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ほぼ毎日エッセイ『わたしに翼』

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2024.03.09〜 タイトルは大好きな朝ドラ『虎に翼』をもじって。 書くことで、大きくて豊かな、どこまでもいける、「私だけの翼」が手に入りますように。
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#自分と向き合う

「私」をととのえる

「私」をととのえる

あいかわらず月経周期は乱れて翻弄されているものの、最近は体調がだいぶ整ってきた。

最近、なんだか憑き物がとれたような精神状態で過ごせている。きっと、現状を変えようと模索し続けた結果が、実を結んだのかもしれない。

●「自分を癒すこと」に投資しようと決めた

これまでの私は、自分のことは後回しにしていた。休む暇があるなら、家族や仕事のことを考えたかった。
特に、これから子どもを養っていくにあたり、

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緊張という壁

緊張という壁

私はいわゆる「緊張しい」である。多感な頃には、緊張のあまり過呼吸になってしまうことも珍しくないほどだった。

そんなものだから、未知なることに挑戦するときの「緊張」という壁がものすごく高い。そのために尻込みしてしまい、気づけばずいぶん時間が経ってしまった……なんてことも多々。

しかし、「緊張」の壁をいちど登ってしまったら、堰を切ったようにがんばりはじめるのが、私という人間である。

それならさっ

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「軽んじられている」と感じるのがつらい

「軽んじられている」と感じるのがつらい

自分ではよくわからないが、私は思っているよりも嘘がつけない人間なんだと思う。少しでも自分にウソをついていたり、自分を大きく見せようとするのが苦手で、身の丈に合った発信しかできない。

だからなのか、昔から「軽んじられているな」と感じることがある。

「良い人」のフリができないのだ。たぶんどんな場面でも、どんな人といるときにでも、鎧と盾をうまくつかいこなせず、丸腰のままそこに立っている。

相手が丸

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子どもとの適切な距離感

子どもとの適切な距離感

ここ1年、自分の不用意な発言や行動が、息子の人格形成に大きな影響を与えてしまうのではないか……と悩みどおしだった。

保育園に預けたことが今後の人格に影響したら?私のような人間が育児をしたら息子に悪影響?などと、今にして思えば信じられないようなことで悩んでいた気がする。

そんな折、Webライターラボで一緒にママパパライター交流会を主催している「かばたあきこ」さんから勧めてもらったのが、こちらのv

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大丈夫。快適でいいんだよ。

大丈夫。快適でいいんだよ。

以前、自分のための時間を持つことに罪悪感はいらない、という記事を書いた。どうも私は、日々いろんな場面で「罪悪感」を持ちすぎているらしい。

自分が快適でない状態で頑張り続けたら、いつか潰れてしまう。今までの人生で、なんどかそういうことを繰り返してきたし(潰れては再生し、の繰り返しだった)。

私が快適でいることを喜んでくれる人はたくさんいるけど、それを否定する人はいないのに。いや、いたとしても、今

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私が心配性なワケ(Day.13)

私が心配性なワケ(Day.13)

保育園に着いた瞬間、ぐらっと地面が揺れた。幸い自転車を止めたあとだったので、そのまま前面座席に座る息子に覆い被さった。

園内からは「地震だ!」「みんな集まって!」と声がして、教室の真ん中にひとかたまりになった子どもたちの上に、先生たちが腕を組んで覆い被さっていた。

大きな揺れは一瞬だったが、心臓がばくばくした。園長先生に「(息子を)連れて帰ったほうがいいですか……?」と聞くと「園では普段どおり

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あらし(Day.11)

あらし(Day.11)

昨日、関東は強風に襲われ、私も散々な目にあった。あまりにいろんなことがありすぎて文章にする気力もないほどだが、そういえば毎年、春の嵐はいろんなところを引っかき回して去って行くよなあ……なんて気づく。

明日、人生のなかでもなかなかに重要なイベントを控えていて、今から胸がざわついている。今夜は昨日起こったハプニングの後始末と、明日へのどきどきですでにへろへろだ。

明日、ここでいい報告ができることを

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夫婦で作るロードマップ

夫婦で作るロードマップ

連続投稿と言っておきながら、日付をまたいでしまった(朝にはなってないのでご勘弁を……)。

これにはわけがあって、今の今まで夫と一緒に「ロードマップ」を作っていたのだ。繊細で頑張り過ぎる私が、仕事も育児も自分も大切にするためにはどうすればいいのか。一週間をどうすごすか、どうやって目標収入を達成すればいいのか、など。

今回、夫とロードマップを作ったことで「どんな家族にもオリジナルのロードマップがあ

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春を待つ

春を待つ

春は1年のなかでいちばん好きな季節。いかんせん冬からの変わり目に弱く、毎年この時期は体調がすぐれない。

特に今日は、朝から不動産屋とのやりとりがあったりして、神経的にもだいぶやられてしまったみたいだ。こんな日はただただ寝るしかない。

夫は私と過ごして10年、慣れたもので臨機応変に対応してくれるので助かっている。ありがたい。息子も、私が横になっているとそれに合わせた遊びをしてくれる。ああ、ホント

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罪悪感などいらない

罪悪感などいらない

朝が大好きだ。多くの人がそうであるように、私もまた、朝から午前中にかけてがいちばん集中できるような気がする。

だから普段は、息子を保育園に送ってからお昼ご飯までが勝負。ちゃちゃっと家事を済ませ(家の中が散らかっていると集中できないので)、そこから一気に執筆モードになる。

だけど、たとえば週明けとか、家族でおでかけした次の日なんかはもう、ひとりになりたくてたまらない。だって休日は家族との時間をい

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歌をうたう

歌をうたう

うちの息子は歌うのが大好きで、しょっちゅう何か歌っている。

保育園で習った曲や「おかあさんといっしょ」で放送される曲、私が教えた曲など、2歳児の割に結構なレパートリーを持っているのではなかろうか。それらを自分で歌うのはもちろんのこと「ママ、〇〇のおうたうたって!」なんて言ってくる。

なかには私の知らない歌もあるから、息子からワンフレーズ教えてもらってYouTubeで検索し、なんとか歌えるように

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一時停止、種まき、仕事。

一時停止、種まき、仕事。

noteの連続投稿を始めてから5日が経った。

しばらくクライアントワークをお休みしていて、数日ぶりに原稿を書いたら、覚醒したレベルで筆が進む。なんだろう。細胞のひとつひとつが開かれているような気がする。いつもより敏感に「ことば」に反応できている感じなのだ。ビビりの私は、足元をすくわれないように気を付けている。

忙しいときには毎日何時間も執筆しているけど、お仕事として毎日文章を書くのと、こういっ

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新しい旅に出る

新しい旅に出る

「叩き返して、『叩かれたら痛い』ってことをわからせないとあかんのとちゃう?!」

これは、息子が私を叩くのを見た母が言った言葉だ。いわゆる「目には目を 歯には歯を」理論で、子どもを躾けろということなのだろう。

息子も2歳をすぎて、大人が怒るようなことをわざとすることが増えてきた。言葉数が多いこともあってか、時々「2歳の子ってこんなに理解してるの?」と驚くような言動もある。

冒頭の母の言葉があっ

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ラブで繋がる

ラブで繋がる

クライアントさんと会ってきた。

仕事はほぼ(?)関係なく、家族ぐるみでお出かけ。ライターとクラアントという立場でありながら、垣根を超えてお付き合いしてくださるなんて感謝である。

夫にはずっと、私がどんなにステキな人たちと仕事をしているのか肌で感じてもらいたかった。だからクライアントさんに会っていただき、話してもらえて本当にうれしい!
クライアントさんにも夫や息子を紹介できて、ますます絆が深まっ

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