桜街スピカ

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桜街(さくらまち)スピカ 週2回くらいで詩を投稿したり、呟いたり。 第18回「文芸思潮」現代詩賞一次審査通過 (絵や小説はこちらから![pixiv]→https://www.pixiv.net/users/6761091)

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    始まってまだまもない幼い思いを、どう育むのか。その先で何を思うのか。「これから」の私を詠っていきます!利用写真:写真AC (2024 5月~)

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[詩]「命の価値」

早朝 思い出を歩く 路上の光 片隅にある 暖かな記憶 あの故郷が 寂れていく 都会でも 田舎でも 大人になったら あの景色は もう見れない 焼き付いた フィルムに 残るだけ 優しい 風が吹く 親しんだ 公園のベンチ 腰を下ろして 思いを馳せる 過去を生きて 今を生きて そして 未来に生きていく 私達の記憶 初めて 友達と遊んだ あの日も 初めて 自転車に 乗れたあの日も 初めて 転んだ道端で 泣いたあの日も

    • 物足りない気がするの! 最新作「鎖を切って!」 →https://note.com/happy_daisy640/n/nf49fcb0d89fa

      • [詩]「鎖を切って!」

        封じられた羽 打ち付けた 船のアンカー 動かない この身体 不自由な 気がした なぁ 窮屈な事実を 破れないか 探しているの 手頃な武器 憂鬱ブルーな 深夜二時 気晴らしの夜 ブラ散歩 消えかけた 蛍光灯の下 グローな香り 紫煙の幽霊が 滅びを待った 浮かぶ狼煙は 救援信号 なんだか いつも 心は何かに 縛られている 意味のない 無課金の精神 楽しいだけの 縛りプレイ ああ 物足りないの 世界は広い その筈な

        • そういえば、説明し損ねてたんですが、詩の表題はテーマとして定めてから「50篇」で変えると決めているので、数ヶ月に一回のペースで変わってます。(そのため、未だ投稿してない詩がいくらかあったりします。) 該当画像「テーマと視覚化」 https://note.com/happy_daisy640/n/ne7b85c3749ec

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        [詩]「命の価値」

        • 物足りない気がするの! 最新作「鎖を切って!」 →https://note.com/happy_daisy640/n/nf49fcb0d89fa

        • [詩]「鎖を切って!」

        • そういえば、説明し損ねてたんですが、詩の表題はテーマとして定めてから「50篇」で変えると決めているので、数ヶ月に一回のペースで変わってます。(そのため、未だ投稿してない詩がいくらかあったりします。) 該当画像「テーマと視覚化」 https://note.com/happy_daisy640/n/ne7b85c3749ec

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          「見つけられた気がしたから。」 最新作「羅針盤」 →https://note.com/happy_daisy640/n/n83a654517a33 (画像:高知 桂浜より)

          「見つけられた気がしたから。」 最新作「羅針盤」 →https://note.com/happy_daisy640/n/n83a654517a33 (画像:高知 桂浜より)

          [詩]「羅針盤」

          海風に 揺れる船 青空に 陰る雲 羅針盤が 見当たらない 航海の旅に 目的がない 分からない 生きる目的 なんてもの 辿り着きたい 目標地点すらも 持っている方が 珍しいもので ただ 気に入ったものと 漠然とした 憧れがあった ああ 貴女のように なりたかった 誰かの羅針盤に なってみたかった 目的を与えて あげたかった 私がかつて 熱を帯びたように その「目標」のために 生きていたいと 思えたように けれど そ

          [詩]「羅針盤」

          この物語はフィクションです。 最新作 小説『失恋を経て』 →https://note.com/happy_daisy640/n/n1de0d8015944

          この物語はフィクションです。 最新作 小説『失恋を経て』 →https://note.com/happy_daisy640/n/n1de0d8015944

          小説『失恋を経て』

          それはそれは。 遠い昔のこと。 私にとって「恋」というものが、とても大切なものだったことを覚えています。 なぜなら。 今の私が生きているのは、「恋」という衝撃が心を壊したからなのです。 分かりやすく言うと、失恋したからです。 おかしな考えかもしれませんが、私は「恋」というものを「一人の人間が成長するために経験するもの」だと考えています。 けして、恋を成就させるだとか、肉体関係を持つことが全てではないと思うのです。 どうして、私がこのような考えに至ったのか。

          小説『失恋を経て』

          「孕んだ狂気を置き去りにして。」 リンバスカンパニーに影響された詩です。 最新作「Overclocking」 →https://note.com/happy_daisy640/n/ncd04ed0b72fc

          「孕んだ狂気を置き去りにして。」 リンバスカンパニーに影響された詩です。 最新作「Overclocking」 →https://note.com/happy_daisy640/n/ncd04ed0b72fc

          [詩]「Overclocking」

          時計を割って 狂気を見せた ここは何処か 夜の街を バスが往く 道中の旅路は 暖かい光で 満ちている 信号が変わる 頭によぎる 恐れを為す 心の乱れ 身体すら 害してしまう もう顔すら 見たくない 大嫌いな 貴女の記憶 浮かび上がる 二つの選択肢 赤と白 私は白 そう 信じてたから あの日 あの時 あの街から 抜け出した 後悔はないよ 例え誰が 否定したって 狂気に委ねる 日々よりはマシ 電車に乗って バスに

          [詩]「Overclocking」

          雑記の目的は主に二つあったりします。 1.「自分の考えをネットに記録する」 2.「この雑記から、読者の考えるきっかけを作る」 以上2点を念頭において貰えると嬉しいです。 雑記「何故について考える。」 →https://note.com/happy_daisy640/n/n2e6dc7f3a344

          雑記の目的は主に二つあったりします。 1.「自分の考えをネットに記録する」 2.「この雑記から、読者の考えるきっかけを作る」 以上2点を念頭において貰えると嬉しいです。 雑記「何故について考える。」 →https://note.com/happy_daisy640/n/n2e6dc7f3a344

          雑記「何故について考える」

          ⚠️注意事項 この記事では、大体が適当な事を言ってるだけだったりします。なので、話し半分に聞いてくれると幸いです。 「何故について考える」 「何でそれをしようと思ったの?」 「何に悩んでいるの?」 大人に近づいていく中で、「何故」を聞かれることが増えてきた。 それはそうだ。 相手に私の意図など分かる筈がない。 それはなぜか。 理由を言葉にしなければ、自分だって分からないからだ。 だからこそ、私は誰かに「何故」を聞かれることが苦痛だった。 今ではかろうじて、

          雑記「何故について考える」

          あの恋情に、別れを告げて。 最新作「海葬」 →https://note.com/happy_daisy640/n/n97cf2b29b332

          あの恋情に、別れを告げて。 最新作「海葬」 →https://note.com/happy_daisy640/n/n97cf2b29b332

          [詩]「海葬」

          白い砂浜 青い海原 ありきたりな 言葉と関係 ありきたりな boy meets girl たったのひととき 刹那の恋情 私の中で 何かが壊れる 僕の中で 何かが変わる そう 紛れもなく 恋をしていた そんな 懐かしい 青い夏のこと 熱を秘めた ひとりごとに ありもしない 未来の空想 そんな私を 「囚われないで」 白い砂浜が 誘っている 「戻らないで」 青い海原は 受け入れる あの日のこと 貴方の気持ちを 思いやれず

          [詩]「海葬」

          本当の意味を。 最新作「草を食む」 →https://note.com/happy_daisy640/n/n3bc2fd26fda7

          本当の意味を。 最新作「草を食む」 →https://note.com/happy_daisy640/n/n3bc2fd26fda7

          [詩]「草を食む」

          草原の香り 遥かな青空 地平線の 向こう側 ぽつりと ひとり 柔らかい風が 近況を知らせ 切ない香りが 空間を包む 何だか少し 寂しいけれど 牧歌的な 生活だ 今日も一日が 終わっていく 何気ない日々に 手を合わせて 目を瞑れば 暖かい記憶 逃げ続けた 果ての景色 そこには 誰もいないけど 不思議と 心が満ちていた 空を見つめ ふと思う 見つめた空は 繋がるだろうか 私が見限った 過去に向けて 元気だろうか 歪

          [詩]「草を食む」