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アウターブランディングとインナーブランディングのGAP -近藤 隆-
要約
アウターブランディングは、ブランド推進室の責任において起業全体のブランドの価値を引き上げていく活動であり、ここに現場の所員はほぼ関わらない。つまり自分ゴト化されにくい。また組織は様々な人が集められて構成される。当然歪みが発生する組み合わせも必ず生まれる。その対応が十分に対処できないと、歪みは大きくなり組織評価としての組織活性度は低下する。最悪は組織崩壊するリスクも含む。ここの従業員の意識こ
ブランド生命論: システム生命論とオートポエイシスを通じたブランディングの探求とその方法論の提案 -芝哲也-
趣旨
この論文は、ブランディングのプロセスをシステム生命論とオートポエイシスの視点から探求します。ブランディングは企業や製品のイメージを形成し、顧客との信頼関係を築く重要なプロセスであり、「企業の価値そのもの」を表現するものとされています。システム生命論のアプローチを取り入れることで、企業は自己組織化と自己再生のプロセスを通じてブランドパーソナリティを獲得する可能性があります。さらに、オートポ
異文化コミュニケーションとしてのブランディングなぜブランドは伝わらないのか? -齋藤嘉昭-
要旨
ブランドを伝えることは難しい。ここでいう「ブランドを伝える」とは、企業・組織レベルのブランディングを構築、運用する際の様々な社内外のコミュニケーションを指す。ブランドは目に見えず、顧客の頭の中にあるイメージの貯金箱とも言われる。(上條 2022) ブランドの送り手と受け取り手でイメージをどう合わせるか、ブランディングは詰まるところコミュニケーションの問題である。一般的にコミュニケーション
ブランド理念への共感がコンプライアンスに与える影響について -三浦悠佑-
要旨
コンプライアンスは、企業のブランド価値を向上させるための重要な要素である。しかし、従来型のコンプライアンスは、法令遵守を重視するあまり、従業員の共感を得ることが難しかった。
本稿では、ブランド理念への共感を高めることで、コンプライアンスに対する共感を高めることができる可能性を示した。具体的には、エンゲージメントカードを用いたワークショップを実施し、ブランド理念とコンプライアンスの関連付けを
「パーパス」とウォーク資本主義 -岩林誠 -
概要
昨今「パーパス」が注目されている。2015 年のパリ協定、SDGs などの採択ののち、 米経済団体ビジネスラウンドテーブルや CEO がリードし、パーパスの重要性が提唱さ れた。長期的な目的や目標を意味するパーパスは、日本政府や経済団体も賛同する姿 勢を示し、半ばブームの様相を呈している。
一方でパーパスは、長期的な利益獲得を企図した資本家の新たな
【2020発表論文】アフターコロナ時代のプレイスブランディング ― OMO による地方創生の再構築 ― 岩林誠
アフターコロナ時代のプレイスブランディング ― OMO による地方創生の再構築 ―
岩林誠
【2020発表論文】ネット広告における効率追求とブランド既存問題 ― ブランドを守るためのデジタル施策理解― 田村修
ネット広告における効率追求とブランド既存問題― ブランドを守るためのデジタル施策理解―
田村修
【2019発表論文】中小企業の経営力強化における外国人人材の活用 ―多文化共生の形成とダイバシティマネジメントの取組― 乗松 和宏
中小企業の経営力強化における外国人人材の活用―多文化共生の形成とダイバシティマネジメントの取組―
乗松 和宏
【2019発表論文】ブランドストームと共ブランディングモデル - ブランディング構造の多様性と変化について - 岩林 誠
ブランドストームと共ブランディングモデル - ブランディング構造の多様性と変化について -
岩林 誠
四街道市役所 経営企画部シティセールス推進課長