猫の恩返し

詩と音楽記事を主に書いています。文章を書くということが好きなので、小説、エッセイ、小論文、イラストなどにも挑戦していきたいと思っています。ペンネームは猫を飼い出してから、人生が好転していったことに由来しています。よろしくお願いします。

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マガジン

  • 90年代個人的邦楽10選集

    音楽記事の中で「90年代個人的邦楽10選」を集めてみました。

  • 90年代個人的洋楽10選集

    音楽記事の中で「90年代個人的洋楽10選」を集めてみました。

  • 80年代個人的洋楽10選集

    音楽記事の中で「80年代個人的洋楽10選」を集めてみました。

  • 詩集

    いろいろ詩を書いてきたのでそれを集めてみました。

  • エッセイ・小説・その他記事集

    詩や音楽記事以外にもいろいろ書いてきたので集めてみました。

最近の記事

  • 固定された記事

憧れのゲームプレイ動画Ⅲ

久しぶりに「憧れのゲームプレイ動画」の第3弾をやっていきたいと思います。ノーミスとかはそんなに上手くはなかった僕にとって神業だと思いますね。そこまで集中できなかったし、そんなに追い詰めてまでゲームを突き詰めようとかもなかったですし。でもやっぱりクリアできないことに対して悔しさはあったから、その当時は上手く出来るまで何回も挑戦して、達成感はやはりゲームの中で結構手に入れていたのかもしれません。それがその後どう人生に繋がったのかはわかりませんが。いろいろ越えたような気がする今とな

    • 昔作ったMD、カセットテープその5【洋楽バラード・セレクションB.G.M Ⅴ(上)】

      もうすぐクリスマスということで去年は「冬のうた個人的10選」という感じで洋楽邦楽のクリスマスソングを中心にやったりしましたが、今年は昔作ったMDでクリスマスっぽい、冬の名曲を洋楽から選んでみたものがあったのでそれで失礼します。去年も使用した曲やこれまで「90年代洋楽~」とかで紹介した曲も少し混ざっておりますが、そこのところはご了承ください。このMDを作っていた2007年当時は整骨院で勤めておりまして、院長に無理言ってよく自分で作ったMDを整骨院のB.G.Mにかけさせてもらった

      • 磁場エネルギー

        求めていたのではなく 合わせていただけ 言葉に出来ない 禁断のシャープ 突き刺さる 心臓 有機的で 無機質な部屋 欠片だけでも 想いを汲んでくれたなら って 誰に向けた 言葉でもなく 蒸発するスクリーンな ガイストに 浴びせかけた 虚無な揺れ これからは いや これからも 独断と偏見で行くよ よく言えば 直感を 自分を信じて 生きていく まず 底を掘り起こさないと 光すら 目標を見失って 正しく 降りて来ない それを避けるためにも 今まで通り やるだけだ ゴールは近い 必要な

        • 夜景【2】

          弱いのに 背負うことが 多すぎる 悲鳴 夜 助け合い 助け合い 言葉は断片 僕は誰 弱いのに 背負うことが 多すぎる 目に入る何か ほんの少し 垣間見て 集合意識を撫でる 言葉は断片的に 散文詩に なりたがる じゃないと 形をつかめない 一旦整理中に 形は崩れる 悲しいも 嬉しいも 原型を留めず 形骸化 だから 中心と周縁の 真空を吹く風 宇宙に近い 無限の微細波 なんたら かんたら 生きた正しい記憶 アーカイブ それしかいらない それしか遠くへ 僕を運べない 妥協しない 命

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          8本
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        記事

          この風に乗って

          母親が 聞いたことない 声でくしゃみをした さっき あなたの前で 僕は黙って 内観をしていた 本当のことを ずっと 見ていた あなたが誰で どこから来て どこへ行くのか 僕が本当に 欲しかったものは あまりくれなかったね 持ってなかったんだね 普通に育てば こうはならないよ 分かりにくいから 諦めて我慢して 本当に欲しかったものに こだわり過ぎて 遂に僕は あなたに対する当て付けで 自分の人生を 壊したのかもしれない これが最後のチャンスだろう 僕は東京へ行く 東京

          この風に乗って

          ゴーレムが護る街

          すり減るなり 対抗措置発効 のんびりしたい 幸せなリフト揺れ 眼下の荒れ野は ぶちまけたペンキか 血潮の跡か 寒い昼の空の下 思い出はまた コードに繋がれ コートにくるまれ ふわふわの中 知る術を廃棄処分 ゴーレムが護る街を 誰かが築いた後で AIがリセットする 水が濁れば 足を洗えよ 古代人の語りが サイレンのように 下校時間に合わせて 夕暮れに染まりゆく ドキドキを切り離して 何回も生まれ変わりたい 記憶はその都度 失くしても DNAは 人体を記憶したいらしい 廃棄処分に

          ゴーレムが護る街

          グラスに射す光

          孤独をベースに 考えるか そうでないものをベースに 考えるか オセロのような 表裏 クルクルまわる 万華鏡 気分次第で 天国も 地獄も ホログラフィックな空に 映し出されて 人はそれを 人生だと 世界だと 呼んでいる すべてが 凪いだ部屋で グラスに射す光が ただ美しく 僕はただ 溶けていくだけの 名もない何かだった──

          グラスに射す光

          生きる扉

          知らない人のいる場所で 慣れるまでの 孤独が 新しい始まりの痛みと 重なり 一日のタスクが 終わった後の 小さな安らぎは パースペクティブを 広く高く 積み上げていくだろう だから 諦めたらだめだ 坂を登り切るまで アクセルの深いところは 踏んでおく その先にきっと 生きる扉が開いて 新しい世界が 待っているはずだから

          短歌集【4】

          さらさらと  流れる水の  音近く 瞳を閉じて  我を忘れる 夕闇や  程よく疲れ  過ぎる風 帰る夜道と   献立音 ブランコや   寂しげ揺れる  影牡丹 煌々と鳴る   青白き火 バッタ飛ぶ   生きる姿に  我重ね 死ぬのは嫌と  思ってるかい? 今日終わり  明日の支度  始めたら 昨日の写真   笑ってら    

          短歌集【4】

          紫の底

          見える毒も 見えない毒も 形を決める 作用があるなら── 遠くまで 見渡せない 小さなつぶやき 小川のせせらぎ 誰のノイズ また沈む 紫の底 守るほどの決意はありや 護られるほどの資格はありや また紫の底へ 漂う記憶 光を見つけたら 色が霞んで 揺れる 刹那的な言葉 悶えながら 手を差し出して 握る先は 神様か否か 悪魔か否か どっちでも── 紫の底へ 忙しさに流れ 流され 思いは大気に 触れる一瞬で 僕らを形作るから 誰のことも 見えないままに 光を見ていた

          JAZZ個人的10選Ⅱ

          1年以上前に「JAZZ個人的10選」をして以来の第2弾です。少し前に「夏のうた【JAZZ編】」でJAZZをやったりしましたが、正式なシリーズとしてはかなり空いてしまい、何とかまたやっていけたらと思ったりします。まあ最近は秋の夜長に合う音楽やっており、ジャンル的にはJAZZはかなりピッタリと来ると思ったので、洋楽邦楽を少し止めて、こっちで失礼します。前回1年前とかなどに書いたりしておりますが、僕とJAZZの出会いについても少し。初めはほとんど縁がなくて、邦楽洋楽ばかり聴いていた

          JAZZ個人的10選Ⅱ

          難波の用事に行ったついでになんばパークスに移転したタワーレコード難波店に初めて行って30年来のファンのボン・ジョヴィの40周年記念のベスト盤、初回限定の8800円もして、今金欠やのに頑張って買いました🐱今を逃すと後悔しそうやし、青春のバンドであの頃の元気をもらいたいです💦

          難波の用事に行ったついでになんばパークスに移転したタワーレコード難波店に初めて行って30年来のファンのボン・ジョヴィの40周年記念のベスト盤、初回限定の8800円もして、今金欠やのに頑張って買いました🐱今を逃すと後悔しそうやし、青春のバンドであの頃の元気をもらいたいです💦

          昼頃、用事で大阪難波に行った際、高島屋の前で大リーグドジャースの大谷翔平投手が3回目のMVPに輝いたニュースの号外を配っていたので、人生初の号外をゲットしました😄おめでとう、大谷🐱次はサイ・ヤング賞でありとあらゆる賞をコンプリートしてください🤠

          昼頃、用事で大阪難波に行った際、高島屋の前で大リーグドジャースの大谷翔平投手が3回目のMVPに輝いたニュースの号外を配っていたので、人生初の号外をゲットしました😄おめでとう、大谷🐱次はサイ・ヤング賞でありとあらゆる賞をコンプリートしてください🤠

          コンプレックス

          劣等感にまみれた 痛みを忘れる 僕を忘れる うまく 逃げたことも 忘れる 新しく生まれ変わった先を 転々とする 逃げている訳じゃないが 自分が誰か 誰よりも 掴めていない 不確かさだけが ずっと 奥の方で響いている 血まみれの手で 幸福に触ろうとするのを 止めているのは ずっと 繋がっている 今は忘れた カオナシ坊やだろう 生まれ変わった 仮面の下で いつ終わるとも しれない 絶望を生きる 生きていることすら 忘れて 何なんだよ お前は── 学生時代の 劣等感が リアルに吹

          コンプレックス

          通り道

          しなければならない 服を脱いだ 小さな僕 水を飲む 善悪の細いすき間 通り道 裏道 重ねる想い出 光が差す 遠くへ行きたい 生まれ変わりたい 水を被せ 光を当てる 本当の生命が 伸びていく道に 想い出を重ねる やっと終わる やっと── まだ 終わりたくなかったと 安心したがるが それも 光の下で 何でもなくなるから 未来の記憶が そう語る 細い道 通り道 裏道 そう並べたなら 影は無限遠に 消える音をもって この星をセットするだろう 思考が現実化するのは きっと それからだ

          静かな青い空

          静かな青い空が どこまでも 遠くへ広がっていく 幼い僕は デパートの屋上で 空を見上げるのが 好きだった あの空は まだこの胸に広がっていて どうしてあんなにも 吸い込まれそうになるくらいに 青いんだろう ──天国に一番近い色── 不意にそう思ったことがあった 死にたいわけではなかったが 非日常的なあの青が どこか遠くへ 僕を連れて行った たった一人の屋上で 静かな青のパノラマが 僕だけのために 広がっている 寂しいやら 人に合わせるやら 何もかも忘れて 青に染まる それだけ

          静かな青い空