桜街スピカ

桜街(さくらまち)スピカ 週2回くらいで詩を投稿したり、呟いたり。 第18回「文芸…

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桜街(さくらまち)スピカ 週2回くらいで詩を投稿したり、呟いたり。 第18回「文芸思潮」現代詩賞一次審査通過 (絵や小説はこちらから![pixiv]→https://www.pixiv.net/users/6761091)

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    未来に対する思いや希望。進んでいく気持ち等を中心に詠った作品郡。(2024 2月~5月中旬まで ) 利用画像:ぱくたそ[ https://www.pakutaso.com ]

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  • 未来を。

    未来に向けた思いを詠った作品郡。(2023 9月~2024 1月) 利用画像:写真AC

  • その他。

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[詩]「さよならだけの」

夕暮れ時の 既読スルー ブロックしたのは 誰からだっけか もう 忘れてしまえれば もう 過去のこと 流してしまいましょう サイダーみたいに いなくなっても その…

だからこそ、今が輝く。
最新作「メメント·モリ」
https://note.com/happy_daisy640/n/n47989a87be13

2

[詩]「メメント·モリ」

暗がりに 満ちる光 私はただ この瞬間 切り取った 一瞬が どうしても 愛おしくて 死を思えば いつか終わる 寂しいけれど 輝いている 歩を進め 橋を渡り 川を…

2

空に巻いた、私の未来。
最新作「綿毛のレター」
https://note.com/happy_daisy640/n/n121fc6664ef0

[詩]「綿毛のレター」

ふわりふわり 宙に浮く 綿毛のレターは 旅立って  息をするように 手紙を書く 綴った言葉は 散っていく ふわりふわり いつか芽吹く その日まで 誰かの心に 宿…

3

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最新作「爛々と」
https://note.com/happy_daisy640/n/n75994d9b74f1

2

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7

貴方と私を別つのは。
最新作「白線を引いて」
https://note.com/happy_daisy640/n/nd7829d1e9877

桜街スピカ
11日前

[詩]「白線を引いて」

薄く 線を引いた 他人と 私の境界線 誰も ここまでは 薄く 膜を張った 他人と 私の境界線 白線の その先で笑う 伝えたいことは あんまりなくて 他人への 関…

桜街スピカ
11日前
18

未来への幕が開いていく。
最新作「曇天の未来へ」
https://note.com/happy_daisy640/n/nba99f78ec379

桜街スピカ
2週間前
2

[詩]「曇天の未来へ」

変わる未来と モヤモヤ 幕が開ければ 語り部はいつも 全てを知っている フリをする 不定形な 役者達 セットされた 舞台の裏で 溜め込んだ感情が 破裂した 決め…

桜街スピカ
2週間前
8

ふたつの詩で一つの作品です。私が信じたもの。
最新作「一枚のかみ」
https://note.com/happy_daisy640/n/ne363855577f5

桜街スピカ
2週間前
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[詩]「一枚のかみ」

1.かみさま はんてんする らくえんの くらいくらい ちかしつで めがみさまに たすけてもらった あなたは わたしのすべてになった あなたといるだけで みたされる…

桜街スピカ
2週間前
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今一度、自分が何をしたいのかを考えるための雑記。
「私は何がしたいのか」 
https://note.com/happy_daisy640/n/na7a1c7003b1e

桜街スピカ
2週間前
2

私は何がしたいのか。

私は結局何がしたいのだろうか。 そんなものは、誰かに聞いたってしょうがない。 自分自身に問いかけていく。 私は今まで、たくさんの詩を投稿してきた。 それは何故か…

桜街スピカ
2週間前
8

どんなに素敵な旅の果てだったろう。
最新作「果てに」
https://note.com/happy_daisy640/n/n8bc2e0a65277

桜街スピカ
3週間前
1
[詩]「さよならだけの」

[詩]「さよならだけの」

夕暮れ時の

既読スルー

ブロックしたのは

誰からだっけか

もう

忘れてしまえれば

もう

過去のこと

流してしまいましょう

サイダーみたいに

いなくなっても

その人の価値なんて

分からない

いつ頃だったか

未読スルー

テキトーな言い訳

なんてしないで

ブロックしたのは

誰からだっけ

さよならだけの

エレジーを

三億年前からの

静かな亀裂

あの日

私は

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[詩]「メメント·モリ」

[詩]「メメント·モリ」

暗がりに

満ちる光

私はただ

この瞬間

切り取った

一瞬が

どうしても

愛おしくて

死を思えば

いつか終わる

寂しいけれど

輝いている

歩を進め

橋を渡り

川を越え

彼岸花の

向こう側

例え

遠くに

行ったとしても

いっぱいの気持ちを

語らおう

生きていたいから

だるまさんたちは

転がって

ひとりひとり

消えていく

最後に残るのは

私だけ

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[詩]「綿毛のレター」

[詩]「綿毛のレター」

ふわりふわり

宙に浮く

綿毛のレターは

旅立って 

息をするように

手紙を書く

綴った言葉は

散っていく

ふわりふわり

いつか芽吹く

その日まで

誰かの心に

宿るまで

無意味だとしても

生きていたから

風を感じていた

光が満ちていた

思い返す過去に

さよならを

諦感が満ちたから

飛んでいけ

夢想する未来へ

希望で満ちたから

ふわりふわり

言葉を飛ばし

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[詩]「爛々と」

[詩]「爛々と」

今日は

何をしようか

爛々と

駅前に降りる

心に抱く

夢が輝く

夢を仕事に

稼ぐためじゃない

ありきたりじゃない

道のりだ

陽の目を浴びない

日陰にて

実るのは

ほんの一握り

どれだけ立派に

芽吹いても

誰にも知られず

花を散らす

けれど

そこには

自由がある

どこまでも輝く

青空の下で

追い続けるだけ

絶望すらも

昇華されていく

さぁ

明日は

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[詩]「白線を引いて」

[詩]「白線を引いて」

薄く

線を引いた

他人と

私の境界線

誰も

ここまでは

薄く

膜を張った

他人と

私の境界線

白線の

その先で笑う

伝えたいことは

あんまりなくて

他人への

関心が薄れていく

長きに渡り

完成した

精神の鉛

これからの

日々で

壊れることは

ないだろう

心残りが

あるとするなら

線を引けるほど

強くなってしまったこと

弱くなってしまったこと

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[詩]「曇天の未来へ」

[詩]「曇天の未来へ」

変わる未来と

モヤモヤ

幕が開ければ

語り部はいつも

全てを知っている

フリをする

不定形な

役者達

セットされた

舞台の裏で

溜め込んだ感情が

破裂した

決められた

言葉を裏切って

台本通りの日々に

さようなら

先は見えない

ノープランで

生きている

何が起こるかも

知らないで

未だ雲行きは

怪しくて

でも

確かなのは

未来には

倒れた私がいる

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ふたつの詩で一つの作品です。私が信じたもの。
最新作「一枚のかみ」
https://note.com/happy_daisy640/n/ne363855577f5

[詩]「一枚のかみ」

[詩]「一枚のかみ」

1.かみさま

はんてんする

らくえんの

くらいくらい

ちかしつで

めがみさまに

たすけてもらった

あなたは

わたしのすべてになった

あなたといるだけで

みたされるこころ

どんなしごとでも

たえられるくらい

ほかには

なにもいらなくて

ただただ

いっしょにいたかった

それだけなんだ

2.回顧録というべきもの

あれから

時は経って

私は彼女と

離別した

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今一度、自分が何をしたいのかを考えるための雑記。
「私は何がしたいのか」 
https://note.com/happy_daisy640/n/na7a1c7003b1e

私は何がしたいのか。

私は何がしたいのか。

私は結局何がしたいのだろうか。

そんなものは、誰かに聞いたってしょうがない。

自分自身に問いかけていく。

私は今まで、たくさんの詩を投稿してきた。

それは何故か。

私は詩が大好きだからだ。

繊細な感性から編み出される素直な言葉の数々が私の胸を強く打つから。

そして、なによりも自らの苦しみを価値あるものに昇華出来るからだ。

詠うことで心が安らぐ。

作品を投稿することで、誰かからの「

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