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変わりゆく街の風景と「資本主義の精神」 ブックオフ論争を問い直す
■消えゆく街の個人経営店 街からちょうどいい定食屋さんが消えてしまったような気がします。今日は夕飯を外で済まそうかな、と思ったときに、気軽に入れるお店。かつては個人経営のお店でそういうお店がたくさんあったのですが、今はそれが牛丼屋やチェーンのラーメン店に取って代わられてしまいました。
定食屋だけではなく、かつては個人経営の喫茶店、古本屋などが街に1つや2つありました。それが今では喫茶店はドトー
なぜ被害者を責めてしまうのか ハラスメントの相談をしたら二次加害に遭った話
■ハラスメントについて相談 とある場所でハラスメントに遭いました。どういうハラスメントかと言うと、人によっては「大したことない」と思うぐらいの程度だとは思ったのですが、しかし随分性格の悪いことをしてくるなぁと思ったので、そのコミュニティ内の他の人間に、その人物についてどう思うか見解を尋ねるべく相談してみました。
そうしたら、私が相談した某氏は、なぜか私がその行為をハラスメントだと認識している
私たちは言語の中に閉じ込められ、そして開かれる 『文学理論』と映画『ドライブ・マイ・カー』
日本語によって規定される思考
私たちは普段、言語によって物事を認識し、その思考の枠組みは、言語によって規定されます。
例えば日本語では「敬語」があることによって、相手と自分の立場のどちらが上か下かを表さなければいけないようになっています。
また日本語は英語と違って、主語を明確に打ち出す必要がない言語だと言われています。その分主体が曖昧になりやすい傾向があると言えるでしょう。
このよう
政治を知り、自分を知るための入門書 西田亮介『ぶっちゃけ、誰が国を動かしているのか教えてください』書評
政治とメディアへの素朴な疑問に答えてくれる この本は、社会学者西田亮介さんが、政治に対してどう関わればいいか、その基本的なスタンスについての問いに応えてくれる本だ。
例えば、「政治なんて難しいし、面倒だし、関わらなくてはいいのでは?」という問いに対しては、
→「政治に参加するのはコストだが、政治家がきちんと政治を行っているか見張っていないと、なにかあったときの対価は自分に返ってくる」という立場
本&温泉好きなら週末はここへ 「湯河原惣湯」でリトリート!
本と温泉と公園が揃った施設
神奈川県の温泉街、湯河原にある日帰り温泉「湯河原惣湯」。ここは温泉×ブックライブラリー×公園の3つが揃った、本好きで温泉好きな人にはたまらない場所です。
温泉まで続く散歩コース
「湯河原惣湯」は2つの施設があります。まず入り口にはコワーキングスペースのある「玄関テラス」があり、そこから散歩道が続きます。
森林に囲まれ、左手には川が流れていて、最高の散歩コース
本屋で女性誌コーナーをうろつくアラフォー男子のつぶやき
本屋に行くと大体、女性誌コーナーをうろついている。女性誌と言っても、ファッション誌ではなく生活誌のほう。一番好きな雑誌は『Hanako』。他にも『Oz magazine』『日経WOMAN』あたりが好き。こんなアラフォーの男子が女性誌コーナーで立ち読みしてたら、周りから変な目で見られたりするかな。まぁいいら。だって読みたいし。
『Hanako』『Oz magazine』あたりとか、大体インテリ
『花束みたいな恋をした』が描いた「時間」とは ~なぜこんなにも切なく刺さるのか
『花束みたいな恋をした』はサブカル好きの絹(有村架純)と、麦(菅田将暉)の出会い、付き合い始めてから別れるまでのストーリーを描いた映画だ。
この作品は、なぜこんなにも観るものの胸を掴み、切なく刺さるのだろうか。
「花恋」で描かれた複数の時間軸 「花恋」で描かれた恋愛は、そのタイトル通りそれ自体が「花束」であり、美しく尊いものだ。その「尊さ」は、この映画では4つの「時間」を使って描かれている。
碇ゲンドウという「美しい少年」の物語 エヴァンゲリオンと宇多田ヒカル論
シンエヴァEDの『One Last Kiss』で歌われた尊さ
シン・エヴァンゲリオンの主題歌『One Last Kiss』。エンディングで流れてきた時に、その曲の美しさに戦慄を覚えました。
そして、この曲が何を歌った曲か、瞬時に理解しました。
この曲は大切な人に向けて、愛する気持ちを歌った曲。エヴァンゲリオンの作中では、誰が誰のことを想っていたでしょうか。そして、その中で最も深い愛を持っ