がんばりすぎないでいられる場所を 探して、探して、見つけたの。 都会の喧騒を逃れられる場所。 お祖母ちゃんの故郷だった街。 会ったことの無い 話したことも無い わたしのお祖母ちゃん。 お祖母ちゃんの故郷でのんびりするね。 お母さんを産んでくれて お祖母ちゃん、ありがとう。
生まれ育った福島県の方言を忘れていて、軽くショックを受けた。けれどそれも当然で、こちらで過ごした時間が圧倒的に長い。もうあの頃はノスタルジーに分類されるのか。そういえば記憶も、年々よい方に補正されている。引きずっていた重しもいつしか軽い。上京して45年。思えば遠くへ来たもんだ。