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ふるさと伊賀で、夢にも思わないことが次々と起こるゲストハウスをオープン㊗

未来を喜ぶ予祝タイトルは、何歳からでも人は成長できることを教えてくれた人間力の師匠「中村文昭さんの金言にひとつ」から

その教えに通じる言葉を、退職後のサードプレイスとして飛び込んだコミュニティー「おじさんLCC」の主催者「金澤美冬」氏から聞いた時には、鳥肌がたちました。
その言葉とは、「プランド・ハプンスタンス・セオリー」

プランド・ハプンスタンス・セオリー(計画された偶発性理論)」とは、偶然の出来事や出会いをキャリアアップにつながる機会と捉える理論で、スタンフォード大学のジョン・F・クランボルツ博士が1999年に発表しました。博士がビジネスパーソンを対象にキャリア分析を行ったところ、本人が予期しない偶然によってキャリアが構築されている人が8割いたことから、従来の数年後を見据えて計画的にキャリアを構築するのとは対照的な手法として提唱されています。

(株)翔泳社webサイト

この考え方にビビビッときた私のサラリーマン人生卒業後の

65歳からのお志事(しごと)は、

故郷の三重県伊賀市で空き家を借りて始めた「会員制シェアハウスADDress伊賀A邸のオーナー兼家守業」でした。
天職に転職できたと、心喜ばせていた頃の軌跡はこちらのブログで。

私は亡母からのDNAのおかげで、”人をもてなすこと”が大好き
結果、伊賀に延べ百人以上の多拠点生活を愉しむアドレスホッパーをお迎えし、「親戚のおじさんちのように居心地がいいから」と両親とともにリピートしてくれたり、高評価レビューを頂けたり、本当にありがたいです。
何より私が愉しいから続けられるんです。
おかげ様でオープン1年目で、ADDress5周年イベントでの東海エリア家守アワードを受賞することができました。

家守アワード2023東海エリア賞の手作り盾

これも家守アワードに推薦して頂いた会員の皆さんのおかげと感謝していました。
そして、

いいときにこそ、次のリスクヘッジを

と、空いている1部屋を直接契約のシェアルームにすることにしました。

集客はWEBで。
よくお店の集客にSEO対策が必要と聞きますが、私の場合は、幸い過去からのブログなどの投稿のおかげで、「伊賀市シェアハウス」でググるとトップページにでました(競合も市場もないともいえます🤣)

グーブルビジネスプロフィールの今はシェアハウスからゲストハウスに
地元の懇意のお店にも掲示してもらったチラシ

これ以外にも、シェアメイト募集サイト掲載など無料でできることは全部しました。

しかし3ヶ月経っても、問い合わせは2件だけでした😭

焦りはなかったですが、振り返ってみると
始める時、伊賀と同様の地方都市の成功例があったのに、会いに行っていなかったことを反省し、オーナー兼家守さんをお訪ねしました。
結果、2つの成功のカギが足りなかったことを学びました。

1つ目は、大学が近くにないこと。
あれば学生さんがシェアメイトとして二人で1部屋利用は多いとのこと。
2つ目は、外国人労働者の住居不足もないこと。
伊賀の外国人労働者は多いですが、企業が社宅を整備しています。

ふむふむ、先に聞いておけばよかった〜😅

これじゃ無理だと悟りつつ、シェアルーム住民が決まらないまま月日が流れ、ADDress会員さんが大きく入れ替わる転換期の2月を迎えました。
転換期とは、1年間の経過措置の旧プランが1月末で終わったからです。
結果、想定以上に稼働率が激減してしまいました。
これでは、一番の楽しみである会員さんとの交流ができなくて不健康になる…😅

そんなピンチを一気にチャンスに変えるのは”ご縁”

他の地方家守さんも「同様に激減ですよね~。1泊が増えたよね~。」とのこと。
新入会員さんがお試ししやすいように新プランができたので、当然!とはいえ、今後どうなるのか心配で、ADDress運営スタッフと家守との建設的な意見交換ができるオンライン座談会を開催してもらいました。
更にもっと家守さんとの交流を図りたく中部北陸の3拠点で特典付きキャンペーンを企画したり、西日本家守さんのオンラインミーティングにも参加しました。
そこで冷静に分析されている家守さんの話。
①コロナ終息後、出社回帰の企業が増えている動きは欧米でも。
②ホテル料金が高騰している中、新プランのチケット制サブスクは新規会員にとっては魅力的だが、旧会員の一部(特にフルホッパー会員)にとっては、退会のきっかけとなってしまった。

それでも私は、
1泊の会員さんが望むなら、地元ガイドをしたい!ユニークな伊賀人に会ってもらいたい!
そんな思いで会員さんをお迎えしている一方で、これはチャンスと私も家守家出旅を始めましたが、同様に伊賀に滞在頂ける家守さんが現れました。

ある家守さんのパートナーの一言が決め手

この伊賀のロケーションと空き部屋があるなら、インバウンド向けゲストハウスのほうが絶対ウケますよ!とのアドバイス。
以前、市内でインバウンド向けのゲストハウスのホストをしていた友達からは「マナーの悪いゲストにはストレスが溜まる」と聞いていたので、それを伝えたら、対策のいろんなノウハウを教えてもらえました。
ゲストハウスオーナーとしての経験には得るものがたくさんで、おもわずスマホで録音してもいいですかとお願いしたほどです。

その後も評判を聞き滞在頂いた会員さん同伴の都内拠点オーナーの経験談もすさまじい物語(いや実話)で、タイトルが刺激的な著書もすぐkindleで読ませていただき、満載ノウハウにマーカー&付箋(デジタルですが)だらけになりました。

刺激的なタイトルですが目からうろこ満載ノウハウ

このようなご縁のおかげで、大きなシフトチェンジ

それは、インバウンドも受け入れるゲストハウスにするための、民泊申請です。
こうして、背中押してもらえる仲間のご縁のおかげで

”やっちゃえOSSAN” ”知覚動考(ともかくうごこう)”
と動いていたら、夢にも思わない出来事の始まりはじまり~

本来の私はとても慎重派なので、あえて自分が変わりたくて、いつもこんな鼓舞するコトバの力を信じています。

英語力ゼロなのに~ですよ、10月オープンと決めて7月民泊申請をして、
結局いつオープンしたかのいきさつは、
2500文字を超えたので、シリーズ第3号、次回のブログで。
といいながら、ちびちびと修正しているゲストハウスのサイトはコチラ
最後まで、お読みいただき、とてもうれしいです。
全ての出来事に感謝して、みなさまに幸あれ!

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