とか宗教団体とか。
会社と宗教団体(どちらも似たようなものですが)は組織色がとても強いです。
周囲の人間と仲良くならなければならな

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【日本人論】仕事がなくなるよりも暇になることを恐れている

【日本人論】仕事がなくなるよりも暇になることを恐れている

先日、AIによって今後仕事はなくなっていくが特に何か対策をする必要はないという記事を書きました。

多くの人が仕事を失ったとしても、社会が変わっていくので(ベーシックインカムの導入など)、無理に仕事のスキルなぞ身に着ける必要はないという趣旨だったのですが、きっと日本人はAIに徹底的に抗い続け、無理やり無駄な仕事を作ってでも働くことにすがるだろうというのが私の予想。

一体なぜ、日本人はAIに抗い、

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日本人の労働観が死ぬほど嫌いだ

日本人の労働観が死ぬほど嫌いだ

私が働くことに積極的になれない理由、それは日本人の労働観にあるのではないか?と思いました。
日本人の労働観は、
・社畜になり、年収1000万円を得ることが勝ち組
・休みよりも労働
・働かない、無職は悪
・嫌なことは我慢するのが当たり前
的な感じでしょうか。
まあ昔と比べれば、上記のような価値観の影響力は弱くなってはいるものの、依然として日本人は労働に価値を置いていることに変わりはないでしょう。

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そして、一人ではなんにもできない社会へ

そして、一人ではなんにもできない社会へ

ブログやnote、YouTubeなどで、「時間の有効活用」について語っている人は多い。「時間」が人間の持っているリソースのうち、増やすことができず誰しもが平等であることから最高に重要なものだとして、それを最大限に有効に活用するべきだ、と主張しているのだ。

最近読んだ記事では、「主婦がスーパーで10円安い牛乳を買うために遠いスーパーに行くのは本末転倒だ」ということを説いていた。安いスーパーに行くた

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