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おきにいりの本棚

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尊敬するnoterさんの、好きすぎて何度も読みたい!!noteたちです。
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#私の作品紹介

頑張ったんだよ。報われたいよ。

頑張ったんだよ。報われたいよ。

3月22日に有料の小説を投稿してnoteに復帰しました。

4月26日に「目標は5月末までに15人に購入してもらうこと」と投稿しました。

そしてそれからおよそ1ヶ月。

頑張りました。

頑張り方が間違っていると言われるかもしれません。
小説を購入してもらうことに直結はしないかもしれません。
それでも、自分なりに、頑張りました。

ゴールデンウィーク明けからは毎日投稿を心がけました。

初山別の

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ame。さんのショップイラストを描きました🐈‍⬛☔️

ame。さんのショップイラストを描きました🐈‍⬛☔️

可愛くて丁寧なハンドメイド作品を、色々とつくられているame。さん。

ひと色展でもたくさんお世話になり、香り豊かなアロマワックスサシェやさまざまな装飾で、たくさんの方を笑顔にしてくれました。

彼女が手がけるものからは真心が感じられ、そのあたたかさに触れると嬉しくなってきます。

そんなame。さんが3月にminneでショップをオープンされました🌸
改めまして、おめでとうございます!

そして

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家族って減点ゲームじゃなかったんだと、知った。

家族って減点ゲームじゃなかったんだと、知った。

熱い心はもうどこかに置いて
きたのかもしれない。

昔もっていたかもしれない野心とか
負けん気とか。

熱すぎたり、自己顕示欲が過ぎたりして
自分のバランスを崩しがちだった
あの頃からしたら今はとても
静かな心なのかもしれない。

母が倒れてから、日常がすこしずつ変わって
いった。

ふたり暮らしが独り暮らしになった。
ごみの量が減った。
電気代も半分になった。
新聞を読むのがわたしだけになった。

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雨の日の図書館とことばたち。

雨の日の図書館とことばたち。

若い頃は本が嫌いだった。

唯一読めるのは谷崎潤一郎の『痴人の愛』
だけだった。

それが中学生のはじめの頃。

きっかけは、この原作をわたしが通っていた
卒業生の方が女優になられて演じたことが
きっかけだった。

本を後に回して、キネマ旬報のシナリオから
読んだら、はまった。

字だけなのに映像がもう動いている世界って
おもろいなって思って、夢中になって
学校から帰ると部屋にこもって読んでいた。

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ゼロの紙さんとの絵本『どこかでだれかが』11/11より販売開始します📖

ゼロの紙さんとの絵本『どこかでだれかが』11/11より販売開始します📖

私は今、ゼロの紙さんと一緒に、絵本『どこかでだれかが』の製本作業をしています。

製本が無事仕上がるか、注文時にミスしてないかとドキドキハラハラな日々を過ごしていましたが、先日ついに届き…

無事に製本が完成しました!!



みなさんの応援のおかげで、なんとか製本にすることができました。
ひと色展やnoteなどでの暖かいお言葉に励まされていました。
本当に、ありがとうございました!

また、横

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ありがとう🍬

ありがとう🍬

こんばんは。お久しぶりです。

先日お陰様でひと色店が終了しました。最後のお客様の作品も発送が終わり、私の中のひと色展が閉幕した気がしています。寂しいような無事に終わってほっとしたような、不思議な余韻が残っています。

🌟お届けした作品の一部です。作業に集中している時間が幸せでした。

みなさん本当に優しくて。😭ゆっくりで大丈夫ですよ、楽しみにしてます、と優しい言葉を沢山いただきました。

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これまでのこと、これからのこと。ゼロの紙さんとの絵本のこと。

これまでのこと、これからのこと。ゼロの紙さんとの絵本のこと。

11月になり、10/31までの期間限定ネットショップ「ひと色店」を閉店いたしました。

ご来店くださったみなさま、誠にありがとうございました!

刺繍、アロマ、ビーズ。
販売していたのは、素敵な作家さん方による、いろの子とのコラボ作品の数々!

それぞれの視点から表現された色の世界が、どれだけ楽しくて、どれだけ嬉しかったか。

うわの空さん、三間あめさん、麻衣です!さん、たくさんのときめきを、しあ

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はじめての絵本を作りました!『どこかでだれかが』。

はじめての絵本を作りました!『どこかでだれかが』。

noteに来てから3年目になります、ゼロの紙と
申します。

はじめての絵本を憧れのイシノアサミさんと
ご一緒させて頂き創ることができました!

この絵本は。
すてきなとある方からのリクエストから始まりました。

御縁をつないでいただき、心より感謝申し上げます。

福岡で開かれるひと色展が、明後日からスタートします。
そちらにも絵本を額装して飾らせて頂いています。

今日は一足はやく共作絵本
『ど

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ハモニカ学校にゆくことにしました。

ハモニカ学校にゆくことにしました。

息をすってはいてぇ。どれみふぁはそらしど。
もういちど、息をすってすってはいてぇ、はいて。
どどしらそそふぁふぁ、みみれれど。

うたちゃんは、青空の下でハモニカを吹いています。
いつも聞いてくれるのは、おじいちゃんだけ。
ひとりっきりです。

うたちゃんは、ハモニカの学校に通っています。

おじいちゃんは、うたちゃんのハモニカの音色が
すきでした。
あんまり上手じゃないけれど。
とても、一生け

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母の呼吸をつないでくれる人たち。

母の呼吸をつないでくれる人たち。

書いている時って、すこしだけ
息を止めてしまっている時がある。
昔からの癖だ。

あ、今息を止めていたんだって気づくたびに
少しだけ息のこと、呼吸のことを考える。

母は9年ぐらい前から、酸素ボンベのお世話に
なっている。

外出するときは、ショッピングバッグの小型版の
ような縦長の酸素ボンベと歩く。

いつもどこかに出かける時は急いでいるので、
玄関先をゆっくり眺めることはないけれど。

この間

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夏の三原色・2023

夏の三原色・2023

「夏といえば、この色だよね〜」
とうもろこし・スイカ・枝豆が食卓にならぶとき、私は毎年そう思います。

そして、ほれぼれするこの色たちを、
私は密かに「夏の三原色」と呼んでいました。

一昨年と昨年は、noteのみなさんにも夏の三原色をお聞きして、それぞれキャラクターを描いたりして遊んでいました。



そして今年も、描かせていただきました🙌
今年は5人です。

夏の三原色を教えてくださったの

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手紙遊び 【#シロクマ文芸部 】

手紙遊び 【#シロクマ文芸部 】

透明な手紙の香り。

それは少し甘くて優しい花の香り。
君と僕の思い出の香り。



さっちゃんはいつも僕の目の前ですらすらと透明な手紙を読み上げる。
まーくんはかっこいいね、優しいね、とか。
手紙の内容は時々変わる。
お菓子をくれてありがとう、とか
一緒に遊んでくれてありがとう、とか。

さっちゃんが読んでくれる手紙はいつも透明だった。
僕はさっちゃんのそのいつもの「手紙遊び」につきあう。

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【#シロクマ文芸部】もう少し先まで

【#シロクマ文芸部】もう少し先まで

透明な手紙の香り。姫が透明な手紙の香りが欲しいと言い出した。

最初は相手にしなかった王様とお后様だったが、香りを欲してさめざめと泣く姫を見ていると胸が痛くなった。

「透明な手紙の香りを我の元に届けた者を姫の夫とする」

王様の発した鶴の一声に若者が色めき立った。
姫様は国内外に知れ渡るほどの美貌の持ち主だったからだ。

「これです!これが透明な手紙の香りです」

大貴族の息子がうやうやしく両手

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【#シロクマ文芸部】ポロポロポロ

【#シロクマ文芸部】ポロポロポロ

手渡されたのは光る種。

「いいよ」
そういう私に
「もらってよ。後で役に立つから」
と伯母に手渡された。

苦しそうな声で電話がかかってきた。
伯母の家まで1時間半。
「そのままで。絶対動かないで」
と家を飛び出す。

最悪の場合を考えながらドアを開けるとグッタリと横になった伯母がこちらを見て笑っている。

「お腹空いたでしょ。お昼用意しなくちゃ」

なんでこんな時まで、と言いそうになるのを押さ

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