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キャンプのイメージを変えることから始めよう。
僕は「キャンプブーム」という表現を聞くと少し寂しい気持ちになる。
それは睡眠のことを今さら「睡眠ブーム」と言わないのと同じで、本当に必要なことはブームにはならないし、ブームというのはいつかは去っていってしまうものだからだ。キャンプ(自然の中で過ごすこと)をすること自体が、もっとたくさんの人の生活に組み込まれていけばいいのにといつも願っている。
人間という生きものはどう見ても自然という生命の集まり
海外に住もうと決めたその瞬間のできごと。
井の中の蛙、旅に出る。
それまで野球(か人前での漫才)しかやって来なかった僕は、あるきっかけで強烈に外の世界に興味を持ち始めていた。世の中の事はもちろん、身の回りの事でさえあまり分かっていなかった。
初めて日本の外に出たのは18歳で、行き先はモンゴルと悩んだ末、英語圏であり人も穏やかそうなニュージーランドに決める。より安心できそうな場所から旅を始めようと思ったのだ。
初めてのパスポートを手に、
「あたりまえって何だ?」 2年ぶりに日本に帰って、めちゃくちゃ驚いたこと。
当たり前だが、あたりまえを疑うことは難しい。
3ヶ月もあれば人はすっかり新しい環境に慣れてしまえるし、
それが習慣になっていればなさらのことだ。
日本に2年ぶりに帰った時に目にした、とある日本の当たり前に驚いた話。
新婚旅行を先取りしたような旅だった。2018年のはじめ。カナダでのワーキングホリデーが終了した僕は、そのまま日本には帰らず、当時は付き合いたてだった妻と共に、ニュージーランドとオース
『ダートバッグ』という生き方から、いま僕たちが学べること。
Dirtbag:ダートバッグという言葉がある。
あまりメジャーではない言葉なので、初めて聞く人が多いかもしれないが、
アウトドア、特にクライミングが好きな人なら、あーうんうん、と頷いていることだろう。
ダートバッグとは、クライミング文化の中でよく使われるようになった言葉で、
ヨセミテやスコーミッシュなどに集まってくるクライマーがその典型例だ。
(英語のアーバンディクショナリーにそう書いてある。
僕が暮らしている 『北米を代表するアウトドアの町』 について書いていて、あらためて気づいたこと。
僕が今暮らしている''北米を代表するアウトドアの町'' についての話。
カナダ西海岸にあるこの町は、どうしてこんなにもアウトドアが好きな人を惹きつけるのか?僕がこの町から学んでいることは何だろう?日本人はいる?
など、僕なりの経験を通して感じていることを書いていく。
長いので、時間がない人は最後の章だけでも読んでみてください。
noteへの初投稿を終えた僕は、ふぅーっとひと息をつき窓の外を眺めた