孤独に病気と闘う人に言葉をかけたい優しいあなたへ
やさしいあなたでも、病気と闘う人がいたらどのように言葉をかけたらいいかわからなくて言葉を飲み込んでしまう場面があるかもしれません。
そんなときはこの記事を読んでください。
わたしがたったひとりで闘っているにように感じていたときに開発した独自のメソッドです。
病気と共存して儚く逞しく生きている人にしてあげられることでもあるし、
寂しくて死にたい。特に理由はないけれど消えたい。
そう思っている人にしてあげられることでもあります。
周りに誰もいなくてこの記事にたどり着いたあなたは
自分自身であなたの心にささやいてあげてください。
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自分が経験したことのない大変な状況に苦しんでいる人に
「頑張ってね」
というのはなにか違う気がしませんか。
感覚は共有できないものなのに
「理解できるよ」
というのは何か違う気がしませんか。
苦しんでいる人には癒しが必要です。
「わたしが経験したことのないつらさのなかでよく頑張ってるよね」
「理解できないけど、理解したい」
「(苦しみから)あなたを守りたい」
そんな言葉が癒しになります。
たったひとりで闘っているにように感じているときは
「守られている」という安心感がほしいのです。
つらい。しんどい。虚しい。怖い。
でも守られている。
そう思わなければ
誰にもわかってもらえない痛みや極度の倦怠感に拘束されてまで
生きたいと思いません。
人がいちばん孤独を感じるとき。
それは、存在を認識されていないと感じるときです。
無力で必要とされていないと感じるときです。
だから、そんな人をみたら反応してあげてください。
具合が悪いところを見ても怖がって離れないで。
弱音を吐いていても許して。
手を握ったり
微笑みかけたりするだけで
その人は救われます。
できれば、背中をさすって
抱きしめて。
「ここにいるから大丈夫」
「長生きしてね」
と、伝えながら
あなたの体温でやさしく包み込んであげてください。
できれば、その場かぎりの反応ではなく、たまに戻ってきてあげてください。
自分だけ時がとまって
それぞれの道を前進しているみんなを見てしまうと
ふたたび孤独に陥ってしまいます。
そんなとき、闘病している人は自分の人生を通りすぎていったいままでの誰かに声をかけていいのかとてもためらいます。
社会を支えてくれている人は忙殺されていることを知っているからです。
だから、すべてに反応しなくてもいいので
日々のなかでふっと思い出しては声をかけにいってあげてください。
久しぶりに声をかけられるとき、
「元気そうだね」
は一番言われたくない言葉です。
負の作用を持つ者に寄る人などいないと知っているので
無理して元気そうに振る舞っているのです。
「元気そうにしているけど、眠れている?」
「眠れるといいね」
「美味しいもの食べれている?」
「食べれるといいね」
と、声をかけてあげてください。
それでも、
きえたい。しにたい。
気持ちが暗くなってしまっていたら
宇宙のはなしをしましょう。
宇宙ってどうやって誕生したんだろう。
宇宙の端っこってどうなってるんだろう。
その先にいったらどうなるんだろう。
想像したら不思議な感覚になってきた。
こわい。
ウイルスと生物ってどっちが先に地球に生まれたんだろう。
自然って美しいよね。
風が吹いている。
風の揺らぎって癒されるよね。
あったかいお布団って安らぐよね。
あれ?
宇宙は想像もできないほど広くて怖いのに
あなたはいま。。
そう感じる心が愛だよね。
思い出して。
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あなたは守られている
この世界に守られているよ
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