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きっと誰かを救う経験

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何らかの心の不調の経験がある方の、 その経験から同じような境遇の人に何か少しでもアイデアや勇気が行き渡るような記事を集めさせていただきます。 一緒にサークルやマガジンを作って…
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記事一覧

ロシアからきた万年筆

ロシアからきた万年筆

万年筆が好きになって5年。
国際文通をはじめて2年。

ペン先から染み出すインクに言葉を乗せて世界中に手紙を出してきた。

社会人になってそれなりのお金も稼げるようになって、自分がうっとりする万年筆をボーナスのたびに一本一本迎え入れてきた。

それぞれにかけがえのない思い入れはあるものの、私にとって唯一無二の存在感を放ち続ける万年筆がある。

それは遥か北の国、ロシアからやってきた万年筆。
魔法が

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リニューアルする私

リニューアルする私

車椅子を使ったり
生まれつき身体に障害がある
友達はたくさんいて
一緒に遊びにでかけたり
家族ぐるみで
ご飯を食べに行ったりしていた。

両足がない友達に

「どうして足がないの?痛い?」

娘が小さな頃
質問をしたこともある。

友達は自分の身体について
小さな娘に優しく教えてくれた。

「いろんな人がいて、
できないことがあるなら、
できる人が助ければいいんだよ!」

幼い娘はニコニコして

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#32 うつ病のぼくの『プロポーズ大作戦』を記録しておこう。

#32 うつ病のぼくの『プロポーズ大作戦』を記録しておこう。

2021年10月17日(日)
こんばんは。
昨日プロポーズをして
その余韻にまだ浸っているYoshiです!
めちゃくちゃ長くなったのでこちらも
深夜までかかりました。投稿は明朝だ。

『申し訳ございません。』

このnoteは今日だけは完全なる
超プライベート記事になります。
だからこそ最後まで読んでいただいた方だけに
【特別なお願い】も今回は添えました。
なんだか初めてでドキドキですが。
※早速

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私、先生なのに、教室に行けなくなりました

私、先生なのに、教室に行けなくなりました

4年間新卒時代から続けてきた小学校教諭。
仕事の忙しさ、大きな責任に押しつぶされそうになりながらも
なんとか耐えてきた日々。

その日々に追い討ちをかけるかのような時代の大きな変化。
突然の休校や、これまでとは全く異なる教育体制を一から作り上げなくてはならない状況、行事も何一つできない、やりたいことを計画しても白紙の戻ってしまう、感染への不安を抱えながら教壇に立たなければならない毎日。
変化に次ぐ

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父の愛

父の愛

29年間生きてきて、初めて父の前で泣いた。

「お父さんとお母さんはいつでもお前の見方だ。
好きなように過ごせばいい。お前が調子が良さそうな時に笑顔でいる姿を見ると、お父さんはとっても嬉しく思うんだよ。
もしかしたら、壁にぶつかってどうしようと辛い気持ちでいるのかもしれないけれど、今は人間は100年生きる時代なんだ。全くもって焦らなくて良い。
人生のほんのわずかな期間を休養にあてることなんて、これ

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私という事例を通して、心の動きを考える。〜noteでの活動について〜

私という事例を通して、心の動きを考える。〜noteでの活動について〜

自己紹介自己紹介が苦手なもので、現状を簡潔に伝える事で自己紹介とさせて頂きたいと思います。

私は30代の女性です。
2021年9月16日現在、ストレスが原因で、めまい症と身体症状症により休職しています。

私の心を追い詰めたもの当初、ストレスの原因は多忙を極めていた仕事にあると思っていました。
しかし、自分と向き合う内に、そればかりではないのではと考えるようになりました。

というのも、過去に医

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幸せを見つけるのが上手くなってきた話

幸せを見つけるのが上手くなってきた話

こんばんは、ましゅです。

少し前まで、悲しいループに入り込んだら抜け出せなくなりがちだった僕ですが、さっき帰り道で成長したなぁって感じたことがあったので、書いてみます。

今日の出来事ですが、ちょっとエッセイ風に書いてみました。

ある日の帰り道夜の10時過ぎ

今日は残業がかなり遅くまであった。

一日働き詰めで、晩御飯を食べるタイミングがうまく取れなかった。

クタクタなのに加え、空腹で限界

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