📚愛夢ラノベP

愛夢ラノベP(I'm light novel producerの当て字)。日…

📚愛夢ラノベP

愛夢ラノベP(I'm light novel producerの当て字)。日本のラノベ作家。趣味で動画投稿やブログの運営をしていたが、2年ほど前から小説も書き始めた。

メンバーシップに加入する

■どんなメンバーシップか 愛夢ラノベPを応援していただける方向けのメンバーシップです。愛夢ラノベPはライトノベル作家で、色んな新人賞で成果を上げています。参加費は全て活動費に当てさせていただきます。 ■活動方針や頻度 制作の様子を投稿する予定です。 また、新人賞で使い回しを終えた作品を全文公開します。具体的には、冒頭(プロローグと第一章)を無料で公開し、その続きをメンバーシップで公開します。 このようにする事で、過去の作品をファンに公開でき、さらにはメンバーシップで支援される事により、次の応募作への意欲が生まれます。 ■どんな人に来てほしいか 愛夢ラノベPのファン ラノベ好き 読書家 ■どのように参加してほしいか 応募作の結果などを公開するので、気長に待っていただきたいです。また、使い回しが終わった作品は、ここに掲載するので、楽しみに待って欲しいです。

  • 愛夢ラノベPの創作現場

    ¥500 / 月

マガジン

記事一覧

「EoP《Egg of Private Eye》」愛夢ラノベP|【ライトノベル】【ミステリー】

「EoP《Egg of Private Eye》」 愛夢ラノベP 【本文】第0部 プロローグ 「どうした、緊急事態か?」 「僕にトラブルはないのだよ」  ワトソンはホームズの質問…

915

【#推し短歌】イラスト短歌(6作品)、一枚絵に短歌を込めて! 

【短歌①】TikTokスワイプで TikTokに 映る君 わずか2秒で 恋の始まり 【短歌②】Twitter「Twitterで……」 「Twitter? 何、それ?」 「あっ、X!」 「そう、旧T…

300
778

🔵『ギフテッド・チルドレン』愛夢ラノベP|【短編小説/ライトノベル】【ラブコメ】【タイムリープ】

『ギフテッド・チルドレン』 愛夢ラノベP 【本編】第0部 プロローグ  ふと疑ってしまうのさ――僕の他にも、前世を覚えている人がいるんじゃないかって。  俗に、…

1,096

⭕『ガールズ・エアフレイト』第零部・愛夢ラノベP

『ガールズ・エアフレイト』 愛夢ラノベP 第零部 ガールズ・エアフレイト ――令和40年7月19日の午後3時。  ――静岡県駿河湾、上空1万メートル。天候は曇り。…

739

『ノアズアークのダークヒーロー』愛夢ラノベP|【短編小説/ライトノベル】【SFファンタジー/ディストピア作品】

第0部 ノアズアークのダークヒーロー『皆さん、午前6時です。疑似太陽が点灯しました。今日も新しい朝を生きましょう』  電子音声のアナウンスとともに、ドーム状の天…

1,050

「地雷女の自来也さんと別れたい」・愛夢ラノベP|【#週刊少年マガジン原作大賞】、【#連載部門】

【あらすじ】 佐藤蓮は恋人の聖地で自来也さんに告白した。すると、念願が叶って、彼女と付き合えた。しかし、彼女には地雷女という裏の顔があった。蓮が女性を見るだけで…

「地雷女の自来也さんと別れたい」第1部・第1話、愛夢ラノベP

「地雷女の自来也さんと別れたい」 愛夢ラノベP 第1部 地雷女の自来也さんと別れたい 第1話 プロポーズ クリスマスイルミネーションが光る街に、しんしんと雪が降り…

「フォロワー至上主義のエバンジェリスト《フォロワー123人の俺が最強なワケ》」第1話|愛夢ラノベP|【原作大賞】【ライト…

この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

「元魔王の舞桜ちゃん」第1部・第1話、愛夢ラノベP

「元魔王の舞桜ちゃん」第1部・第1話 迷子と警察と異世界愛夢ラノベP 第1部 元魔王の舞桜ちゃん 第1話 迷子と警察と異世界 『蔵王さん、伊勢佐木署まで来て下さ…

「元魔王の舞桜ちゃん」愛夢ラノベP|【#創作大賞2024】【#ファンタジー小説部門】

【あらすじ】 20歳の蔵王連は、警察から呼び出された。警察署に向かうと、婦警に歓迎される。しかも、なぜか行方不明になっていた娘と面会させられる。しかし、連には子…

1,001

『リアバース《新感覚のXR型VRRPG(体験版)》』|第0部 プロローグ|愛夢ラノベP【短編小説/ライトノベル】

第零部 プロローグ それは楽しい体験となるはずだった――リアバースでの悪夢が起きるまでは。 『初期メモリの削除完了。再起動を開始。プレイヤーのセンスデータを同期…

1,267

💤『スリーパーズ・ハイ』|第0部 インソムニアはサンタの夢を見る|愛夢ラノベP【短編小説/ライトノベル】

第0部 インソムニアはサンタの夢を見る なんか右腕が重い……そう思い、夜中に目が覚める。だが、サンタクロースに腕枕をしていたから、まだ夢の中だと間違える。  こん…

1,097

🔴『嘘ツイのドッペルゲンガー』|愛夢ラノベP|2000字のホラー【短編小説】

 これは私が初めてクラスの担任になった時の話だ。高校1年生の空くんが失踪した。  彼の行方を調べるため、同級生から話を聞いた。  瞳を閉じれば、瞼の裏に、あの夏の…

『ガイスト《ペルメア諜報特務庁の電脳スパイ》』|愛夢ラノベP【スパイもの】【ファンタジー】【短編小説】

第零部 第二次ペルメア戦争 火が走る。兵も走る。おまけに体に痛みも走る。  ――バン! 乾いた銃声が自宅に響く。  そのたった一発の鉛弾に父の命が奪われる。鮮血の…

🔴閲覧禁死👻|愛夢ラノベP|2000字のホラー①【短編小説】

 それは特に変哲もない動画だった。  再生回数は560回。  だが、この動画を見た者は死ぬ……そんな噂が出回っていた。 「こんバブバブー。朕は魔王ベビー、最強の魔…

『シェアハウスに美女が四人……何も起きないわけもなく』第0部&第1章|愛夢ラノベP

第零部 エピローグ ――俺の人生にラブコメの四文字はない。  ――4月下旬、時刻は不明。もちろん、場所も不明。  今、俺は椅子に拘束されている。身動きが取れない。…

「EoP《Egg of Private Eye》」愛夢ラノベP|【ライトノベル】【ミステリー】

「EoP《Egg of Private Eye》」愛夢ラノベP|【ライトノベル】【ミステリー】

「EoP《Egg of Private Eye》」
愛夢ラノベP

【本文】第0部 プロローグ

「どうした、緊急事態か?」

「僕にトラブルはないのだよ」

 ワトソンはホームズの質問に答えながら、ブラックコーヒーを嗜む。ちなみに、彼女は僕と呼称しているが、実際はボーイッシュな女性である。
 そんなボクっ子のワトソンは、コーヒーの苦みと砂糖の甘味を舌で堪能しながら、伝説の名探偵ホームズを不思議そ

もっとみる
【#推し短歌】イラスト短歌(6作品)、一枚絵に短歌を込めて! 

【#推し短歌】イラスト短歌(6作品)、一枚絵に短歌を込めて! 



【短歌①】TikTokスワイプで
TikTokに
映る君
わずか2秒で
恋の始まり

【短歌②】Twitter「Twitterで……」

「Twitter? 何、それ?」

「あっ、X!」

「そう、旧Twitter」

あー、面倒くさい!

もっとみる
🔵『ギフテッド・チルドレン』愛夢ラノベP|【短編小説/ライトノベル】【ラブコメ】【タイムリープ】

🔵『ギフテッド・チルドレン』愛夢ラノベP|【短編小説/ライトノベル】【ラブコメ】【タイムリープ】

『ギフテッド・チルドレン』
愛夢ラノベP

【本編】第0部 プロローグ

 ふと疑ってしまうのさ――僕の他にも、前世を覚えている人がいるんじゃないかって。

 俗に、ギフテッドには色んな定義があるが、その中でも前世の記憶を持つ子供を《ギフテッド・チルドレン》なんて呼ぶらしい。
 その存在を信じない人もいるだろうが、それはイアン・スティーヴンソンの著書を知らないだけであり、二千件ほどの記録がある。

もっとみる
⭕『ガールズ・エアフレイト』第零部・愛夢ラノベP

⭕『ガールズ・エアフレイト』第零部・愛夢ラノベP

『ガールズ・エアフレイト』
愛夢ラノベP

第零部 ガールズ・エアフレイト ――令和40年7月19日の午後3時。
 ――静岡県駿河湾、上空1万メートル。天候は曇り。

 大空を舞台に始まるドラマ。
 波模様に見入る。空模様にも魅入る。空の青、海の蒼、目に入る情景はブルーなパノラマ。
 目を引く入道雲、尾を引く飛行機雲。群を抜く戦闘機能で、空というキャンバスに雲の白線を引く。もっとも、過ぎ去る場景に

もっとみる
『ノアズアークのダークヒーロー』愛夢ラノベP|【短編小説/ライトノベル】【SFファンタジー/ディストピア作品】

『ノアズアークのダークヒーロー』愛夢ラノベP|【短編小説/ライトノベル】【SFファンタジー/ディストピア作品】

第0部 ノアズアークのダークヒーロー『皆さん、午前6時です。疑似太陽が点灯しました。今日も新しい朝を生きましょう』

 電子音声のアナウンスとともに、ドーム状の天井に真っ白な光が煌々と輝く。疑似太陽の背後には、分厚い氷と真っ暗な海水が見える。
 ――西暦3035年9月、おそらく太平洋の水深3千メートル地点。
 ――船の先端にある富裕層《マンハッタン》。
 偽物の日光に照らされた街には、輝かしい未来

もっとみる
「地雷女の自来也さんと別れたい」・愛夢ラノベP|【#週刊少年マガジン原作大賞】、【#連載部門】

「地雷女の自来也さんと別れたい」・愛夢ラノベP|【#週刊少年マガジン原作大賞】、【#連載部門】

【あらすじ】 佐藤蓮は恋人の聖地で自来也さんに告白した。すると、念願が叶って、彼女と付き合えた。しかし、彼女には地雷女という裏の顔があった。蓮が女性を見るだけで、自来也はメンヘラをこじらせて、彼を罰した。その束縛は酷く、服の指定だけでなく、連絡の強要などにも及ぶ。そんな苦痛の日々が続く中、入学式で、蓮はロリ少女と出会う。別れさせ屋を名乗るロリにキスをされ、その現場を自来也に目撃される。その結果、彼

もっとみる
「地雷女の自来也さんと別れたい」第1部・第1話、愛夢ラノベP

「地雷女の自来也さんと別れたい」第1部・第1話、愛夢ラノベP

「地雷女の自来也さんと別れたい」
愛夢ラノベP

第1部 地雷女の自来也さんと別れたい
第1話 プロポーズ クリスマスイルミネーションが光る街に、しんしんと雪が降り積もり、街を白一色に塗り潰す。雪雲が息を吐くたびに、空には雪が舞う。ふわふわの新雪に朝陽が照ると、さらに銀世界は光り輝く。

 ――聖夜の石川県金沢市。
 今や金沢はケーキ屋さんだ。
 金沢国際アートセンターがショートケーキなら、妙立寺

もっとみる
「元魔王の舞桜ちゃん」第1部・第1話、愛夢ラノベP

「元魔王の舞桜ちゃん」第1部・第1話、愛夢ラノベP

「元魔王の舞桜ちゃん」第1部・第1話 迷子と警察と異世界愛夢ラノベP

第1部 元魔王の舞桜ちゃん
第1話 迷子と警察と異世界

『蔵王さん、伊勢佐木署まで来て下さい。お聞きしたいことがあります』

 バイトを終えて電車に乗るため、駅のプラットフォームに立っていた時だった。警察から電話があった。
 まず思ったのは、なぜ電話番号を知っているのかってコト。
 次に疑問だったのは、俺は警察に話を聞かれる

もっとみる
「元魔王の舞桜ちゃん」愛夢ラノベP|【#創作大賞2024】【#ファンタジー小説部門】

「元魔王の舞桜ちゃん」愛夢ラノベP|【#創作大賞2024】【#ファンタジー小説部門】

【あらすじ】 20歳の蔵王連は、警察から呼び出された。警察署に向かうと、婦警に歓迎される。しかも、なぜか行方不明になっていた娘と面会させられる。しかし、連には子供がいない。混乱する中、待合室に行くと、神隠しにあった舞桜ちゃんがいた。驚く連であったが、7歳の舞桜ちゃんは魔法で警官を操り、まんまと彼との同棲を実現させる。帰り道で、この数年間の事情を聞くと、舞桜ちゃんは記憶魔法で異世界での出来事を見せる

もっとみる
『リアバース《新感覚のXR型VRRPG(体験版)》』|第0部 プロローグ|愛夢ラノベP【短編小説/ライトノベル】

『リアバース《新感覚のXR型VRRPG(体験版)》』|第0部 プロローグ|愛夢ラノベP【短編小説/ライトノベル】

第零部 プロローグ それは楽しい体験となるはずだった――リアバースでの悪夢が起きるまでは。

『初期メモリの削除完了。再起動を開始。プレイヤーのセンスデータを同期。勇者よ、目覚めなさい』

 女性みたいな独特の電子音で起き、真っ白な部屋は謎が多い。目が覚めたのに、まだ体は重い。頭の中は真っ白で、視界に入る白も濃い。

「あなたは誰? 誘拐なら犯罪行為だ」

『落ち着いて、私はボア(BOR)と呼ばれ

もっとみる
💤『スリーパーズ・ハイ』|第0部 インソムニアはサンタの夢を見る|愛夢ラノベP【短編小説/ライトノベル】

💤『スリーパーズ・ハイ』|第0部 インソムニアはサンタの夢を見る|愛夢ラノベP【短編小説/ライトノベル】

第0部 インソムニアはサンタの夢を見る なんか右腕が重い……そう思い、夜中に目が覚める。だが、サンタクロースに腕枕をしていたから、まだ夢の中だと間違える。
 こんな始まりは、ライトノベルでも考えられない。でも、事実は小説より奇なり。いきなり腕が痛い。
 俺のベッドでは、サンタコスをした少女がスヤスヤ寝息を立てていた。軽い長髪に反して、頭はスイカばりに重い。そのため、右腕はピリピリ痺れる。

「……

もっとみる
🔴『嘘ツイのドッペルゲンガー』|愛夢ラノベP|2000字のホラー【短編小説】

🔴『嘘ツイのドッペルゲンガー』|愛夢ラノベP|2000字のホラー【短編小説】

 これは私が初めてクラスの担任になった時の話だ。高校1年生の空くんが失踪した。
 彼の行方を調べるため、同級生から話を聞いた。
 瞳を閉じれば、瞼の裏に、あの夏の日が鮮明に蘇る。悲しいほど騒がしい蝉の声も、痛いほど肌を刺す太陽光も、そして、死んだように青ざめた少年の顔も忘れる事なんてできない。

『ガイスト《ペルメア諜報特務庁の電脳スパイ》』|愛夢ラノベP【スパイもの】【ファンタジー】【短編小説】

『ガイスト《ペルメア諜報特務庁の電脳スパイ》』|愛夢ラノベP【スパイもの】【ファンタジー】【短編小説】

第零部 第二次ペルメア戦争 火が走る。兵も走る。おまけに体に痛みも走る。
 ――バン! 乾いた銃声が自宅に響く。
 そのたった一発の鉛弾に父の命が奪われる。鮮血の赤、硝煙の白、鉄砲の黒。凄惨な場景に目が奪われる。

「お父さん!」と声が口から飛び出す。

 薔薇の花弁のようにバラバラと血が飛び散る。敵兵の罵声も飛び交う。それでも、意識だけは飛ばない。
 自宅は紅い血の海。街は赤い火の海。生き残るの

もっとみる
🔴閲覧禁死👻|愛夢ラノベP|2000字のホラー①【短編小説】

🔴閲覧禁死👻|愛夢ラノベP|2000字のホラー①【短編小説】

 それは特に変哲もない動画だった。
 再生回数は560回。
 だが、この動画を見た者は死ぬ……そんな噂が出回っていた。

「こんバブバブー。朕は魔王ベビー、最強の魔王になる日を目指して配信をしているぞ。今日は視聴者投稿の恐怖映像を見ちゃうよ」

 俺はVチューバーをしており、視聴者から動画を紹介された。投稿者はフジワラ。最初は半信半疑だったが、登録者を増やすため、過激な事をしなければならなかった。

もっとみる
『シェアハウスに美女が四人……何も起きないわけもなく』第0部&第1章|愛夢ラノベP

『シェアハウスに美女が四人……何も起きないわけもなく』第0部&第1章|愛夢ラノベP

第零部 エピローグ ――俺の人生にラブコメの四文字はない。
 ――4月下旬、時刻は不明。もちろん、場所も不明。
 今、俺は椅子に拘束されている。身動きが取れない。当然、声も出せない。
 椅子の周囲には四人の美女が武器を持って立っている。俺を取り合っているが、全くもって嬉しくない。

「あら、シュガーも目が覚めたのデスね」とシニーが俺の首に鎌を掛ける。

 シニー――身長百四十三センチ、推定Aカップ

もっとみる