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深層心理 記事まとめ

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2021年4月の記事一覧

覚悟できない自分

ふと気がつくと、気持ちが暗くなるようなことを考えている。
皆さんは、そんなことありませんか?

家族とのもめ事
学校や職場での人間関係
予想外の望まない出来事
将来への不安

わたし達の人生には、思いもよらない出来事が起こります。
そんな時、心は嵐の中の小舟の様にコントロール不能となり、かき乱されてしまいます。

まず、最悪の結果を想像します。
そうなったらどうしよう…?
なんとかそれは回避したい

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「上手くやろうとするな」

「上手くやろうとするな」

若い頃、仕事の愚痴みたいなことを父親に話したことがありました。
その時、父がこう言いました。

「上手くやろうとするな、目の前のことだけ一生懸命やれ。」

そうは言うけど、誰だって上手くやりたいよ。
望む事が上手く行くようにしたいに決まっている。

若い頃の自分は、そう思っていいたように記憶しています。
父は、昔気質で頑固者でしたが、仕事だけは一生懸命にやって来た真面目な男でした。
では、なぜそん

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人生とは選択である

人生とは選択である

人生は選択の連続だ。

右の物を取るのか?
左の物を取るのか?

右の道を行くのか?
左の道を行くのか?

右の人と一緒に行くのか?
左の人と一緒に行くのか?

あるいはどちらでもない人と一緒に行くのか?

問題は何を選択するかだ。
自分にとって最良の選択とは何か?

自分自身の基準を持つこと。
それを選択の目安としていく。

臨機応変に動くことは賢いことではあるけれど、立ち戻ることができる自己基

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自分の命は自分だけのものではない

自分の命は自分だけのものではない

死ぬこと以外はかすり傷

この言葉を以前ネットで目にしたことがありました。
その後、誰かが書いた本のタイトルになっていることも知りました。

死ぬこと以外は大したことじゃない、ということなんだろうと思います。
確かに、死ぬことは、わたし達が普段悩んだり苦しんだりするレベルの話と同じ様に語れる問題ではないと思います。

もっと生きたいのに死ななきゃならない人もいます。
それに比べたら、生きてるんだか

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それが出来たら苦労はしない

それが出来たら苦労はしない

「それが出来たら苦労はしない。」

わたしは、若い頃から自己啓発系の本が好きで、いつも自分を変えたいと思っていました。つまり、自分に不満を持っていたんです。

弱い自分が嫌いで、許せなかったんだと思います。
ですが、自分を変えることはそう簡単な事ではありません。

自己啓発本に書かれていることが、きれい事にしか思えず、
「それが出来たら何も苦労はしないよ。」
「それが出来ないから苦労してるんだよ、

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人間は感情の生きもの

人間は感情の生きもの

紙に書いた要望書を読み上げるように、人と接するのはやめよう。
駆け引きには、結果に対する我欲があり、そこに執着してしまうことになる。

結果だけに執着して、自分の考えを押し通そうとか、相手より優位な立場に立とうとか、そう考えた時点で既に冷静な判断が難しくなる。

売り言葉に買い言葉
人間は、感情の生き物です。
理性より感情が優先されてしまうもの。

自分が望むことだけを相手に押し付ければ、相手も立

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感情は独り歩きする

感情は独り歩きする

我々人間の感情は、往々にして独り歩きします。
どうしてそうなるかと言えば、番人が不在となるからです。

意識する心
無意識の心

番人が不在だと言うことは、無意識ということです。

心が狭くなると、感情でいっぱいになり、あふれ出てしまいます。
心を広くすると、番人の居場所ができます。

2500年前にインドで心の病を治療するための「生きる技」として指導されたヴィパッサナー瞑想というものがあります。

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