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「安物買いの銭失い」なんて言わせません
「いい服買おうと思ってたのに、結局いつもの店だ・・・・・・」
ショッピングモールを歩き回り、落ち着いたところで気付く。
もう社会人。少しは高い服を着よう思うのだが、どうやら貧乏性の自分には難儀らしい。
「そんなだから学生に間違われるんだよなぁ」と思いながら、とりあえず店を後にする。
貧乏性と言っても、ギリギリまで切り詰めて生活をしているわけではないのだ。浪費もするし、手間が面倒でお金を使って
バカ正直に生きてみようって
最近何かと忙しくて、休みの日くらい頭を使いたくないと思ってしまう。
そういうとき、決まって僕が浸るものがある。
それはアニメだ。
最近は色々と話題になっているし、動画サービスでも見れて便利だ。
僕は頭を休めたいと思った時、アニメの力を借りることにした。
仕事でも趣味でも、頭を使うからこそ楽しいということは大いにあると思う。
逆に単純作業なんかは楽だけど、やりがいも楽しさも無いというのが現実だ
ぼっちの時間でリア充になれるらしい
「なんだよまたか……」
街の人達から、そんな声が聞こえてくるような気がした。
先日、二度目となる緊急事態宣言が発令されたからだ。
また色々な楽しみに制限がかかってしまう。
友達と遊ぶことも、カラオケも飲み会も思うようにできない。
街の雰囲気も、何だかよどんでいるように感じた。
コロナが蔓延してから、幸か不幸か一人の時間が以前より増えた。
皆はこの時間を、どうやって過ごしているんだろう。
やろうでやるより好きでやる
「今日はありがとうございます! 盛り上がる準備、できてますかー!」
大学3年生の冬。都内のライブハウスで僕は叫んでいた。
「盛り上がっていきましょうー!」
ライブの熱気に包まれ、MCにも力が入ってくる。
小さなステージで、渾身の力で熱唱した。
この瞬間がたまらなく幸せで、ずっとここに居たいと思った。
夢中になれることがある。
当時大学生の僕は、アカペラサークルで歌を歌っていた。
以前から
あなたの幸せは、どこから?
「雄大これ! メリークリスマス!」
大学3年生の冬、彼女と過ごす2回目のクリスマス。
プレゼントを差し出し、とびきりの笑顔で彼女が僕を見つめている。
「絶対喜ぶと思うから、開けて開けて!」
丁寧に包装された包みを持ち出し、早く開けてよと期待交じりの目が訴える。
輝く瞳は、まるで彼女の方が喜んでいるかのようだった。
「え~!? 何? めっちゃ気になる!」
サプライズで高揚した気持ちを抑えら