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案山子の独り言
2023年7月31日 13:03
あの人かと思ったら庭先の金木犀金木犀のようなそっと ふっと香るそんな人でした
2023年7月30日 21:17
単調な物語ほどつまらないものはない色々あって 複雑で 酸いも甘いもあってこそ物語というのは素敵なものとなる色々あって 複雑で 酸いも甘いもあるならばその物語はきっと悪くない素敵な物語を作りましょうそう思える人生を生きましょう
2023年7月29日 17:12
柘榴の花が咲きました初夏の空に映える花紅一点柘榴の花のよう来る季節の只中で異彩放つ花となれ
2023年7月28日 11:13
夕暮れ田んぼに渡る風鳴いて響くは蜩の声田んぼに映る夕景に実り多き秋を想う何気ない日々をありがたみ今日の命に感謝するそんな夏の夕暮れはいつも心に優しい
2023年7月27日 13:59
何でこんなに痛いのよ擦り傷ひとつでこんなにもそういや婆やが言っていた料理するなら思いやり痛くないよう優しくと料理しようと思うけどあたしのつたない包丁さばきあたしじゃ悲鳴をあげている痛くないようさばくにはどうしたらいいのやら思いやりを持ったなら痛み少なく切れるかな
2023年7月26日 14:11
あたしが耳した鈴の音は八百屋の柱の風鈴よ威勢の良い掛け声にまるでお調子つけるようチリンチリンと鳴っている今日はやたらと繁盛よあの鈴音のお陰かなあたしも何かお手伝いそんな気持ちになりました
2023年7月25日 19:09
胸の奥が痛いから想いを忘れてしまおうと夕焼け空で燃やしたら火の粉で心を火傷した水で流して治るならひたすら流しはするけれどこの火傷は治らない夏の風が過ぎてゆく風が当たるとひりひりと心が痛む夏の夜は私を青春へと誘う
2023年7月24日 17:19
ごめんねって言われたけどごめんねって言えなかったさよならって言われたけどさよならって言えなかったなんで言えなかったんだろうあたしが悪かったのにお別れしたかったのに今さら遅いけどごめんねさよならあの子の代わりにお地蔵様に言いましたそしたらお地蔵様よくあることだってそう言って笑ってた
2023年7月23日 17:31
ここにはあなたが見た海がありあなたが見た山がありあなたが見た川がありあなたが見た町があるそしてあなたが見た空があるあらためてあなたのことが好きになりました
2023年7月22日 21:11
お星さまが見たいけど電灯明るく見えません電灯消してほしいけど真っ暗夜道は怖かろうどちらか選べと言われたらどちらを選べばよかろうかお化けが本当にいないならお星見ること選ぶのに
2023年7月21日 14:33
昔は良かったなんてあなたは言うけれどあたしはそうは思わない昔を美化するけど昔は昔で色々あった都合良く思う昔は未来で思う今今は今で色々ある昔も今もきっとそんなに悪くないあたしはそう思ってる
2023年7月19日 19:05
重ねた想いが空を舞う交わりし人が空に映る掴めぬ夢は未だ空の彼方及ばぬ力もあとわずかこの力何に使おういや 何使うまでもないただ尽きるまでこの空を眺めていようこの夢色の空を
2023年7月18日 09:34
信じられないなら信じなくてもいい嫌になったら帰ってもいい辛いなら言わなくてもいいやめたいならやめてもいい泣きたいなら泣いてもいいそうしたいならそうすればいいそうしたとしてあなたはあなたあなたに変わりないあなたの価値は変わらないこれだけは言えるそんな時もあるよ
2023年7月17日 11:33
花火が見たいわけじゃないあなたといたいだけそんなあなたは花火に夢中今年の夏もまた 夢花火