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週末エモ集

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マティス 自由なフォルム

マティス 自由なフォルム

結婚記念日、国立新美術館のマティス展、自由なフォルムに行って、館内のポール・ボキューズでランチ。いつ見ても近未来的でアガる建物。

ランチは展示会モチーフメニューで、大作「花と果実」がコンセプトのデザートが特に美しかったです。

私の近況は、フルタイム育休中ながらなんだかんだお仕事があって、家事育児の隙を見て仕事、でほとんどのキャパが占められる生活を送っています。夫は夫でいろいろ忙しく、夫の業務が

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言い表せないモヤモヤをスパイスで押し流してきた話

言い表せないモヤモヤをスパイスで押し流してきた話

私のからいもの耐久度がどれくらいかというと、カレーハウスCoCo壱番屋なら甘口を選択。インドカレー屋さんならバターチキンカレーを選ぶくらい。担々麺でいうと、タンタンタイガーはいける。成都正宗担々麺 つじ田なら、6段階中最もからくないlevel 1でも、からくて食べきれなかったくらい(伝わらない…?)。

でも、Twitterで見かけた漫画の中にあった「(スパイスカレーを食べて)モヤモヤを押し流す作

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「去られるためにそこにいる」常に心に留めておきたい子育ての言葉

「去られるためにそこにいる」常に心に留めておきたい子育ての言葉

 娘を育てはじめて1年と5カ月がたちました。日々子どもと暮らす中で、ときどき「家族との関係の築き方」について考えることがあります。家族はいつもそばにいるから、うっかり優先順位が下がってしまうことがあるけれど、その関係の豊かさは、人生の豊かさに直結すると、実感するようになってきました。そんな中、先日 #ヘルスケアSHIP の対話イベントに登壇。盟友であるDr. ゆうすけと、親や子、パートナーといった

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「私、HSPだから」へのモヤモヤの正体

「私、HSPだから」へのモヤモヤの正体

昨今、自己肯定感やHSP(Highly sensitive person:敏感すぎる人)など、心の気質への考察が「ブーム」だなぁと感じています。
こうした考察が自分の抱えるモヤモヤを言語化し、楽になる人が増えるなら素敵なことだなと思っています。

一方でこういう話題のとき、ときどき気になっていたのが、「私、HSPだから」といった、公言する人のセリフへの違和でした。思い返せば、「私、ADHDっぽさが

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今さらアドラー、新年に改めて「他者信頼」「他者貢献」「自己受容」

今さらアドラー、新年に改めて「他者信頼」「他者貢献」「自己受容」

テキストの整理をしていて、メモを見つけました。多分、アドラーの本を読んでピックアップしたことが主に書かれています。アドラーといえば、「他者信頼」「他者貢献」「自己受容」がキーワード。いまさらアドラーですが、新年にメモを読み返してみて、今の課題「謎の自信のなさ、他者信頼の回復」に通じるところもあったので、こちらに転記しておきます。とりとめのないメモで、オチなしです。

*****幼少期に母親に良い感

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私の2019年を支えてくれた2つの言葉

私の2019年を支えてくれた2つの言葉

先日、今年もらって嬉しかった言葉についてつぶやきました。

毎年「一番嬉しかった言葉」について考えているわけではないのだけれど、2019年は、どこかに残しておきたいと思うほど、この言葉が心に強く残っていたのでした。

どうしてこの2つの言葉が、この1年私を支えてくれたのか。今年を振り返ったときに、少し考えてみました。

私の仕事は、医師向けに医療の現場のあれこれを届ける雑誌の記者・編集者です(この

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「察しすぎて疲れる」からの卒業

「察しすぎて疲れる」からの卒業

先日、初対面の人と話していると、「すごく察しがいいし、ハイコンテクストな話なのに理解が早い」と褒めていただきました。

私は、間違って理解して話を進めないように、会話する中で「それってこういうことですか?」「じゃあこうなりますよね」という確認を細かくしていく癖があります。これはズレがあったら早めに訂正してもらえるし、その人が何となく話していたことを別の視点から言語化することにもつながるので、感謝さ

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近距離コミュニケーションの幸せ

近距離コミュニケーションの幸せ

これを知ってしまったら、知らなかったころには戻れない。

先日、飛行機に乗る距離の場所に用事があり、仲間数人で家を借りて合宿してきました。

これまでも泊まりで会議したりすることはあって、みんなでワイワイしたりアイデアを出したりするのは楽しいものでした。

ただ今回は、ツールを使って自己・他己理解する時間をつくったり、みんなで同じ家に帰ればいいという安心感が手伝って結構酔ったこともあってか、いつも

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コンテンツの力と共感力

コンテンツの力と共感力

「大きな嘘をつくために、小さな真実を積み上げる」

リアリズムの本質として知られるこの言葉。壮大なフィクションを描くためには、そのフィクションに必要な部分以外は現実を踏まえなければリアリティーが出ない、という意味です。

そんなリアリティーが詰め込まれた結果、多くの共感を得てきた「宇宙兄弟」。先日、この漫画から生まれたこの漫画から筋萎縮性側索硬化症(ALS)治療法の研究開発費を集める「せりか基金」

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お布団愛とトーストの戦い

お布団愛とトーストの戦い

今日は休日なのに早めに起きた。

——早起きが苦手です。布団の中って最高すぎない? くるまれている感が好きなので、夏でもお布団かけたい派です。

よく、「早起きしたくなる朝の楽しみを用意しておく」なんて聞きます。最近、朝トーストを作るようになって、前日に「明日何を乗せようかな」とか考えるのは好きです。楽しみでもある。

しかし、まだまだ「お布団愛>トースト」なので、早起きできるところまではいきませ

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感情の記憶はいつまでも

感情の記憶はいつまでも

人の名前を覚える能力が低いです。知らない人とコミュニケーション取るのもすごく体力使うから苦手なのですが、先輩が「記者は人に会わなきゃはじまらない仕事だ」と言っていたので、たまに仕事スイッチを入れて交流会系にも顔を出します。

ときどき良い出会いもあるし、先輩記者の教えは正しい!のですが、一度にたくさんの人に会うので圧倒的に名前と顔が覚えられません。今はFacebookというとてもありがたいツールが

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「やりたいことは何?」という問に

「やりたいことは何?」という問に

よく聞かれる質問の中で、答えに窮するのは「今後のビジョンは?」「やりたいことは何なんですか?」というもの。

「相手の期待にお応えしなきゃプレッシャー」を勝手に感じるタイプの私としては、今のままじゃダメかな?何て答えたら相手が納得してくれる?どういう意図で聞いている?と考えながらも「現状維持しつつ、琴線に触れることがあったら適宜飛び込んで行くスタイルで」みたいな、よく分からない答えをしてます。

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「好き」を分解してみたら、だいたい料理だった話

「好き」を分解してみたら、だいたい料理だった話

私は料理が好きです。

「好きなこと」を聞かれたとき、「料理」っていうのってどう思われるかなあって思って(無駄に考えすぎちゃうヤツ)、言うのが恥ずかしかったりしたのですが、料理って要は私が好きなものの要素が詰まってるものなんだなと思ってから自分の中で納得し、あんまり恥ずかしくなくなりました。

たとえば、高専5年間(高校ではなく高専に行っていました)+大学2年間で7年間繰り返した化学実験は、結果を

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器好きの編集マインド

器好きの編集マインド

「好きなこと」を聞かれたとき、「料理」の次に答えるのが「器」です(料理が好きな話)。

料理はまだしも、器が好きというと「ふぅん…」となってあんまり話が広がらないし、私も無理に粘ったりはしないのですが、今回は器好きも料理同様編集マインドによるものなんじゃないか説を唱えつつ、思いの丈を打ち明けたいと思います。

器が好きといっても、知識が豊富というわけではないんだけど、ただ好きなだけだからね!知識が

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