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イタリア人医師が考える、日本に引きこもりが多い理由。

イタリア人医師が考える、日本に引きこもりが多い理由。

パントー・フランチェスコさんは、日本で精神科医を目指す研修医として働いている。

彼を日本に引き寄せたのは、大好きな「アニメ」、そして「引きこもり」だ。引きこもりは世界中で似た現象が報告され、「Hikikomori」として社会問題になりつつある。

日本に来て、「引きこもりはやはり日本特有」と気がついた。根っこにあるのは、人々の思考に染みついた「文化」。国や地域の文化が生む「大きな物語」になじめず

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冷笑的な人はなぜ組織を「壊す」のか?

冷笑的な人はなぜ組織を「壊す」のか?

ネットでの情報発信を挫けさせるものこのインタビューでも話したけれど、ツイッターやブログで自分がまさに「毎日やっている仕事」での気づきや考察を書くのは本当におすすめ。書いてみてはじめて自分が何を考えてたり、知っているのか分かるし、そこに読んでくれた人からフィードバックもらえると、さらに嬉しいし記憶にも残る。それは、自分だけの「知のデータベース」と言えるものなっていく。

どんな仕事や職種にも必ず奥深

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うまくいく人は、かならず「終わり」を決めている

注)このnoteは、ぼくがライティングでかかわった『なぜ、2時間営業だけでうまくいくのか?』からの抜粋です。特別に著者、出版社の許可を得て転載・一部再構成しております。尚、予告なく削除する場合がありますのでご了承ください。

終わりを決めるから本気になれる

「将来どうなるか不安だ……」
「夢をかなえたいけど、どうすればいいかわからない……」
「年金とか老後が心配で、仕事に身が入らない……」

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「書く力」で稼ぐということ

「書く力」で稼ぐということ

「書く力が生きる上でアドバンテージになる時代なのだと思います」というブログを読んだ。

要約すると、いまの時代「書く力」があれば

・ライターとしてお金を得る
・アフィリエイターとしてお金を得る
・ブロガーとしてお金を得る

ということが可能になり、会社に頼らずとも自分の力で自分の未来を切り開いていけるよ、と。

確かにそうだなぁと思う。私が駆け出しのテックライターだった頃(95年頃)に比べると、

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言い訳の弊害

競技者にとって言い訳は良くないと言われますが、なぜ良くないのでしょうか。言い訳の問題点を考える前に、まず分析と言い訳の違いは何かを整理してみましょう。分析は事実を明らかにするために考えることです。考えることが先で結論があとになります。一方、言い訳は自分は悪くないという結論が先に決まっていて、そこに辿り着くように考えることです。結論が先で考えることが後です。

分析の結果として自分のせいではなかった

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企画力よりも大事な「継続力」

企画力よりも大事な「継続力」

編集者という職業にとって、「企画」ほど大事なものはない。

就職してからずっと、企画力をどうやって磨けばいいのかということを考えてきた。もちろん、今もずっと考えている。

書店へ行くと、企画関係のビジネス本が大量にある。誰もが企画力を鍛えようと躍起になっている。ネット上でバズれば、インフルエンサーへの道が拓けると夢をみている。

『モーニング』の編集者だった時、新人漫画家が雑誌の誌面を勝ち取るため

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最初の閲覧数が伸びない時期のこと

最初の閲覧数が伸びない時期のこと

お世話になっております。若林です。

無名の人がWEB上で漫画を公開しても、基本ほとんど誰も見てくれませんよね。
そこでつまづいてしまって漫画を公開するのをやめてしまう人もいます。

もちろん僕も最初はそういうところからのスタートでした。

僕が「徒然チルドレン」を最初にWEB上で公開したのは2012年10月のこと。
最初は自分のHPで公開してたのですが、9月までは一日に見に来た人の数が平均27人

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副業をやることが重要になる3つの理由

副業をやることが重要になる3つの理由

最近、政府は副業を奨励するスタンスになっています。

勘のいい人は(ふむふむ、これは政府が「あんたらの面倒は、いずれ見きれなくなります。だからご自分で生きてチョーダイ」とシグナルしているのだな)と気付いています。でも多くのサラリーマンは、ぼんやりしていて、それに気がついていません。

みなさんが定年を迎え、再就職先を探すとき、働き口はあるのでしょうか?

ひとつ言えることは、シニアで定年後も働き続

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恐れと危険と雇用の解放

恐れと危険と雇用の解放

終身雇用が実質的に終わりを告げた。私より下の世代はもう誰も生涯一つの会社にい続けられるとは思っていない。そうなると転職や、副業が当たり前になり、人生で給与が上下することも頻繁に出てくる。じわじわと安定的に給与が上がっていくことを前提にした人生設計が意味をなさなくなる。

競技者は収入が乱高下するし、プロであれば引退して新しいキャリアを作らなければならない。現役時代の終盤は自分が社会でやっていけるか

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noteになにを求めるか

noteになにを求めるか

 前回の文学フリマに参加したときの話だ。

 大学生くらいの男の子がふらりと立ち寄って、拙作を一冊買ってくれた。お金のやり取りをしながらの雑談の中で聞いてみたところ、表紙に惹かれて初見で買ってくれたらしい。大変にありがたい話だ。

 そんな会話の中で「どこかで連載しているんですか?」と聞かれたので、素直に「noteで連載しています」と答えた。が、その回答に彼はすこぶる驚いていた。

 曰く、こうだ

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怒る指導者

怒る指導者

なぜスポーツの現場で指導者は怒るのか。人間がなぜ怒るのかを考えてみると、思うようにならないという能動的な怒り、攻撃されていることへの防御としての怒り、があるように思う。ここに先生と生徒という関係性が入り、スポーツ現場で怒る文化が生まれているのではないか。

まず日本のスポーツ現場の背景に三つの特殊性がある。一人で大人数の生徒を見ることが多いこと。技能向上と勝利が求められているということ。各セクショ

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3年ぐらいほそぼそゲーム開発してたけ ど完成しなかった件について

3年ぐらいほそぼそゲーム開発してたけ ど完成しなかった件について

どうもどんぺまです。

ゲーム会社に勤めながら個人で月詠に至るという2Dアクションゲームを制作してましたが3年の月日がたちました。

完成しませんでした。

こんなの1年ぐらい作れば完成するやろ~(鼻ほじ)を3年してました。
鼻血がでました。

個人開発ゲームが完成しないなんてあるある話で2020年にもなっても後が立たないわけです。

そして3年たった今、ちゃんと失敗したという事を認識し二度と同じ

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セカンドオピニオンと自己責任

セカンドオピニオンと自己責任

医療の世界にセカンドオピニオンというものがある。一つの医師の診断だけでなくいくつかの医師の診断を受け、その上で判断しましょうというものだ。この考えは医師も完璧ではないから、患者も医療者に全てを委ねるのではなく、主体的に自分の治療を考え学び選択していくべきだという思想が根底にある。

これは患者にとっても負担が大きい。全てを委ねれば考える必要もなく、また何かあっても医師の責任にできる。自分で選ぶので

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良いBefore→Afterコンテンツが生まれる仕事

良いBefore→Afterコンテンツが生まれる仕事

今日はBefore→Afterコンテンツについて考えていきます。

Before→After、いわゆる成功事例コンテンツをつくることは、どんなビジネスでも重要です。

どの企業も成功事例づくりには一生懸命になっていると思います。

おそらくみんな感じていること。

世の中の成功事例コンテンツはつまらない。

数字の変化だけ切り取られている形式的なBefore→Afterコンテンツでは誰も動かない。

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