骨折して良かったと今なら思える。
(写真:Tempei)
5月23日の午後3時ごろだった。スコーミッシュのジムでボルダリングをしていた僕は足がぐにゃりと曲がるのを感じた。正確には左腓骨の末端、足首の外側あたる骨で、人生2度目の骨折だった。(1度目の時に介抱してくれた、としきとこうめには改めてありがとうと言いたい。二人ともあの時はありがとう。)
これまでクライミングを通してケガをしたことがなかったし、ましてやジムの分厚いマットの上なので「まぁ大丈夫だろ」と落ちそうなのを無理に粘っていた矢先の出来事だった。そし