赫い閑古鳥

練習帳みたいな、そんな感じ もし良かったらいいね、フォロー、共有よろしくお願いします(…

赫い閑古鳥

練習帳みたいな、そんな感じ もし良かったらいいね、フォロー、共有よろしくお願いします(強欲)

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あの日を敢えて思い出す#1

2019年2月25日。僕は母親と共に名古屋駅にいた。外は少しばかり風が吹いており、既に暖かくなったカイロを手で擦りながら待合室で新幹線を待つ。膝上には表紙の代わりに百…

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「≠MEは青春です」

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オズワルド伊藤はもう売れない

タイトル通り、オズワルド伊藤はもう売れません。残念なことです……(ガク) 今日配信された「マヂカルクリエイターズ オズワルドにこれ以上売れてほしくないよ〜!」、これ…

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ルービックキューブ

ココ最近、再び1日に何回かルービックキューブに触れています。前回真剣にやってたのは丹生ちゃんがトークでルービックキューブの成長過程を送ってくれていた時ですね。空…

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ワレモノ

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床になってスマホをいじるのをやめようと顔を上げるとGがいた。 黒いしなんか平ったいし触角長ぇし、あれはGだ。 重力なんて知ったこっちゃないと言わんばかりに天井をシュタタ…

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ちいさい秋

もう秋だなぁと感じる時間が増えた。なんならこじつけでそれを「秋の訪れ」と断じているものもあるんじゃないかってくらい増えた。自分は一体何に秋らしさを覚えるのだろう。…

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駅の南側

人が飽和している。店が立ち並ぶ。喧騒と雑踏で耳が埋まる。汚らしい。渋谷を説明しろ、と言われたらここらを和らげたり尖らせたりして教えるだろう。頭空っぽにして膨大な…

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続く

毎日コツコツと何かやったという実績がほしいなと思い、noteの更新を継続的に行おうという決意に至った。 どうにも飽き性な人間であるのでとりあえずは週3をボーダーライン…

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実は朝井リョウの正欲と似たようなnoteを書こうとしたことがあって、せっかくだしこれ完成させてみようかなという気分になってる

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コメント

YouTubeのコメント欄をひとたび開けば目に飛び込んでくる有象無象に苦笑いやため息が出てしまいがちで、「なんで開いちゃうんだろうなぁ」と思いながらまた開くという行為を6…

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一日中noteを書き続けたら何記事書けるかチャレンジしてみようかな

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無念!

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ドイツに行くのは、ドイツだ?#2

白い巨体が生身の人間では到底たどり着けやしない高度で安定すると、さっきまで動悸が激しかった心臓もそれに同期するように端然と脈を打ち始めた。 暇を潰してくれていた…

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最大公約数

僕らには「好み」というものがある。当然だがこの指標は各個人に委ねられている。ポケモンが好きな人が大勢いても、ポケモンが嫌いな人だっている。 たまに世間では人気を博…

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喩えは人をダメにする…かも

例えば、時事解説番組の一連の流れを思い出してほしい この文を見た時に、ほとんどの人が身構えたんじゃないかと思う。「例えば」というワードを視認することで「今から自分…

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あの日を敢えて思い出す#1

あの日を敢えて思い出す#1

2019年2月25日。僕は母親と共に名古屋駅にいた。外は少しばかり風が吹いており、既に暖かくなったカイロを手で擦りながら待合室で新幹線を待つ。膝上には表紙の代わりに百均の厚紙をくっつけた古文単語帳があり、ひたすらに文字を視界に入れる。

新幹線が来た。今回はいつもより席間がゆったりしている。グリーン車だ。「大事な日だもの。いつもより豪華に。」母はそう言って初めてのグリーン車を僕にプレゼント

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「≠MEは青春です」

「≠MEは青春です」

photo by らくらく(@87rak2)

 先日、ノイミーの3周年コンサートに行ってきました。前回行ったのは12月のイブ公演だったので実に2ヶ月ぶりのノイミー。国際フォーラムホールAというノイミー単独公演史上1番大きな会場でのライブということもあり、期待に胸を大きく膨らませて当日を迎えました。結果としてこの期待は大きく超えられてしまい、感情が溢れて止まらないために丁寧にアウトプットしていく目

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オズワルド伊藤はもう売れない

オズワルド伊藤はもう売れない

タイトル通り、オズワルド伊藤はもう売れません。残念なことです……(ガク)

今日配信された「マヂカルクリエイターズ オズワルドにこれ以上売れてほしくないよ〜!」、これがとんでもないイベントでしたので感想の方を書いていきたいと思います。

画像をクリックすると販売サイトに飛べます。是非見てください。

まずキャスティングがどうかしている。
マヂカルラブリーとオズワルドに加えてママタルト・真空ジェシカ

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ルービックキューブ

ルービックキューブ

ココ最近、再び1日に何回かルービックキューブに触れています。前回真剣にやってたのは丹生ちゃんがトークでルービックキューブの成長過程を送ってくれていた時ですね。空間把握能力が皆無であるため、「ルービックキューブ 揃え方」と調べ繰り返しカチャカチャ回しながら指に覚えさせようとしています。要は暗記です。これが文系だ。理系の皆さんは恐れおののいてください。

揃えて、バラして、揃えて、バラして……
練習は

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ワレモノ

ワレモノ

ハンガーが割れてしまった。突然だった。実家から持ってきたプラスチック製のハンガー。見た目以上に経年劣化していたのかもしれない。僕はとりあえずそっと椅子の上に置いて、洗濯物を干していった。ハンガーとしての機能を失ったそれを見て、少しモヤモヤした。

小学1年生だっただろうか、教室での床拭き担当だった僕は木製タイルを一マス一マス丁寧に……とはいかず、端から端へとラジコンカーみたいに駆け抜けていた。

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vsG

vsG

床になってスマホをいじるのをやめようと顔を上げるとGがいた。
黒いしなんか平ったいし触角長ぇし、あれはGだ。
重力なんて知ったこっちゃないと言わんばかりに天井をシュタタタっと駆けている。
なにそれ、チャクラ?
呆気に取られて眺めているとこの家で最も手の届かない場所にポジションを取られてしまった。
僕の住んでいる部屋は天井が3〜4m近くあり、そこで座されてしまうと文字通り手も足も出ない。
……

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ちいさい秋

ちいさい秋

もう秋だなぁと感じる時間が増えた。なんならこじつけでそれを「秋の訪れ」と断じているものもあるんじゃないかってくらい増えた。自分は一体何に秋らしさを覚えるのだろう。

街から地響きのような音が聞こえる時。
人通りのない静かな道を歩いてると低く響く音が聞こえる。これは秋や冬にしか聞こえてこない気がする。

物思いにふけることが多くなった時。
秋特有の乾いていて冷ややかな風は文字通り頭を冷やしてくれるか

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駅の南側

駅の南側

人が飽和している。店が立ち並ぶ。喧騒と雑踏で耳が埋まる。汚らしい。渋谷を説明しろ、と言われたらここらを和らげたり尖らせたりして教えるだろう。頭空っぽにして膨大な情報を左から右に流しながら散策するのが"渋谷"なんだろう、と街ソムリエみたいな顔して決めつけている。

先日渋谷駅の南側を少しだけだが散歩する機会があった。僕がこの街に来る時は大抵CDショップのオタクをしている時なので中々そちら側に足を向け

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続く

続く

毎日コツコツと何かやったという実績がほしいなと思い、noteの更新を継続的に行おうという決意に至った。
どうにも飽き性な人間であるのでとりあえずは週3をボーダーラインとして設定しようかなと思うが、できる限り毎日少しでも文を綴れたらいいなと思う。
架空ドイツ旅行記の続編とかも書きたいし、とりとめのない気付きをそっと残しておきたい。
なにより、頭の中の霧をはらって瞭然とした言語化ができるようになりたい

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実は朝井リョウの正欲と似たようなnoteを書こうとしたことがあって、せっかくだしこれ完成させてみようかなという気分になってる

コメント

コメント

YouTubeのコメント欄をひとたび開けば目に飛び込んでくる有象無象に苦笑いやため息が出てしまいがちで、「なんで開いちゃうんだろうなぁ」と思いながらまた開くという行為を60万回はやってきた自負があります。そんなテスターの権化である僕は最近ふと感じたことがあるんです。

「音楽MVとかのコメント欄って作品価値を大きく高めることに貢献してないか??」いやいや突然の自分語りとかあるし、目も当てられないだ

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一日中noteを書き続けたら何記事書けるかチャレンジしてみようかな

ドイツに行くのは、ドイツだ?#2

ドイツに行くのは、ドイツだ?#2

白い巨体が生身の人間では到底たどり着けやしない高度で安定すると、さっきまで動悸が激しかった心臓もそれに同期するように端然と脈を打ち始めた。

暇を潰してくれていた微々たる不安が消えてしまったので、無聊を慰めようと映画を見ることにした。どんな映画を見たのか具に書こうと思ったが、いささかなりとも思い出せない。寝てしまったのか、はたまた頭の片隅にも残らないほどつまらなかったのかのどちらかだろう。

隣の

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最大公約数

最大公約数

僕らには「好み」というものがある。当然だがこの指標は各個人に委ねられている。ポケモンが好きな人が大勢いても、ポケモンが嫌いな人だっている。
たまに世間では人気を博していたり、一定の評価を受けているのに自分はハマることが出来ない というような経験をする。しかも厄介なのが"どうしてなのか分からない"ことが多い。似たようなものなのに、そっちにはハマってしまうことなんてザラにある。

これってなんだか共通

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喩えは人をダメにする…かも

喩えは人をダメにする…かも

例えば、時事解説番組の一連の流れを思い出してほしい

この文を見た時に、ほとんどの人が身構えたんじゃないかと思う。「例えば」というワードを視認することで「今から自分に馴染みのある論理が来る」と、僕がしようとする説明に対して少しばかり肯定的になったのではないか。

喩えは話者が自分の主張に根拠を持たせるために使われるわけだが、この認識は誰もが持っているために喩えに対して身を乗り出して理解しようとする

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