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幸せを見つけるのが上手くなってきた話

こんばんは、ましゅです。

少し前まで、悲しいループに入り込んだら抜け出せなくなりがちだった僕ですが、さっき帰り道で成長したなぁって感じたことがあったので、書いてみます。

今日の出来事ですが、ちょっとエッセイ風に書いてみました。

ある日の帰り道

夜の10時過ぎ

今日は残業がかなり遅くまであった。

一日働き詰めで、晩御飯を食べるタイミングがうまく取れなかった。

クタクタなのに加え、空腹で限界だった。

あまり人のいない駅に着くと、ホームでドーナツの出店が開いていた。

ほとんど売り切れて、残っているのは同じ種類のドーナツが何個か。

こんなに遅くまでやってるんだ、大変だな。

そう考えながら前を通ると、アルバイトの人と目があった。

一つ買っていきませんか?

疲れていたからか、久しぶりに甘いドーナツが恋しくなったのか、

気がついたら6つ購入していた。

6つ買うと1つ100円になるから。

なんて中途半端な個数なんだ、変なの。

3つくらいでいいのに、お得そうだと要らない分まで買うくせ直さないとな、、

ダイエットしようと思って甘いもの控えていたのに、意志が弱いな、、、

頭の中でぶつぶつマイナスなことを考えていたら、電車を乗り間違えた。

全部疲れているから、こんなことになる。

間違いに気付いてホームに降りたはいいけど、もう遅くて電車も数十分に1本しか来ない。

何してるんだろう。

疲れて、ミスして、帰る時間がまた遅くなって、はぁ。

ガサッ

あ、ドーナツ。

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食べよう。

口に広がっていく甘さが、じんわりと疲れた心に沁みていく。

ふと人のいないホームで、ドーナツを食べている自分が俯瞰して見えた。

こんな変なところで、ドーナツ食べるのもなんかいいな。

いつもの道から外れて、大変な日常からちょっと抜けたような、

不思議な気持ち。なんか落ち着くな。

お腹もちょっと満たされたし。今日も頑張ったし。

あーー。


ドーナツ買ってて良かった。

こんな遅くまで一生懸命ドーナツを売ってくれてありがとう、アルバイトの素敵な人。

なんとなくでドーナツ買ってしまったの、ファインプレーだよ、自分。

こんなに美味しくてありがとう、ドーナツ。

もう元気になったよ。今はちょっと幸せ。


色んなものに感謝しながら久しぶりのドーナツを食べることに夢中になってたから、

電車が来た時、ちょっと名残惜しかった。

明日もちょっとだけ頑張れそう。


あとがき

たくさん練習したおかげか、

最近は悲しいループを止めて、ちょこっとした幸せを拾い上げるのが昔より上手くなったなって感じます。

大きな幸せはたくさんはやってこないし、辛い大変なことの方が多くも感じる日々ですが、

拾い上げられるのを待っている小さな幸せは、思ったよりたくさんあるんだと思います。

目を凝らして、もっといっぱい見つけて

大事に育てたいと思います。

読んでくださり、本当にありがとうございます。

では、良い1日を🤗

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