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桜街スピカ
2024年5月23日 19:31
暗がりに満ちる光私はただこの瞬間切り取った一瞬がどうしても愛おしくて死を思えばいつか終わる寂しいけれど輝いている歩を進め橋を渡り川を越え彼岸花の向こう側例え遠くに行ったとしてもいっぱいの気持ちを語らおう生きていたいからだるまさんたちは転がってひとりひとり消えていく最後に残るのは私だけ
2024年5月19日 20:56
ふわりふわり宙に浮く綿毛のレターは旅立って 息をするように手紙を書く綴った言葉は散っていくふわりふわりいつか芽吹くその日まで誰かの心に宿るまで無意味だとしても生きていたから風を感じていた光が満ちていた思い返す過去にさよならを諦感が満ちたから飛んでいけ夢想する未来へ希望で満ちたからふわりふわり言葉を飛ばし
2024年5月17日 23:32
今日は何をしようか爛々と駅前に降りる心に抱く夢が輝く夢を仕事に稼ぐためじゃないありきたりじゃない道のりだ陽の目を浴びない日陰にて実るのはほんの一握りどれだけ立派に芽吹いても誰にも知られず花を散らすけれどそこには自由があるどこまでも輝く青空の下で追い続けるだけ絶望すらも昇華されていくさぁ明日は
2024年5月14日 19:40
薄く線を引いた他人と私の境界線誰もここまでは薄く膜を張った他人と私の境界線白線のその先で笑う伝えたいことはあんまりなくて他人への関心が薄れていく長きに渡り完成した精神の鉛これからの日々で壊れることはないだろう心残りがあるとするなら線を引けるほど強くなってしまったこと弱くなってしまったこと
2024年5月11日 19:36
変わる未来とモヤモヤ幕が開ければ語り部はいつも全てを知っているフリをする不定形な役者達セットされた舞台の裏で溜め込んだ感情が破裂した決められた言葉を裏切って台本通りの日々にさようなら先は見えないノープランで生きている何が起こるかも知らないで未だ雲行きは怪しくてでも確かなのは未来には倒れた私がいる
2024年5月8日 22:44
1.かみさまはんてんするらくえんのくらいくらいちかしつでめがみさまにたすけてもらったあなたはわたしのすべてになったあなたといるだけでみたされるこころどんなしごとでもたえられるくらいほかにはなにもいらなくてただただいっしょにいたかったそれだけなんだ2.回顧録というべきものあれから時は経って私は彼女と離別した彼
2024年5月3日 21:43
欠けているものがあった心に穴が空いていた何が足りないのかその答えを求めるように積み重なっていくルーズリーフ目が悪くなるほど手が黒ずむほど知識が増えるその裏で何が出来るかを考えていた詠われていく慰みの詩突き詰めていく一人旅やがて心は満たされていったその傍らでふと気になった当然のように一人じゃない貴方集団の中で輝く
2024年4月29日 18:02
焦がれた声で湖の水を掬えば差し掛かる中盤戦これからも旅は続く辿り着く果ても知らないけれど私を救うのは私の役目そう信じて歩き続けるもしもこの弱さを認めてしまえたなら生きることを諦めたなら楽になれるとしても嗚呼もう辞めてしまおうそんな思考を振り切った何度だって失望した他人に運命を託しても誰かに
2024年4月27日 22:51
忘れられない思い出がある忘れられない景色がある吐き出したいほど苦しいものもある甘くて切ないものもある心が震えるほど嬉しかったこともあるそんな初めての味があった忘れられない大切な日々があったそんな思い出の数々を今はそっとしまってしまおう心の戸棚の奥底にこれからの未来を生きるのに思い出している暇なんてない死に様
2024年4月26日 07:47
退廃的なディストピア機械的な双眸が見つめるこの世には多くの命がある多くの人がいて多くの考えがある導きだす合理的判断故に私は貴方を許す私たちの持つ善も悪も側面の一つ犯した罪も誰かを救った瞬間も当然あるだろう汚い策略もノープランな善行もいつの日か行ったはずだだって貴方は人間なのだから私は貴方を受け入
2024年4月24日 22:46
これはあの空を目指す旅閉じ籠ってた過去にさよならを誰に言われるまでもなく私は歩く前人未到の氷河を往け連なる山の数々凍える世界が吹き荒れて一歩進むごとに息すらも出来なくなっていくただひたすらに向かって来るこの寒さに山頂に近づくほどに退路も進路も消えていくように遥か遠く陽炎が笑う果てはないどこまで行っても広がる
2024年4月23日 07:02
旅の開幕白い花が揺れて白色の箱が走る降り立った先街を歩けば見えてくる紅の門を潜ると景色が移り変わる未知への緊張は解かれていく穏やかな晴れ模様苦難も地獄も乗り越えたならそこは天国たとえばそれが思い違いでも空蝉のように果てたなら白い花が咲く初々しく白桃が香る春が来る眼前を過ぎる街路樹のように口々に花
2024年4月21日 22:26
世界は社会は思ったより広いそして思ったより狭い私はまだ何も知らない自分のことも貴方のことも無い物ねだりの私達道徳的な社会と理性そうじゃない世界と本能何処にいたって井の中の蛙大海を知らない私達はいつか自由を夢に見るもしもの才能を空想するきっとどちらも持っていないけれど大きな夢はある生涯を詠
2024年4月18日 18:29
今いる私の現在地地上の貴方と地下に潜る私同じであっても 見当たらないね知らない場所に行こうGPSでターゲット減っていく充電時間とともに夜になっていくそれでも街は変わらない行き交う道は賑わって地下も地上も明るかった目的地まで行こう地図を使って出会った貴方と語らいあって会えない貴方を知らんぷりそれがどれだけ身勝