ルービックキューブ

ココ最近、再び１日に何回かルービックキューブに触れています。前回真剣にやってたのは丹生ちゃんがトークでルービックキューブの成長過程を送ってくれていた時ですね。空間把握能力が皆無であるため、｢ルービックキューブ 揃え方｣と調べ繰り返しカチャカチャ回しながら指に覚えさせようとしています。要は暗記です。これが文系だ。理系の皆さんは恐れおののいてください。

揃えて、バラして、揃えて、バラして……
練習はこれの繰り返しです。こうやって自分のルービックキューブの触れ方を見つめると、｢完成形｣の時間があまりにも短いことに気が付きました。

ルービックキューブが全面揃うことが自分の感情に作用する時間ってほんの一瞬なんです。完成を目指してブロックを回していくわけですが、ゴールの状態自体はなんの意味も有していないんです。完成への思考･挑戦過程と目標達成を実現したという事実が、ルービックキューブをルービックキューブたらしめているわけです。例え完璧な時間が持続したところで、何も得られるものはないですよね。

使用用途的に、その物自体に価値があるわけではなく、その物が継続的に変化するフェーズに価値が見出され、完成した瞬間をピークに価値が消失する…… こう考えるとルービックキューブって中々不思議なアイテムなんじゃないでしょうか。