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生きているだけで実は奇跡だという話

人生はクソなことが多く、日本は衰退の一途をたどる。
そういう状況下で「生きているなんて奇跡」だなんて言ったら、気分を悪くする人もきっといるでしょう。
私もそう。
人生なんざ結局「親ガチャ」、「能力ガチャ」に当たった人が圧倒的に優位に生きることができる。
それに比べ、何の才能もない自分なんて生きる意味なんてあるのか…。
と絶望することが多い。

でも、「生きている」ということだけについて考えると、今生きていることは奇跡的なのではないかと思います。
生きていたらあらゆるリスクにさらされます
通り魔に殺害されるリスク、テロに巻き込まれるリスク、交通事故に遭うリスク、病気になるリスクなど本当に数えきれないほどの「生命の危険」にさらされています。

私たちはつい、生きていることは当たり前であるという認識を持ってしまっていますが、タイミング悪くなんらかの事故や事件に巻き込まれ死んでしまう危険性が少なからずあるんですよね。
今日無事に生きられたということも、考えられるリスク(事故や事件)に遭遇しなかったという点においては奇跡なのです。

車の通りが多い場所を歩いたのに、事故に遭わなかったのはすごいし、治安の悪い地域に住んでいるのに、事件に巻き込まれないのもすごい(それは引っ越したほうがいい)。
危険にさらされたこの地球上で今日1日生きられたのはすごい。

どんな人間であっても、今日明日突然死ぬことがあります。
「親ガチャ」に当たり、学生時代から今に至るまで「勝ち組」の人生を歩んできた人が突然事故に巻き込まれ死ぬことだってある。

日本人の多くは高学歴で、大企業に就職し、年収1000万円を稼ぎ、結婚することが人生の「勝ち」であると強く信じていますが、今日死なずに無事に生きれた時点でもう「勝ち」なのです。
人生に生きづらさを感じるのは、そもそも理想が高すぎるから

生きていることに感謝しましょう!
なんてクソみたいなきれいごとを言うつもりは毛頭ありませんが、今生きているということは実はめちゃくちゃすごいことであるということは自覚しておいたほうがいいでしょう。




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