青空ちくわ

日頃感じたことをエッセイにしています🍀2児の母、WEBライター。すきあらば妄想と人間観…

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日頃感じたことをエッセイにしています🍀2児の母、WEBライター。すきあらば妄想と人間観察してしまうアラフォー。創作大賞2024年挑戦中

マガジン

  • 【みんなで創る】クロサキナオの運営マガジン

    • 44,277本

    このマガジンは「楽しく、続ける」を趣旨として発信してます。まだnoteに慣れてない人は知り合いづくりと記事の共有を兼ねてぜひご参加してみてはいかがでしょう🌹 ※原則1日投稿記事は2本までとしました。ご了承ください。

  • あっとほーむ🏠

    • 3,812本

    「家でまったり落ち着いて、家族で団欒しながら会話を楽しむ」というイメージで「あっとほーむ」と名付けました! 「参加者(家族)がお互いに積極的に交流をする」ことを大切にしていますので、ぜひ家族の皆さんの記事へコメントしに行ってください! ※参加希望の方は、固定記事にコメントください!

  • 母親らしい母親じゃないけれど

    もっと力を抜いて子育て楽しんで!!と教えてくれた子ども達との愉快な日々のエッセイ

  • 好きを仕事にする為に

    好きな事を仕事にする為の具体策や考え方

  • 家族こばなし

    我が家の日常。 特に読んでも為にはなりませんが、ぼーっと何か読んでみたい時に是非。

最近の記事

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あなた、まだ毛があるの?【エッセイ部門応募作】

「髪の毛以外、ぜんぶムダ毛」 その看板を目にしたのは、意識が飛びそうなほど暑い夏の日。額に流れる汗を拭き、私はボーっとその言葉を頭の中で繰り返す。 カミノケイガイ、ゼンブムダゲ…… あまりのパワーワードに、身体中の毛根が震えあがる。 夜になると、どの店を選ぶか迷うほど活気あふれる居酒屋が並ぶ駅前商店街。しかし、昼間のうちは、どの店もシャッターの瞼を下ろして眠りについていた。 そんな飲み屋街の中にポツンと、その店はあった。どうやらメンズ脱毛の店らしい。 ムダ毛と向き

    • ぴーぴーらっこ

      先日、夫が職場の飲み会に出かけた。 大人数だと、途端に何を話したら良いか混乱してしまう私は【職場の飲み会】と聞いただけで“大変そうだな”と感じてしまうのだけれど。夫は、人数や誰と行くかに関わらず割と毎回楽しそうに出かけて行く。 今回も「大先輩から素敵な話が聞けた」と、帰ってくるなり上機嫌でニコニコ話してくれた。いくつになっても、夫のそういう所が、私は素敵だと思う。 いつもより少し大きな声で、楽しかった飲み会での話を早口に喋る夫。アルコールと少しの興奮で顔が赤い。“よほど

      • 木の実を拾ったら人生変わった

        大学3年の夏。京都への一人旅。 1番の理由は苔を見に。 2番目の理由は復縁を願いに。 鼻息荒く出発した21歳のセンチメンタルジャーニー(感傷旅行)。 プロローグを見たい方はコチラ⇩ 1人、京都での感傷旅行のはずが。 同じバスツアーに参加した女性陣から声がかかり、途中からテイストの違う賑やかな旅に。60歳代、パワフルで魅力的な諸先輩方with復縁に燃える大学生の不思議な集団となった。 そんなバスツアー後編は、鈴虫寺からスタートした。 しとしと雨は降りながら、それで

        • 【1人〇〇】を検証したら人生は楽しいと結論づけられた話

          1人映画、1人カラオケ、1人焼肉、1人旅…。 【1人〇〇】について聞くと「無理。1人は楽しさ半減」派と「余裕。1人は気楽」派に分かれて興味深い。理由も三者三様だ。 ちなみに私は“1人〇〇”の時間が苦ではない。むしろ大好きだ。しかし、理由がしょーもない。一般的な、輝く“1人〇〇”と同等に扱うのは実に申し訳ない気がする。 なぜなら、私の“1人〇〇”へのモチベーションは「自分の嗜好を身近な人に晒さずに済む」という、ただこの1点に集約されるからである。 分かりにくいので説明し

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        あなた、まだ毛があるの?【エッセイ部門応募作】

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        • 自分を大切にする方法
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          たとえ芽が出なくても

          いつからだろう。素敵な文章に出合った時、感動より先に嫉妬するようになったのは……。著者の年齢、略歴、今何している人なのか。自分と比較するほどに焦りは募る。 「優秀な大学を出ているから」 「有名企業出身者だから」 「特別な経験をしている人だから」 自分との境界線を探して言い訳を並べる。それでいいはずがない。分かっているのに止められない。認めてしまえば、心がポッキリと折れてしまいそうだから。 創作が好きだ。 発信が好きだ。 エッセイも、小説も、ブログも、インスタも、何かを

          たとえ芽が出なくても

          梅雨の気配と腸内環境

          家族の記事が多い。noteを振り返って思った。リビングでくつろぐ、構成員の面々を見ながら「私はこの人達を、そんなにも大切に思っているのか」と再認識する。 小5にして私と同じくらい身長のある息子。我が家の元気印。 可愛さよりも常にユーモアを追い求めるヒョウキン者の娘。 そしてヒョロ長い主人。 10年で形成した、この『族』が、いまや私の心の大部分を占領してしまっているらしい。謎にニヤける。 ふと、テーブルで晩酌をしている主人に視線を移す。顔が険しい。眉間に二本、シワを寄

          梅雨の気配と腸内環境

          可愛い魔女になりたくて

          その年、娘は魔女に憧れていた。「魔女の宅急便」を見たからだ。ハロウィンで、キキの仮装をする、同じ年くらいの子をみたせいか、その憧れはますます強くなった。 「母ちゃん、写真撮って。魔女の写真。」 丸めた新聞を握って娘はそう言った。お気に入りの上下赤い服も着ている。表情は真剣そのものだ。聞くと、下のような写真を撮りたいらしい。 娘の願いを叶えるべく、憧れの魔女ポーズについて尋ねてみた。 ポイントは3点。 ・宙に浮いていること ・箒にまたがっていること ・可愛い魔女であるこ

          可愛い魔女になりたくて

          行ってらっしゃいのキス

          「行ってらっしゃいのキスをすると事故率が下がる。」と風の噂で耳にした。結婚12年目の私は「ふーーん」と一旦は流した。が、事故率が下がるとなれば我が家も導入すべきでは?と、考え直す。 今の時代、得た情報が正しいかどうか自分で確かめる必要がある。 検索したところ「気を付けてね」の言葉でも事故率が下がるとの情報があった。ほほーう、これなら新婚でない我等が突然“行ってらっしゃいのキス”をするより、よっぽどハードルが低い。サイトによっては、朝「気を付けて」と伝えると事故率が7%減少

          行ってらっしゃいのキス

          家宝になったベルマーク

          父が63歳になった。 両親へのプレゼント選びが年々難しくなると感じるのは私だけだろうか。 退職後、家を片付けているという母の話を聞くと“残る物はなぁ”とためらうし、健康を気にかけている様子を見れば“甘い物はなぁ”となる。結局方向は定まらないまま、血糖値サプリメントを検索している自分に「アレ?目的は何だったんだ?」となる。とんだ迷走っぷりだ。 うってかわって、小2の娘はジィジへのプレゼントを即決した。「私はもう準備してあるの。」と得意気に言う。そう話す娘の目は輝いていて、心

          家宝になったベルマーク

          先週ひまわりの種を蒔いた娘。 可愛い二葉が出てきてご機嫌🌱 今日は土日に食べたスイカの種を蒔いた。スイカができるかは分からないが楽しい思い出の1つになることは確か🍉 私も結果は分からなくても娘を見習って未来へ種を蒔かなくてはと思うのだ。

          先週ひまわりの種を蒔いた娘。 可愛い二葉が出てきてご機嫌🌱 今日は土日に食べたスイカの種を蒔いた。スイカができるかは分からないが楽しい思い出の1つになることは確か🍉 私も結果は分からなくても娘を見習って未来へ種を蒔かなくてはと思うのだ。

          イオンに飾られた息子の絵

          5年以上前の話だ。当時息子は3歳。幼稚園の年少組だった。 4月に入園してからというもの、慣れるまで、息子は非常によく泣いた。朝は、私からなかなか離れず、全力で抵抗する。身体も大きかったので、担任の先生も私も毎朝必死。教室に入るまで、誰よりも時間がかかったように思う。 園に預けている間も、 泣き続けていないだろうか? 園生活楽しめているのだろうか? と、息子のことを想った。 そんなある日。「大好きな家族を描いた絵がイオンモールに飾られているので、良ければ見に行ってください

          イオンに飾られた息子の絵

          カロリー?何それ、美味しいの?【オールカテゴリー部門応募作】

          30を越えた頃から健康診断数値がやけに気になる。特に脂質代謝。コレステロールや中性脂肪。 「若いうちはね、正常値なのよ。変化が出るのは30以降。」 新卒入社した時、前に座っていた美魔女社員が、そう言ってたな。10年以上経った今、その言葉を私は噛みしめている。食べたい物を手にとっても、まず目がいくのは裏面。成分表示。カロリーは?糖質・脂質は?添加物は……?チェックしているうちに食欲は削がれ、たとえ口にしたところで一口目に感じるのは美味さより罪悪感である。 ・カニ味噌 ・い

          カロリー?何それ、美味しいの?【オールカテゴリー部門応募作】

          “もしもノート”に記入したら日々の見え方が変わった

          もしもノート(エンディングノート)に記入を始めた。先に言っておくが、ネガティブな話ではない。 30代後半の私がエンディングノートと言えば少し驚くだろう。ただ、0歳でも100歳でもこの世から旅立つ日は遅かれ早かれ平等に訪れるし、明日元気に生きている保証は誰にもないのだから、この先、元気に生きているにしても万一の時に周りが困らないようにメモを取っても良いかなと思った、それだけのこと。 当たり前のことなのだけど、死を意識する機会は若ければ若いほど少ない。私自身あまり深く考えたこ

          “もしもノート”に記入したら日々の見え方が変わった

          色を失っていた日のこと

          あれは2020年の春 世界がコロナのニュース一色だった日々 私はパニック障害と鬱の真ん中にいた。 あの時の私は目に見える物、触れる物、食べる物、全ての色を失っていたように思う。何を食べても美味しいと感じないし、嬉しいも楽しいも感じなくなっていた。 体重は減り(5キロ減) 無気力状態(ベットから出られない) 判断力がなく(買い物に行っても何を買って良いか分からない) とにかく不安だった それでも、治りたいという気持ちはあって、両親や主人・子供達のためにも早く良くならなき

          色を失っていた日のこと

          HSPと分かった日のこと

          ここ数年HSPについて、その言葉や特性が広く知られるようになってきた。私自身も完全HSP気質なのだが、この言葉や意味を知ったのは、つい最近のことだ。 遡ること7年 “子供の自己肯定感”に関する専門家の講演会に参加した時のこと。 当時はまだ聞きなれないハイリー・センシティブ・パーソンという言葉に、まさか自分が関係している気質だとは思わず、会場の隅の席でウトウトと少し眠たくなっていた。 ところが… 登壇者が 「このような経験はありませんか?」とスクリーンに映し出したHSP

          HSPと分かった日のこと

          実はアイコンの首元の襟はキュウリの輪切りです🥒キュウリ母ちゃんという名前の理由は【はじめまして】の投稿にて。

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