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マーケティングテクニック

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#マーケティング

素早くはじめて、たくさん失敗して、動きながら修正し方向転換する!

マーケティングをかじったことがある人は、ロジカルツリー、セグメント分析、ターゲット戦略など聞いたことがあると思う。
最近多いのが、このようなマーケティング理論を振りかざした、なんちゃってマーケッターの存在(笑)

マーケティング理論は知っていて損はないし、理論を何かの仮説の時に使うというのは理解できる。
ただ、マーケティング理論が物事の解決や新しいアイディアを生み出せるのかというと少し違う。

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消費行動変化に合わせる、AIDMA AISAS→ SIPS 大切なのは顧客生涯価値の向上!

消費行動変化に合わせる、AIDMA AISAS→ SIPS 大切なのは顧客生涯価値の向上!

富裕層の拡大、中間層の所得が低下傾向は、間違いなく起こるであろう未来。
貧富の差が広がり、薄っすら貧乏層が拡大する。
多くの人が使えるお金が減少すると、「お金の使い方」について考える人が多くなるということ。

コロナウィルス拡大により経済危機という、全世界が過去に経験したことがなかったが起こったことで、様々な変化急激に行われている。

これまで持っていた価値観や前提条件が崩壊し、新たなルールで戦わ

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10年越しに生まれた話題のローソン200円弁当!理屈はわかっていても組織は動かない!

10年越しに生まれた話題のローソン200円弁当!理屈はわかっていても組織は動かない!

Twitter等で少し話題になっている面白い商品がローソンから発売された。
ご飯にウィンナー5本、下にスパゲティが入っているウィンナー弁当がなんと200円(税別)
ソーセージではなくウィンナー。パスタではなくスパゲティっていうレトロ感が個人的にはツボな商品。

このウィンナー弁当が展開されるまでにかかった時間は10年。ローソンの開発部長が10年も粘ったのも凄いけど、この商品の需要があるという理屈は

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比較で獲得した顧客は比較で離れていく!価格、品質競争からの脱却するために意識する3つのこと!

比較で獲得した顧客は比較で離れていく!価格、品質競争からの脱却するために意識する3つのこと!

営業職をしていると、つい陥ってしまう考え方で何か商品やサービスを提案する時に結構言ってしまう言葉。
「〇〇円なのでお得ですよ?」
「このサービスの□□が優れていますよ?」
このような比較の言葉は最終的には自分の首を絞める結果となる。

新たな商売を取りたいと思った時に、1番簡単な手法が競合との比較で仕事を奪うこと。
少しでも安く、少しでも高品質にという戦いの結果が、今も高品質低価格商品が溢れかえっ

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【イノベーター理論】商品導入、定着の鍵は16%の壁の突破!客層の特徴を把握し最適な戦略をぶつける

【イノベーター理論】商品導入、定着の鍵は16%の壁の突破!客層の特徴を把握し最適な戦略をぶつける

商品やサービスにはトレンドがあり、いくら機能や品質が優れていても時代性にマッチしなければ定着はしない。
商品やサービスに対して一部の熱狂的なファンがいるにも関わらずほとんどの人が知らないモノは世の中に溢れかえっている。

「今年のトレンド」として様々な媒体がその年に売れたモノ、話題になったコトを発表する。その傾向をもとに次年度のトレンド予測を発表するという一種の文化がある。

この今では当たり前の

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【OMO】オンラインとオフラインの融合。一般的にになったマーケティング手法

【OMO】オンラインとオフラインの融合。一般的にになったマーケティング手法

インターネットは便利な集客装置ではない。
誰でも不特定多数簡単に情報発信できるけど、情報を多くの人に届けれるからと言って、そのまま集客に直結するわけではない。
効果的な使い方をしなければ、全く意味がない。

発信する情報にも質が求められ、世の中に共感が得られる情報でなければ、発信される情報に価値がなくなってしまう。
SNS広告はあくまで一時的な効果。

情報拡散=売上という簡単な計算ではない。

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【価値変動】同じモノでも時間、場所が変われば価値は変わる。必ずしも商品力だけが価値ではない!

【価値変動】同じモノでも時間、場所が変われば価値は変わる。必ずしも商品力だけが価値ではない!

価値とは何か?
希少性、商品の届け方、商品展開の場所、時間軸によって価値は変動する。

多くの人が価値についての重要性を知り、価値を上げる施策に打ち込む。
マーケティングは価値を上げるための手段で、商品、価格、流通、広告などの組合せで価値を上げる。

モノを売る本質は、いかにして価格<価値の関係にするかという点。
ビジネスの場合、価値の高いモノが売れ、価値の低いものが売れ残るという明確な答えが出る

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苦境の飲食業界で壁を乗り切る企業を参考②顧客目線のオンライン化!スシロー過去最高売上の裏側

苦境の飲食業界で壁を乗り切る企業を参考②顧客目線のオンライン化!スシロー過去最高売上の裏側

出来ないことに文句や言い訳を言うのはやめる。
文句や言い訳からは何も生まれない。
状況に合わせて秒速で柔軟な対応を目指す!
そんな気持ちの後押しとなるのが、現在苦境の飲食業界で変化に柔軟な対応をし復活、さらには過去最高売上とコロナがきっかけで売上を伸ばしたスシロー。

飲食業界でしかも鮮度が命で選ぶ楽しさを売りにしている回転寿司業界で売上を伸ばすという偉業は、文句や言い訳を今もし続けている人達に一

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売り方の視点の変化。売り方は1つではない。多数の選択肢を想像する!

売り方の視点の変化。売り方は1つではない。多数の選択肢を想像する!

お店や商品の売上が伸び悩む時、多くの人はまず商品が悪いと真っ先に思う。
商品が悪いと決めるけてしまうことが1番楽だから、悪くなった時には多くの確率で売れない商品というレッテルを貼ってしまい考えることをやめてしまう。
特にロングセラー商品であれば、今の時代にあっていないとか、古い、新しさが足りないという様に言い訳ばかりをする。
何かを理由に悪い原因を結論づけてしまうことは思考停止を意味する。
そんな

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【リアルオプション戦略】小さく素早く始めて、スケール化させる

【リアルオプション戦略】小さく素早く始めて、スケール化させる

マーケティングで代表的な戦略は2つ。
ポジショニング戦略と競争優位戦略。
この2つの戦略を同時に行うことが一般的なマーケティング手法。

【外的環境ベース】ポジショニングあ戦略
業界構造や競合他社を分析し、自社が優位性を獲得出来るように事業設計する方法。

ポーターの5つの脅威がこの考え方。
競合関係の強さは?
売り手の強さは?
買い手の強さは?
新規参入の脅威は?
代替品の脅威は?
儲かる業界と

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ブランディングとは一貫性を持ち、やらない事を決める事!

ブランディングとは一貫性を持ち、やらない事を決める事!

モノを作れば売れるという時代は終わって、今はどこの?誰から?なぜ?という理由がなければ売れない時代。

そこで出てきたのがブランディングという言葉。
海外ではこのブランディングするという意味の本質を理解しているが、実は日本は表面的な情報だけでブランディングと言っていることが多い。

日本人はモノ作りは得意だけどブランディングが下手と言われることが多い。
ブランディングの本質は価値を作ること。
価値

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持続可能な競争優位を目指す戦略の立て方②

持続可能な競争優位を目指す戦略の立て方②

戦略をたてる為には事前の情報収集と正確な分析をした上で、一貫性があるか?相互補完性は?無駄はないか?を考えながらたてることが大切。

例えば
新事業を立ち上げる時は、
ビジネスの匂い、お金の匂い、人の匂いを嗅ぎ分け魅力的な市場を探す。
#匂いを嗅ぎ分けら能力をまずは磨く

魅力的でワクワクする市場を見つけたら、業界の構造、市場規模や収益性、今後の予測は勿論、業界特有の暗黙のルールや、利権を守る為

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画像コミュニケーションツールを狙え!キーワードは『初心者』

画像コミュニケーションツールを狙え!キーワードは『初心者』

マーケティングミックス、ターゲット市場の選定と市場調査、そして最後に創造性をどの様に出すか?が継続的ヒットのポイント。
マーケティングを知れば知るほど、継続的に結果を出せることは緻密な戦略が必要だと分かる。
偶然は続かない、自分の意図とは異なる場所から注目されることはあっても、最終的に生き残れる人やモノは圧倒的な質を持っている。

質の追求は時間と労力がかかる。
多くの人や企業は質の追求を諦め挫折

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ユーミン、米津玄師から学ぶ【セグメント戦略】何処に何を投下するか?そこに創造力を加える!

ユーミン、米津玄師から学ぶ【セグメント戦略】何処に何を投下するか?そこに創造力を加える!

マーケティング理論として本で読むと、その時は納得感はあり、分かった様な気持ちになってしまう。
ただ、実際に使いこなすとなると難しい。

知識を自分のモノにする為には表面上の情報を覚えるのではなく、自分の身近なモノに落とし込むことで浸透させる必要がある。
インプットした情報を自分なりにアウトプット出来て初めて自分のモノとなる。

最近教材として注目しているのがエンタメ業界。
クリエイティブ性が必要な

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